人質解放!


すっかり忘れてました。ちゅうわけで、すこし語ってみました。

無事に解放されましたが、その後が大変だったようです。
日本国内のマスコミは、人質を「自己責任だ!」と攻めていますが、外国のマスコミは、「なぜ解放された人質の方が責められるの?」と言って理解出来ないようです。

推定でしか書けないですが、私は外国の反応の原因をこう考えています。
1.日本以外の国は、戦争の放棄を行っていない。(いつでも強引に救出に行ける)
2.自国民がたとえ海外で、自ら不用意な行動等をして拉致されたとしても救出する場合がある。またそれが国の義務である。(税金払ってるからね)
3.「自分たちは正しいことを行っている(正義)」ってことが基本。逆に言うと「自分たち以外は、すべて間違っている(悪)」(ある意味すっきりしていていいんだが…)

前にも書いた通り、私は、今回の場合は、人質になった方が不用意に行動した結果だと思います。が、外国では、そう考える人があまりいなくて、「自分の国の人が極悪人に捕まってる。」つまり、そこに至る経緯はどうでもよくて、結果しか見ない。だから「?」という反応が返ってくる。

ただ、今回のことで、救出にかかった費用(飛行機代)を請求するのはどうかと思うのですが。ここは、やっぱり国が持つべきでしょう。なぜなら、本人たちは帰国するための帰りの飛行機の手配または、旅費を用意して行ってるでしょうし、こういった事態にならなければ何事もなく帰ってきたはずです。国によって強制的に切り上げて帰国させられているので、当然その費用は国が払うべきです。

テレビで見たネタですが、陸上で遭難した場合の捜索費用は全て遭難者持ちというのもおかしな話だと思います。人の命がかかっている捜索のための費用くらいは、出しましょうよ。そういった場合は、自衛隊にすぐに出て行ってもらいましょう。潜入した工作員を捜す訓練にもなりそうですし…。

投稿日時: 火 - 5月 4, 2004 at 12:00 午前