Posted by テラ on 2002/01/08 22:12:37:
調子市立金子保育園の取り組みは、とても興味深かった。 数年前、PTA全国大会でジェームス三木さんの講演を聞いた。 ドラマの主人公になる条件は2つある。 1つは、問題が起きてドラマは始まる。 問題が新たな問題を生み、問題と問題が複雑に絡み合って、人間模様を織り成しながらドラマは展開していく。 主人公は、この問題を解決していく人である。 しかし、ただ問題をさっさと解決していくだけでは、面白みがない、味がない。 主人公になるためのもう1つの条件は、そこに人生が語れることだ。 昔、子どもに何不自由ない暮らしをさせてやりたい、おなかいっぱい食べさせてやりたい、それが目標だった。 今、望むものはたいていお金で買えるなか、子どもに自分自身のドラマの主人公になれるように、問題解決能力を身に付けさせてあげて下さい。 どうすればよいか、子どもから問題を取り上げるのではなく、自分で考え解決できるように適切なアドバイスをする。 そして、人生を語ってあげてください。 と言うような内容だったと記憶しています。 結果ではなく過程。 問題は起きるもの、ただ、どうやって解決するか。 その過程を見せることも教育ではないかと思います。 保育所問題の1つの側面として、子どもを中心にした、一連の大人の態度に親として、どうしても主張しておかなければならない問題を感じます。
|
このメッセージに返事を書く |