いよいよ開廷しました（１）

「東羽衣保育所裁判」がいよいよ始まりました。10時の開廷に先立ち、9時30分に全員集合。昨夕のニュース特集に続き、テレビ大阪の取材があり、歩道から裁判所に入るところを撮影していただきました。すでに前日、弁護団は裁判官（東大阪市保育所入所裁判と同じ顔ぶれ）と面談しており、被告側からの答弁書も届いているそうです。被告側の弁護団は高石市の顧問弁護士でもある中坊公平事務所の精鋭だそうで、弁護士２名と市側のいつもの３人（部長、次長、参事）が出席していました。各方面からの応援傍聴があり、定員４５席の傍聴席は満席で、立ち見も出ていました。所要時間は原告の意見陳述も含めて１０分ほどだったのですが、次の事件に移り私たちが出たあとはガラガラでした。この裁判における私たちの「請求の原因」は［入所選択権］と［廃止する場合の説明責任］、［廃止にともなう損害］なのですが、被告側は大阪府を通じて厚生労働省から「入所選択権は存在しない」というような内容の文書をファクスで入手しており、はたしてこの文書が厚生労働省の公式文書なのか一担当者の意見なのかをこれから追求しなければなりません。
（つづく）

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