エピソード31 

銅・白金・金剛石

 私が良く使うANAには飛行機を頻繁に利用する人のために、ブロンズ会員、プラチナ会員、ダイヤモンド会員という3種類の会員制度を設けています(似たような制度は国内も含め各国の航空会社にあります)。私は、去年かなり飛行機を使う出張とプライベートの用件が多かったのですが、その結果何とかプラチナ会員になりました。

 

 では、その達成基準は…というと、webサイトにも紹介されていますが「年間のプラチナポイント(ANAに乗った場合、国内線マイル数×2+国際線マイル数です)が計30,000ポイントおよび50回以上」ですって。2週間に1回東京−大阪を往復するくらいでぎりぎり届かない、それくらいの条件です。これに1回くらい海外出張があると間違いなく基準クリアとなりますが…。何にしても、去年はよう乗ったんやなぁ〜。

 

 この会員になったときのメリット(少なくとも筆者の場合最も実感している)は、その後のマイレージが割増で登録される、ではなく、飛行機に乗る前にただビールが飲める、ただジュースが飲める…です。私はなんてせこい男なんでしょう!!もう少し、詳しく説明すると、全国の主要な空港には必ず航空会社運営のラウンジがあります。よーく見ているとサラリーマンが搭乗待合室脇の部屋に消えていく…そういう光景をしばしば目にすると思います。部屋に入れば新聞、雑誌が置いてあり、ジュースやコーヒーやビールが飲み放題になっており(ただし、つまみはピーナッツ&おかきのみ)、ただでパソコン充電&通信しながらくつろげるようになっているわけです。雰囲気からすると、いかにも階級社会の欧米でできたシステムって言う感じです。

 

 今朝、飛行機に乗ったら、最近の良く見る光景なのですが、スチュワーデスさんがプリンタから打ち出したような連続紙を持っているので、私は当てずっぽうで、
「それって、乗客名リストとか載ってるんでしょう?」
 って聞いたら、
「そうです。お客様のお名前はつっちぃ(←実際は本名です)様ですよね」
 って言われてびっくりしました。プラチナ会員はチェックしてあります…とのことで悪い気はしないです。でもそんな会員、世の中にはごまんといるんでしょ。そんなに大したもんじゃないですよ。私なんか会社の金で乗っているだけだし…。むしろ、私の横のご年配の方々にサービスしといた方があとあと効果大きいかも…。

 

 そうそう、あとプラチナ会員の大きなメリットはアップグレード券というのがあって、国際線で1.5往復分のアップグレード(エコノミーならビジネスクラスへ、ビジネスならファーストクラスへ移行)できるんですよね。これは大きいです。今年はプライベートで使ってみようっと。

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