よもやま06 

家の中のゴキブリ

 6月に入っていよいよ夏って感じですね。夏というと、セミが鳴き始めたりして、昆虫が最も元気になる季節でもあるわけですが、害虫も元気になってしまうので手放しでは喜べません。ハエや蚊もきらいですが、一般家庭の3大害虫のもうひとつであるゴキブリも大嫌いです。たぶん、この3種の中で最も殺虫剤に対する耐性が強いのではないでしょうか。殺虫剤といえば、この前、「フマキラー」のコマーシャルを見ていたら、「1匹見つけたら家の中には50匹隠れている。」ということを言っていました。私が子供のころは「1匹見つけた→30匹隠れている」のはずだったのに…。いつの間に増えたんでしょう。それになんで?平均的な住宅のサイズがどんどん大きくなっているから隠れる場所が増えたんでしょうか。そもそも、新築の家に知らないうちにゴキブリが住みつく時ってどうやって入ってくるのでしょう?マンションとかだと這って入るのも飛んで入るのも難しそうですよね。

 私の実家ではゴキブリが這い回っているのを見たことが無いので未だに0×50=0で家の中に一匹もいないんじゃないかと思っていますが、過去に一回だけ入ってこようとしたのを阻止したことがあります。夏の夜に玄関をあけて訪ねてきた近所の人と話していたときに「ブーン」と飛んで入ってきたのです。家中大騒ぎして、隠れるところの無い廊下の隅に追い詰めたんですが、途端に、「逆襲」を食らってしまいました。結構有名な話ですが、ゴキブリって追い詰めると突然向かって飛んでくるんです。そのときは、どたばたと空中戦をやっているうちに鼻の頭に止まられて「ひぃっ」と叩き落しました。結局、殺虫剤でしとめましたが、「さすがに人類が滅びても生き残るだろうといわれている生物だな〜。」と彼(彼女?)の勇気に変に感心してしまいました。

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