June 20 fri. 曇り時々雪 〜
レイク三昧 〜
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8:30起床。夜中の3時に鳴ったベルは、再び8:00に鳴った。私は30分くらいベッドの中でうだうだしていたら、いつのまにか関西の女の子は出ていってしまった。今日はジャスパーまでヒッチハイクで行くと言っていたけど、どうしただろう・・・。9:00すぎにじゅんちゃんと待ち合わせをしているユース内にあるカフェへ行ったけど、待てどもじゅんちゃんは来ない。部屋まで見に行こうとしたら、走って来た。寝坊したらしい。まだ準備が出来ていないみたいなので、私はひとりで朝食を食べた。イングリッシュマフィンにハム、スクランブルエッグ、ねぎ、トマト、とろけるチーズがはさまっていて、フルーツサラダも付いていた。朝から$7も食べてしまったけど、これはなっとくのおいしさだった♪
レイクルイーズのユースホステル
湖までは遠いけど、きれいでかわいくておすすめ!
食べ終わってからじゅんちゃんと合流し、25日〜30日に滞在するバンクーバーのダウンタウンのユースの予約の電話をしたけど、もう26日と29日しか空いてなかった。日本に帰る日はダウンタウンにいた方がいいので、29日だけ予約をした。他の日はジェリコビーチの方のユースの予約をした。じゅんちゃんの目の前で英語を話すのは、すっごく恥ずかしい。。。
お昼前に、前にじゅんちゃんが住んでいたシャトーレイクルイーズの従業員寮のヒルサイドへタクシーで行った。今晩はそこにお世話になる。1泊分、宿代が浮いた。荷物を部屋に置いて、シャトーレイクルイーズ内を散策。じゅんちゃんが働いていたお土産屋さんは想像以上に高級で驚いた。お昼ごはんは社員食堂のBeenで、ラザニアとチーズケーキを食べた。なかなかおいしくて安かった。じゅんちゃんは冬の間ここにいたので、凍ったレイクルイーズしか見たことなくて、青緑色のレイクルイーズを見て驚いていた。
↑↓レイクルイーズ、お約束ショット
午後、レイクミラーとレイクアグネスのトレイルを登った。2.5kmくらいかな。ずーっと登りで思ったよりしんどくて、ふくらはぎと足の外側の付け根が痛い。ミラーレイクは湖というよりは池。ちょうど今、雪解けの季節らしく透明度がものすごい高い。すっごくきれいな水で感激してしまった。さらに登ったところにあるレイクアグネスは、まだほとんど凍っていて岸から1mくらいの所が解けていた。氷の色がエメラルドグリーンのところもあり、すっごくきれいだった。
レイクアグネス
ミラーレイク
ミラーレイクはまだ凍っていた
Tea Houseでホットチョコレートを飲んで休んでいるうちに、雪がひどくなってきてしまった。大丈夫かな?!と思いながら、Big
Behideへ向けて出発したものの、あまりの軽装(じゅんちゃんはTシャツと長袖シャツ)と吹雪のため、すぐに引き返してTea
Houseで雪が落ち付くのを待った。紅茶を頼んだらポットにカップ4杯分も入っていて、すっかりおなかいっぱいになった。雪が小降りになったすきに近道の方で下山したけど、こっちの方が道が険しくて大変だった。急がば回れとはこのこと・・・。私たちは山を甘く見ていた。以後気をつけよう。
↑↓急がば回れとはこのこと…
部屋に戻って、じゅんちゃんがモヤシ入りチャーメンを作ってくれた。インスタントやきそばってところかな。夜は私は他の部屋の空いているベッドとじゅんちゃんの寝袋を借りて寝た。じゅんちゃんは友達のベッドでふたりで寝た。
June 21 sat. 曇りのち晴れ
〜 ちょっとハイキングのつもりが…
