■ 1日目 
 
 2000年10月6日(金)
  
 
  
 大韓航空 
  
  アメリカ行きの便=夕方っていうイメージだけど大韓航空001便ロス行きは13:55なので家を出るのがいつも会社に行く時間と変わらない。アメリカへ行く気分がまったくしない。朝食抜きだったので成田に着く頃にはお腹がグルグルキュウ〜ってうるさく、機内食にありつけるまではとてもじゃないけどもたないからラーメンを食べた。
 
 出国審査で私の前にいるひとは…なんか見たことある後姿。確実ではないけどたぶん電波少年のTプロデューサーだ。きっと私のほうが先に並んでいて前から見てもわからなかっただろう。私は密かにTプロデューサーファン。「本物か?!」と様子をうかがっていたけど、咳払いの声が似ていたし、黒の皮ジャンだし、あの後姿だし…。まわりのひとは誰一人気づいていない様子で、Tプロデューサーは気づいて欲しいのか、誰かを探しているのか、ずっとキョロキョロしていた。もしかしてまっちゃんも近くにいたのか…?
 
 私は大韓航空が嫌いだった。ソウル編でも書いたけど、絶対に乗りたくない飛行機のかなり上位に位置していた。でもこの間ソウルへ行ったときに私の勝手なイメージは覆された。そして今回のロス行きもいい感じ。アメリカ系の飛行機より座席はゆったりしている気がするし、日本の音楽を聞いていたら私の大好きな「ララララブソング」と「別れの予感」も流れているし快適♪快適♪やっぱ、テレサテンっていいねぇ〜。そしていよいよ楽しみにしていた大評判のビビンバにご対面する瞬間がやってきた。
 
「ビビンバとお魚、どちらがよろしいですか?」
 
よろしいですか?の「で」くらいでもう「ビビンバッ!!」と叫んでいた私。まつこと数分…。恐れていた事態発生。「申し訳ございません。ビビンバが品切れでして…」「え゛ーっ(`ε´)」私はスチュワーデスに向って思いっきり膨れっ面をした。それを見たスチュワーデスは半笑い。しぶしぶ「あんこうの中華風炒め」を受け取った。あまりのショックにしばらく手をつけられず、怒りまくっていた。だって隣のひとはビビンバまぜまぜしてるんだもん…。「おいしーねー」とか言っちゃってさっ。ずっとホイルが被さったあんこうの中華風炒めを睨んでいたけど、あんこうに罪はない。「まー、味見してみるか」と半分くらい食べた(味見じゃないじゃん)。2回目の機内食で出たパンは暖かくて、まわりパリッ!中がふかっ!としていておいしかった。頭から「ビビンバ食べれず」という文字が消えず、ほとんど眠れずにロスに着いてしまった。
 

怒りのショット(^^;)
 
   
2回目の機内食 フルーツ or オムレツ
 
 ロスからラスベガスへはナショナル航空に乗る。旅行会社から日程表が届いたときにナショナル航空の存在を初めて知った。チェックインすると私の席は確保できたんだけど、たけちゃんの席はオーバーブッキング。また後で来るように指示された。私は今までオーバーブッキングになったことがないので焦ったけど、キャンセル待ちで飛行機に乗ることができた。
  
  
 
 マッカラン国際空港 
 
バゲージクレームで荷物を待っている間に、まず一発。さすがラスベガス。
 

 
 
 
 ベネチアン 

 ラスベガスの空港からは旅行会社の送迎車で宿泊先のベネチアンへ。ベネチアンではチェックインを手伝ってくれる現地係員が待っていた。フロントの長蛇の列には係員が並んでくれて、私たちは写真を撮ったりして待っていた。「チェックインくらい自分たちでできるさ」と思ったけど、やっぱりなんだか安心だ。係員は「このホテルは対応がものすごく良くて、さすが一流って感じです」と言っていた。係員は部屋まで案内してくれて、不備がないかチェックしていた。「あなたこそ感じがいいです」って言いたかった。係員が去ってからは部屋の撮影会が始まった。一通り撮り終えたら急に疲れが出てきて、1時間ばかり仮眠するつもりが3時間も眠ってしまった。


フロントからカジノへ

ロビーのオブジェ
天井もすごい
シーツは軟らかめの糊付けで気持ちいい。
新しいホテルだからか、シーツとシーツに挟まっている毛布がほわほわ!直接肌にかけたいくらいだった。
ベッドエリアとリビングエリアの間には2段の階段がある。
ラスベガスのホテルには珍しく部屋に冷蔵庫がある。中に入っている飲み物を動かすとセンサーが反応して加算されてしまう。
デスクにはFAXがある。パーソナル・ナンバーをもらえて、直接送受信したり、パソコンのプリンタにもなる。

テレビと金庫が入っている。
テレビはベッドエリアとリビングエリアと
1台づつある。

部屋からの眺め。
デザート・インのゴルフコースが見えた。

バスルームはもちろんセパレート
トイレはちゃんと個室になっている

バスルームにこんなステキなものが!

 
 

 ベラッジオのバフェ 
  
 まずは夕食でベラッジオのバフェへ行った。まだ17:30だけど30分くらい待った。このバフェはカニがある。爪と足が半分に割ってあるのはちょっと生臭いけど、半分に割れていない足と胴体の間の関節の部分はおいしいので、行く方はそれを探して取ってね。他のオススメはローストビーフとシーザーサラダ。全体的には「そんなに言うほどおいしいか?」って感じだった。

左右対象に同じものが並んでいる

マリネ系もおいしいよ

ピザは薄いタイプ
パスタはブニブニ…
クッキーの上にクリームとイチゴがのったケーキの甘さは日本並。ソフトクリームも上品な甘さ。プリンはカラメルがいまいち。あとのは甘かった。
 
 
 
 ベラッジオの噴水ショー 
  
 ベラッジオの無料の噴水ショーは夜だと15分おきに見ることができる。流れる曲にあわせて噴水が踊るのだ。毎回曲が違って、私が見たのはコーラスライン。噴水は噴水でもスケールが違う。とにかくすごい。1000以上の噴水口から70m以上水が噴き上げる様子はものす〜んごい!これは絶対に絶対に見なくちゃだめっ!私は感動して涙がふたつぶ出てきたよ。これにはディズニーランドもお手上げだ!
 

 
  
 
 フォーラム・ショップス 

 フォーラム・ショップスではナイキタウンでお買物。自分の短パンを買った。リバーシブルですっごくかわいいのだ♪フォーラム・ショップスのアトランティスという無料のショーは英語なので、見ていればわかるというわけではなくてよくわからない。
 


アトランティス
火の神と水の神ってことは雰囲気でわかったんだけど…
天井は絵。時間によって夕暮れになる。この写真を見たひとはみな口をそろえて「ヴィーナスフォートみたい」と言ってたけど、ヴィーナスフォートがここを真似したのだ。
 

 

 ビデオポーカー 

 一度、部屋へ戻って荷物を置いてから、$50のT/Cを握り締め、いざカジノへ。私はカジノにはまったく興味がなくて、前回ラスベガスへ来たときは50セントのスロットマシーンを$1だけやった。カジノなんて無駄遣いだと思っていた。今回は来る前にラスベガス・フォーラムでビデオポーカーのやり方を読んでいるうちにやる気満々になってしまい、無料ソフトで練習もしてきた。ビデオポーカーはスロットマシーンと違って役を覚えなければ話しにならない。「運」だけでは勝てないのだ。練習の成果はというと…プラスになったりマイナスになったりを繰り返しているうちに、だんだん負けが込んできて結局0になってしまった。ここで教訓。「途中で辞めるということも大切です」 どうも私はゲームセンターとの区別がついていないみたい。

  
                         
   

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2日目