エピソード40 

危なくナイフ

 少し前のことです。昨年(2002年8月末〜9月頭)にWashington D.C.とN.Y.を旅行しました。そして帰りの便。夕食前に出てくるオードブル用の食器として出てきたのは写真のようなフォークとナイフ…。 タイミングとしては全米同時多発テロのちょうど1年後。食事が終わる頃、スチュワーデスさんに尋ねてみました。

 

「ナイフはプラスチックなんですね」

 「そうなんです。NYのテロの後から…

「フォークは金属なのは何故?」

 「…、テロの直後はフォークもプラスチックだったんですけど、だんだん時間とともにセキュリティが緩んできて、そのうちフォークは金属になったんです」

「は?」

 (プラスチックが金属ほど危なくないのはいいとして、フォークはナイフほど危なくない…?そうかなぁ?)『僕がテロリストだったら、この金属フォークであなたを脅して…』とは言えませんでしたが。 

 

「テロ対策でフォークもナイフもプラスチックで沢山作ったんだけど、そのうち『金属に戻してもいいよ』になって、在庫がはけたものから順に金属に戻したら、偶然フォークが先になったんちゃう?」 とは根拠lessな同僚談。確かにそうなのかも…

 

 余談ですが、後で話題にしようと思って、ビジネスクラスで食器やら食事やら出てくるたびにデジカメ構えるのは結構恥ずかしかったりして…。

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