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8:00起床。じゅんちゃんが私が寝ていた部屋に起こしに来た。今日はレイクルイーズを離れ、ツアーバスでアイスフィールドパークウエイを見物しながらジャスパーに向かう予定だったけど、昨日天気が悪くてハイキングが出来なかったので、アイスフィールドパークウエイは明日に変更することにした。
午前中は、じゅんちゃんの友達と一緒にジョンストン渓谷へ行った。きちんと整備された歩道を歩くので楽。ここには滝が2つあった。ちょうど雪解けシーズンなので水量がすごくて迫力満点。まだ雪が残っていて壁に張り付いている雪が青白く不思議な色をしていたのが印象的。駐車場の近くの芝生に座って、じゅんちゃんの友達が作ってくれたおにぎりを食べた。永谷園のお茶漬けの素を混ぜたおにぎりは、とってもおいしかった。
ジョンストン渓谷
帰り道に人だかりがあり、車を降りて行ってみると外人さんが「ほんの数分前まで熊がいたんだよ」と教えてくれた。悔しい!ぜひ、本物の熊を見たかった。車があればすぐに逃げることもできるし・・・。
一緒にジョンストン渓谷へ行った3人は午後はお仕事なので、じゅんちゃんとふたりで、昨日悪天候で断念した
big behide へ行くことにした。アグネスレイクまでは2回目なので、そんなにきつくない。今日は
Tea House の中には入らず、外のベンチでひと休みして、アグネスレイク沿いに歩き始める。あたりは一面の雪で、何度か滑ってしりもちをついてしまった。岩場もあり、足元がかなり危なっかしい。アグネスレイクを半周したところで、ここから上り坂が続く。この坂道がすごかった。山はかなりの急斜面で、幅30〜80cmくらいの道をスイッチバック方式でZ字型に登って行く。砂利道の部分があって足を滑らせ、かなりびびった。滑った瞬間「あぁ、私はあの半分凍った湖に落ちるのね・・・」なんて思ったりもした。でももっとびっくりしたのはじゅんちゃん。友達が目の前で急な坂を転げ落ち、湖にどぼん!じゃ、どうしたらいいのか・・・って感じよね。途中ですれ違った外人さんは本格的な山装備で、これまた驚いた。ここはハイキングというにはあまりにも過酷だ。途中で「なんでこんなところまで来たんだろう・・・」と何度も後悔した。やっとのことでスイッチバック道が終わり、大きな岩がごろごろしている、わりとなだらかな道をどんどん登って行った。行き止まりには展望台があり、遥か眼下にレイクルイーズとシャトーレイクルイーズが見える。とっても美しい眺めで、がんばって登ったかいがあったなーと、感無量だった。山登りをする人(私の両親)の気持ちがちょっぴりわかった気がする。もうあのスイッチバック道は絶対に歩きたくないので、帰りは逆サイドから降りることにした。初めのうちはきつい下りだったけど、登るより下るほうが断然楽。半分くらい降りたところで突然熊の声がした。一瞬、熊を見れる!と思ったけど、すぐに自分の身の危険を感じ焦った。「この先にいるのかな・・・」と恐る恐る歩いて行ったら、おっちゃんが熊の遠吠え(?)の真似をしていた。しかも楽しそうに。ったく!!そういう迷惑な行為はやめてよね!!歩きに歩いて、レイクルイーズの湖畔までたどり着いたときは、無性にうれしかった。でも歩けどもシャトーレイクルイーズは遥か遠く、ホテルから散歩してる人は優雅に歩いているけど、私たちは異常に疲れきっていた。やれやれと何気なく自分の手を見たら、すごいむくんで指が里芋みたいになっていた。いや、マジで…。
赤い矢印の小屋まで登った。
そこから見た景色が下の写真。
レイクルイーズとシャトーレイクルイーズ
真中の左寄りの白い部分がシャトーレイクルイーズ
23:30ごろ、じゅんちゃんは明日はここを出発するからと、ワーホリ仲間と飲みに行った。私は疲れすぎてそんな元気はどこにもなく、とっとと寝た。
バンフ
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