第2回口頭弁論の傍聴御礼


[コメントツリー表示を見る] [発言時刻順表示を見る]

Posted by 管理人 on 2001/12/28 15:35:36:

    本日、大阪地裁806号法廷において、「東羽衣保育所裁判」の第2回口頭弁論(民事事件の場合、公判ではなく口頭弁論というそうなので今後訂正します)が行われました。裁判所も含め、官庁御用納めという日程にもかかわらず、傍聴には第1回以上の皆さん(約60人)がかけつけてくださり、法廷内に入りきれない状態でした(立ち見が禁止されたため)。忙しい中、また寒い中、お集りいただいた皆さん、本当にありがとうございました。

    さて、今回はまず、先に市側が出した厚生労働省の入所選択権に関する見解(大阪府を介して送られてきた文責不明のファクス文書)が、本当に省としてものなのかどうかを質しました。原告側弁護団では、担当者レベルのものであるという情報を入手しており、それを改めて実証することになりました。次に、1月25日を期限に市が当該園の保護者に提出を要求している「入所変更申込書」(民営化園を選ぶか、他園に転所するかの選択=当然、存続を想定していない=これを提出すると裁判が無効になるという被告側の主張)は、当裁判の執行停止と大きく関連する事柄だけに、期限を延ばすよう要求しました。しかし現実問題として来年4月の入所スケジュールを考えると無理に延ばすこともできず、さりとて判決を早くすると裁判所もじっくり検討できないという支障がありますが、結果として存続した場合は現行園を希望するという一文を添えればいい(被告側弁護士)という回答が得られました。

    次回の口頭弁論は2月8日、15日という日程が両者で合わず、少し間があいて来年2月22日(金)午後1時10分と決まりました。したがって、執行停止の判決は3月になるようです。市側が大阪府に保育所廃止の届け出をするのが2月中なので、3月にもつれ込んだのは、ちょっと残念です。


このメッセージに返事を書く

ハンドル:
タイトル:
内容: