2000年10月6日(金)
出国審査で私の前にいるひとは…なんか見たことある後姿。確実ではないけどたぶん電波少年のTプロデューサーだ。きっと私のほうが先に並んでいて前から見てもわからなかっただろう。私は密かにTプロデューサーファン。「本物か?!」と様子をうかがっていたけど、咳払いの声が似ていたし、黒の皮ジャンだし、あの後姿だし…。まわりのひとは誰一人気づいていない様子で、Tプロデューサーは気づいて欲しいのか、誰かを探しているのか、ずっとキョロキョロしていた。もしかしてまっちゃんも近くにいたのか…? 私は大韓航空が嫌いだった。ソウル編でも書いたけど、絶対に乗りたくない飛行機のかなり上位に位置していた。でもこの間ソウルへ行ったときに私の勝手なイメージは覆された。そして今回のロス行きもいい感じ。アメリカ系の飛行機より座席はゆったりしている気がするし、日本の音楽を聞いていたら私の大好きな「ララララブソング」と「別れの予感」も流れているし快適♪快適♪やっぱ、テレサテンっていいねぇ〜。そしていよいよ楽しみにしていた大評判のビビンバにご対面する瞬間がやってきた。 「ビビンバとお魚、どちらがよろしいですか?」 よろしいですか?の「で」くらいでもう「ビビンバッ!!」と叫んでいた私。まつこと数分…。恐れていた事態発生。「申し訳ございません。ビビンバが品切れでして…」「え゛ーっ(`ε´)」私はスチュワーデスに向って思いっきり膨れっ面をした。それを見たスチュワーデスは半笑い。しぶしぶ「あんこうの中華風炒め」を受け取った。あまりのショックにしばらく手をつけられず、怒りまくっていた。だって隣のひとはビビンバまぜまぜしてるんだもん…。「おいしーねー」とか言っちゃってさっ。ずっとホイルが被さったあんこうの中華風炒めを睨んでいたけど、あんこうに罪はない。「まー、味見してみるか」と半分くらい食べた(味見じゃないじゃん)。2回目の機内食で出たパンは暖かくて、まわりパリッ!中がふかっ!としていておいしかった。頭から「ビビンバ食べれず」という文字が消えず、ほとんど眠れずにロスに着いてしまった。 怒りのショット(^^;) 2回目の機内食 フルーツ or オムレツ ロスからラスベガスへはナショナル航空に乗る。旅行会社から日程表が届いたときにナショナル航空の存在を初めて知った。チェックインすると私の席は確保できたんだけど、たけちゃんの席はオーバーブッキング。また後で来るように指示された。私は今までオーバーブッキングになったことがないので焦ったけど、キャンセル待ちで飛行機に乗ることができた。
ラスベガスの空港からは旅行会社の送迎車で宿泊先のベネチアンへ。ベネチアンではチェックインを手伝ってくれる現地係員が待っていた。フロントの長蛇の列には係員が並んでくれて、私たちは写真を撮ったりして待っていた。「チェックインくらい自分たちでできるさ」と思ったけど、やっぱりなんだか安心だ。係員は「このホテルは対応がものすごく良くて、さすが一流って感じです」と言っていた。係員は部屋まで案内してくれて、不備がないかチェックしていた。「あなたこそ感じがいいです」って言いたかった。係員が去ってからは部屋の撮影会が始まった。一通り撮り終えたら急に疲れが出てきて、1時間ばかり仮眠するつもりが3時間も眠ってしまった。
フォーラム・ショップスではナイキタウンでお買物。自分の短パンを買った。リバーシブルですっごくかわいいのだ♪フォーラム・ショップスのアトランティスという無料のショーは英語なので、見ていればわかるというわけではなくてよくわからない。
アトランティス 火の神と水の神ってことは雰囲気でわかったんだけど…
一度、部屋へ戻って荷物を置いてから、$50のT/Cを握り締め、いざカジノへ。私はカジノにはまったく興味がなくて、前回ラスベガスへ来たときは50セントのスロットマシーンを$1だけやった。カジノなんて無駄遣いだと思っていた。今回は来る前にラスベガス・フォーラムでビデオポーカーのやり方を読んでいるうちにやる気満々になってしまい、無料ソフトで練習もしてきた。ビデオポーカーはスロットマシーンと違って役を覚えなければ話しにならない。「運」だけでは勝てないのだ。練習の成果はというと…プラスになったりマイナスになったりを繰り返しているうちに、だんだん負けが込んできて結局0になってしまった。ここで教訓。「途中で辞めるということも大切です」 どうも私はゲームセンターとの区別がついていないみたい。 ちょっとだけ報告 |