窓閉め棒 | |||
正確には窓ではなく、ブラインドですが…。欧州便のほとんどは、往路は太陽を追っかけて昼間のエリアを飛び、復路は夜のエリアを突っ切って飛びます。それ故、前者の場合、ブラインドは下ろすよう機内アナウンスがあります。でも後者の場合、飛行機が飛び立って乗客が寝始める前に外が夜になってしまうのでブラインドをおろすのが徹底しないときがあります。 作者はこの出張で2階席に乗っていました。この機では2階席は5,6列くらいしかないため満員ながら20人くらいの乗客しかいなかったのです。窓は両側合わせて20個くらいあったと思いますがほとんど開いたままの状態になっていました。そして行程も半ば過ぎた頃、おそらく作者以外の乗客はみな寝静まっていたと思いますが、飛行機が夜のエリアを抜け、機内が明るくなりはじめました。
「うわっ。俺の席、通路側じゃん!!どうしよ。どうしよ」 |
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