私は今回の旅でカナダの長距離バス会社の最大手グレイハウンド・カナダが発行しているカナダパスを利用しました。昔はアメリカのグレイハウンドが発行しているアメリカ国内で使えるアメリパスをカナダでも使用することが出来ましたが、現在ではアメリカのグレイハウンドとカナダのグレイハウンドは別会社になってしまったそうで、一部の路線を除いて使用することは出来ません。とっても残念です。
(ここに書いてあるのはすべて1997年6月23日現在のものです。)
カナダパスとは・・・
使える範囲
カナダパスの使い方
パスに乗ろう!
BEST SEATは?
無事目的地に着きますように・・・
目的地に到着!
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カナダパスとは・・・ |
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インターナショナル・カナダ・トラベルパスは外国人専用のバス周遊券なのでカナダ国内で買うことが出来ません。カナダに旅立つ前に日本の旅行会社で購入します。私は何件か旅行会社に電話しましたが、すべて値段が違いました。結局は航空券が一番安かった旅行会社がカナダパスも一番安かったです。カナダにいるじゅんちゃんの分も私が代わりに購入しました。その際、住所、名前、生年月日、パスポートNO.等が必要となります。
カナダ・トラベルパスは7日間、15日間、30日間、60日間の4種類あり、モントリオールより東では使えません。カナダ・トラベルパス・プラスは15日間、30日間、60日間の3種類あり、モントリオールより東では提携バス会社を使い、カナダの主要観光都市をほぼ回ることが出来ます。私が使っていたのはインターナショナル・カナダ・トラベルパス・プラスで30日間有効のもので、44,400円でした。
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使える範囲 |
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注:主に私が使ったところを抜粋してます。この他にも路線は
あるので詳しくはガイドブック等を見てくださいネ。
カナダトラベルパス |
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●モントリオールより西のカナダ全路線
(イエローナイフ⇔ハイリバー間を除く)
●トロント⇔ナイアガラ⇔バッファロー(USA)
⇔ニューヨーク(USA)
●バンクーバー⇔シアトル(USA) |
グレイハウンド・カナダ |
●トロント⇔オタワ
●トロント⇔モントリオール |
ボヤジェール・コロニアル・メイン・ライン |
●ニューヨーク(USA)⇔モントリオール |
グレイハウンドUSA |
●オタワ⇔モントリオール |
VIA鉄道(2等車のみ) |
カナダトラベルパス・プラス(上記路線に下記路線が加わる) |
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●リヴィエール・ド・ルー⇔フレデリクトン
(⇔セントジョン)⇔モンクトン⇔アムハースト
⇔シャーロットタウン |
SMTライン社 |
●アムハースト⇔ハリファックス |
アカディアン・ライン |
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カナダパスの使い方 |
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日本の旅行会社で購入したカナダパスのクーポンをグレイハウンドのバスディーポでカナダ・トラベル・パス・チケットブックと交換してもらいます。交換できるバスディーポはバンクーバー、カルガリー、エドモントン、ウィニペグ、トロント、モントリオールなどの主要都市です。トラベルパスは1枚目の持ち主の個人情報を書いたページと15枚のチケットが1冊の冊子になっていて、一番初めに使う日にカウンターの人が有効期限とパスの種類に穴を開けてくれます。クーポンは小さな片田舎では在庫切れになっている場合もあるかもしれないので、チケットが残り数枚になったら、なるべく大きなバスディーポにいるうちに新しいクーポンをもらっておきましょう。
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パスに乗ろう! |
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バスディーポのチケットカウンターでトラベルパスを出し、目的地を言うとチケットに出発地と目的地を書いてくれます。そのチケットにサインをしてカウンターでの手続きは終わりです。大きなバスディーポではゲートがたくさんあるので自分がどのバスに乗るのかをしっかりと確認しましょう。バスに乗るときにトランクに預ける荷物に荷物係の人が目的地のタグを付けてくれます。チケットカウンターで付けてくれたり、自分で付ける場合もあります。自分の荷物が積まれたことを確認したら、運転手さんにチケットをちぎってもらい、バスに乗り込みLet's
go!
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BEST
SEATは? |
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バスの一番後ろにはトイレがあります。その横にシートが3つ並んでいて、そこだとまるでベッドで寝ているかのような体勢で眠ることが出来るのです。しかし!そこはトイレの真横。トイレの薬臭い水の匂いが充満しているエリアです。私はその匂いがダメ。気持ち悪くなってしまうxxxそれに後ろの方は運転手さんの目の届きにくい場所で女性は危険だとガイドブックにも載っています。でも夜行バスのときに、あまり前過ぎると乗り降りする人に安眠を妨害されてしまうかも。ということで、やはり真中よりちょい前くらいがいいのではないでしょうか。。。
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無事目的地に着きますように・・・ |
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乗車中は数時間毎に休憩があります。長距離バスになると朝食・昼食・夕食の時間も取ります。このとき運転手さんが何分間休憩にして何時に出発するかを言うのでしっかりと聞き取りましょう!私は英語がほとんど分からず、とっても不安だったので、運転手さんの口の動きまで凝視しました。それでも不安だったのでトイレに行ったらとっとと戻ってきて、出発までバスのすぐ近くにいました。どうしてこんなにハラハラしなければならないのか・・・それは運転手さんが出発するときに乗客の人数を確認しないから。バスに乗っていなければ予定を変更して降りたとみなされ、荷物と共にバスは出発してしまうのです(人数を確認している運転手さんも結構いたけど)。バスに乗り遅れることなく順調に目的地に進んでいたら、あとは運転手さんの安全運転を祈りましょう。ちなみに長距離バスの運転手さんは約8時間毎に交代しています。日本の夜行スキーバスのように運転手さんが2人乗り込み、交代で運転するのではなく、次の運転手さんが乗ってきたら、それまでの運転手さんは降りてしまいます。安全運転でとっても頼もしい人ばかりですよ。
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目的地に到着! |
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目的地に着いたら荷物を受け取り、カウンター等で次の目的地までの時刻表をゲットしましょう。バスディーポは街のはずれにあることもあり、また取りに来るのも面倒です。行き先によってはバスが1日1本だったり、1週間に数本だったり・・・。バスを降りるときに運転手さんに“Thank
you!”の一言も忘れずにね。
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