Posted by 樋口 on 2001/12/07 03:10:02:
堺市が進めてきた「学童保育のびのびルームの廃止」・「民間保育所への全面委託」計画が破綻しました。 指導員600名は、2002年度の雇用継続を勝ちとりました(当ユニオン未来宛にも即日、雇用継続を約束する文書が届きまし)。 堺市当局は、昨日(6日)の市議会で「来年3月末ののびのびルーム廃止を断念する」ことを表明。主な理由として、「民間保育園への委託という見直し案は、新たな財政支出を伴うため再検討せざるを得ない。」としています。 つまり、今の「事業団(市100%出資)」委託から、保育園への完全な民間委託に切り替えて安く上げようと目論んだが、民間保育園側から今の2倍から3倍(14億円から21億円)ともいわれる金額を吹っかけられて、止む無く断念ということらしいのです。 今年4月段階では、「1年延期」「2002年度は必ず実施」といっていた当局も、今回は明らかにトーンダウン。「平成14年度以降ものびのびルームを継続する」といっています。市立保育所を毎年2箇所ずつ民間法人に売り飛ばすという計画も3年目にして頓挫しており、「市立幼稚園全廃」という案も立ち消えになりそうな雲行き。「何でもかんでも民間委託で」と走り出していた堺市ですが、ここにきて大きくずっこけました! 樋口 徹 tohiguc@qg7.so-net.ne.jp 「ええかげんにせえ!堺市」ユニオン未来(一人でもだれでも入れる労働組合)のサイトhttp://www13.u-page.so-net.ne.jp/qg7/tohiguc/
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