Posted by 素朴な疑問 on 2004/09/13 00:36:57: In Reply to: Re: 民営化反対が理解できない。 Posted by Mac on 2004/09/11 04:35:27:
私の住んでいるところの保育士の有給は,週休2日土日の他に,公務員の権利として,年間20〜30日ぐらい全てとっていたと思います。 それで,年収600〜800万ぐらい。 休むと替わりの保育士が入るので,また,税金がかかる。 この不景気の時代,会社勤めの庶民の感覚からするとおかしい。 これでは,財政が苦しくなるのもあたりまえかなと思います。 公務員として保障された権利と言われればそれまでですが。 子どものことを考えていたら,年間の有給を完全消化して,担当している子どもを臨時の保育士にまかせるでしょうか。 保育の向上を,大儀名分にして,労働条件の改善要求を行ってきたとしか思えないのです。 そして,そのような活動を熱心に行っている保育士ほど,子どもや保護者への態度が高圧的で悪かった。仕事で迎えが遅くなると嫌な顔をされる。保育士が早く帰りたいからです。 公立保育園にも,人間性の豊かな人がいました。 熱心に,文句もいわず,権利の主張より,保育士としてやるべきことの 義務を果たそうとしていました。 全国的に公立保育園で,延長保育や休日保育の取組みが遅れたのは保育士が,夜遅くまで働くことや,休日出勤することに反対したからです。 もし,子どものことを熱心に考えたら,時間外でも休日でも働きます。 公立は民間より,身分が保障され,労働条件もよく,給料も高いのですから,民間保育園よりも,延長保育や休日保育,障害児保育を積極的に 取り組むべきです。 しかし,実態はその逆です。 長い間,公務員という身分保障にあぐらをかいていたから,全国的に民営化という動きになってきたと思うのです。 余談ですが,市役所に行くと,一生懸命働いている人と,暇そうにしている人がいて,同じ給料なのも変だと感じます。 給料は税金なのですから,暇そうにしている公務員は,減らした方がいいと思います。 保育園に限らず,あらゆる公的なサービス(病院,学校など)が破綻してきたのは,公務員制度の矛盾によるものだと思います。 管理人さん,MACさんの意見はとてもよくわかり,共感,賛成できます。 そして,行政の説明責任,プロセスにも問題があります。 しかし,上で書いてきたようなことから,公立保育士が係わっている 民営化反対運動には,欺瞞を感じてしまうのです。 ご指摘のとおり,私自身も公立は悪いと偏った見方をしているかもしれませんが,公立の良さも知っているつもりです。 公立がいい,民間がいい,右がいい左がいいという議論ではなくて, 公立と私立のよいところを集めたような,よりよい保育園を作っていくための前向き,建設的な話し合いが必要ではないでしょうか。 MACさんのように建設的な議論が,全国で行われればと切に願います。
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