傍聴御礼ならびにご報告

In Reply to: 17日はいよいよ控訴審の第２回 Posted by 管理人 on 2004/11/15 15:56:16:

昨日午前10時から、東羽衣保育所裁判の控訴審・第２回口頭弁論が大阪高裁・73号法廷で行われました。平日の午前中という時間帯にもかかわらず、傍聴にご参加されたみなさん、本当にありがとうございました。
弁論では、この日提出された原告側の意見書・陳述書、甲121号、122号、124号、そして近日中（２週間以内とクギをさされました）に提出予定の甲123号の書証について、被告側の反論が準備書面もしくは意見書（御用学者の？）として提出されるということになり、それに対する原告側からの再反論をもって審議を終結し、次回、3月8日（火）午前10時の口頭弁論で結審することが決まりました。
弁論終了後、プロボノセンターに移動して報告会を行い、弁護士さんから本日の 弁論について解説がありました。その概要を列記しますと…　
次回の口頭弁論で結審予定。今日は田村教授（121号証）、亘理教授（122号証）、山敷さん（124号証）のものを提出した。学者さんの意見書 の骨子は「廃止は広範な裁量内」「廃止は保育の解除にあたらない」という一審の判決に対する意見書。一審は地方自治法で判断された。田村意見書では道路通行の権利、一審判決が学説に反することなどを判例などを引用して紹介。亘理意見書では行政契約からのアプローチで、八郎潟やフランスなどの事例を引用 してかなりキツく批判していました。いい意見書ができた。特に亘理教授のものは素晴らしい。言いたいことを言ってくれている。あとは裁判所が素直に考えるアタマをもっているかどうか。亘理意見書は明快！　切れ味するどい。一審判決は裁判所が悩んだ結果のもの。
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今後の予定
平成17年3月8日（火）午前10時＝高裁結審（73号法廷）
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その他の予定
11月30日（火）午後1時15分＝枚方裁判（地裁・806号法廷）
平成17年 1月18日（火）午後1時15分＝大東裁判・判決言い渡し（地裁・806号法廷）

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