□■ 7日目 * 11/23 ■□
スワン川クルーズ
 
 
8:30起床。チェックアウトして荷物預けたら$4もして、チェックイン前に荷物を預けたときはお金がかからなかったからびっくりした。でもそういえばカナダでユースホステルに泊まっていたとき、荷物は預かってくれなくてホステル内にあるコインロッカーに入れていたのを思い出した。今日の夕方に空港へ行くシャトルバスの予約をして、ユースホステルを出た。
 
ガイドブックに9:45発のスワン川クルーズがあると書いてあったので、今日はこれに参加しようと船着場へ行ったらギリギリの時間で、慌ててチケットを買おうとしたら10:30発に変更になっていた。川辺でアイスクリームを食べながら出発までのんびりしていた。私が参加したのはコーヒーグルメクルーズでコーヒーを飲みながらの2時間半のクルーズ。日本人は私だけだった。最初に船内で同じテーブルだった男性がNECのロゴ入りのラガーシャツみたいなのを着ていた。社員なのか?デザインなのか?話す機会がなくて聞けずじまいだった。出航してから私はずっと外のソファに座っていた。川沿いには広々とした公園やかわいい家が並んでいて眺めは美しく、天気は良いし、ちょっと風が強いけど気持ちいい。写真を撮ってもらったおじさんはニュージーランドのクライストチャーチからの旅行者で5年前に日本へ行ったことがあると言っていた。「今の日本の気候は?」と聞かれ、「寒い、寒い!来月はホワイト・クリスマスになるかも。」と言ったら驚いていた。今ここはこんなに暑いのに、そりゃ驚くよね。おじさんは「黒くてロール状の食べ物はきらい」と苦い顔をしていて、酸っぱいのと生魚がダメなようで、寿司は苦手らしい。私はお刺身大好きで、嫌いな人が気の毒でならない。でもアザラシの生肉は食べられないから、そういう感じなんだろうな…。クルーズの最後はスタッフの女性の歌で終わった。みんな一緒に歌ってたから世界的に有名な歌なんだろうけど、私にはチンプンカンプンだった。
 
 
 
 
 
 
 

ちょっとした湾の周りに
かわいい家が建っていた
 

ヨットハーバーのようなところで
カモメ(?)に餌付けをした
 

水上スキーをしている人がいた
でも川の水はちょっと茶色いの
私は入りたくない…。

クルーズが終わりパースの
中心地が見えてきた
 
 
 
お昼ごはんはノースブリッジのアジアンモール(左)へ行き、この間、シーフード・ビーフンを食べたお店(左下)で海老の汁ビーフン(下)を食べた。これまためちゃくちゃうまいっ!!泣けてくるっ。今日は夜日本へ帰ってしまうので、出来れば夕方もう一度ビーフンを食べたい。

午後はヘイストリート辺りをぶらついた。カリヨン・センターのフードコートでメニューにないアイス・カプチーノを頼んだら、カフェラテの上にアイスクリームとたーっぷりの生クリームをのせてくれた。この生クリームがスプレー式のでヘアムースのような仕組みになっていて、なんとなく気持ち悪くて全部よけた。外を歩いていたとき、昨日ピナクルズ・ツアーで一緒だったケイコちゃんにバッタリ会って「仕事がんばってね」なんて言われてしまった。・・・そうだ。明日から仕事だ。
 


ヘイストリートにあるロンドンコート。
そういわれてみればロンドンのような…
(行ったことないけど)。
 

マクドナルドには$1カフェというのが
あって、コーヒー、カプチーノ、紅茶
などなど、$1(約70円)で買える
カプチーノはおいしかったよ!
 
一度ユースホステルに戻り、チェックアウトしてるから本当はいけないんだろうけどシャワーを浴びた。今朝まで使えた3階のバス・トイレルームは使用禁止になっていた。私は3階の部屋だったから、トイレに行くのにいちいち2階まで行かなくてはならなくなるところだった。夕方、おなかが空かずに、もう一度ビーフンを食べられなかった。。。
 
街はクリスマスの飾り付けが
ところどころにされていた。
 
18:15にノースブリッジ・ユースホステルの前にシャトルバスが来るはずなのに30分過ぎても来ない。昨日のピナクルズ・ツアーのこともあるし、待ってはみたものの、空港行きのシャトルバスがこんなに遅れるのはおかしい。フロントの人に聞いてみたら電話で確認してくれて、今日の18:15の予約は入っていないと言われてしまった。予約確認の紙はもらったかと聞かれたけど、そんなのもらっていない。誰に予約したのかとかいろいろ聞かれたけど、結局私の予約は明日の18:15に入っていたそうでタクシーで空港に行くしかない。お金がシャトルバスの運賃しか残っていなくて、タクシーはカードが使えるか?と聞いたら大丈夫というのでホッとした。フロントの人がタクシーを呼んでくれて空港へ向った。30分くらいしか乗ってないのに見事に乗り物酔いをしてしまった。これから飛行機に乗るのに…。ちょっとしんどい。支払いのときにVISAカードを出したら、窓にVISAのシールが貼ってあるのに使えないと言われた。ドキドキしてJCBカードを出したら、無線で確認して使えた。T/Cがあるけど$100だから、おつりを現金でもらったら両替の率が悪くなってしまう。よかった…。
 
出発の2時間ちょっと前に着いたのにチェックインカウンターが開いていなくて空港はガランとしていた。しばらく待ってチェックイン後に売店へ行ってみたら、お店は全部閉まっていた。出発便が少ないため、飛行機の出発時間にあわせてお店を開けているのだそう。日本人だらけになったところで、ようやくお店が全部開いた。出国審査の方へ行こうとしたら荷物の重さを量られ、5kg超えてるから手荷物には出来ないと言われてしまった。行きは大丈夫だったのに。ゲートの近くのワインショップで白ワインを1本買った。そのお店はバリバリの白人オーストラリア人が流暢な日本語で応対していた。出発ゲート前で待っていたら、ゲートが変更になり移動して待っていたけど搭乗の案内がない。入口に係員もいない。そうこうしているうちに入口のモニターにファイナルコールの文字が出た。どうなっているんだろう?と周りがザワザワしてきたころ、やっと搭乗が始まった。そして22:10発がちょっと遅れて無事離陸。外は真っ暗で街の明かりがきれいだった。機内食でこの旅で初めてオージービーフを食べたけど、カレーだったから、なんとなくオージービーフっていう実感がなかった。明日の朝、成田に着いて、そのまま会社へ直行で昼から仕事。飛行機の中ではとにかく寝ようとしたけど、あまり眠れず朝になってしまった。
 
今回、初めて最初から最後まで全部ひとり旅をしたけど、やっぱりひとりは寂しい。でも帰ってきてから数日経って、じわじわと楽しかった気持ちも出てきた。またひとり旅をしようと心に誓ったのでした。
  

 
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