7日目 * 7/19
 

  
  

8:30起床。朝食はサブウェイでクラムチャウダーのセット。ひとり5ドルだったのに、お会計はふたりで5ドルだった。謎。コンドミニアムに戻ってロビーでとっしーとお互いの写真を撮りっこして遊んだ。デジカメはこういうときにすぐに見て笑えるから楽しい。
 
10:00にノースショアヘリコプターのひとが迎えに来て、途中でもうひとり日本人のおじいちゃんを拾ってから、一路ホノルル国際空港へ。このおじいちゃん、もう6年もハワイに通ってセスナを操縦して遊んでいるらしい。今回のハワイ滞在中も何度もフライトしているようだ。そんなふうに遊んでいるひとってたくさんいるんだそう。おじいちゃんは「海なんて行ったことないよ」と言っていた。
 
事務所に到着後、コーヒーを飲みながら、セスナについてのビデオを見た。スタッフは「あー、適当に見てください」なんて言っていたけど、そんなことはできない。わたしが操縦桿を握るのだから責任は重大だ、と、初めは真剣に見ていたものの、途中で思いっきり飽きちゃって、ソファの背もたれにひじをついて足を組み、テレビを横目で見るという超ダレダレモードになってしまった。まだビデオは終わっていないのに、スタッフは「ビデオいいですから、もう行きましょう」と呼びにきた。え・・っと、操縦の仕方、わからないんですけど。まぁ、いいっていうんだから、いっか。
 

電話もヘリコプター
使っているかどうかは不明
うしろにあるhitomiのCDジャケットに
ヘリコプターが写ってた
ここで撮影したってことかな

スタッフのお手製だと思われる
セスナ着操縦マニュアルビデオ
間違いなく眠くなる・・
 
 
 
外に出たらすぐにセスナに乗り込んでヘッドセットを装着。簡単に機体の説明を受けた。そんなもんで飛行機飛ばしちゃっていいわけ?いや、飛ばせるわけ?なんて心配をしているわたしのことは一切気にせず、スタッフは足元のペダルを踏んで滑走路に向かいましょう、と言う。これがものすごく難しい。わたしたちの乗ったセスナ機は生まれたての子牛のようにふらついていたと思う。いいのかなぁ、こんなんで。遠くにはNWのジャンボジェット機が見える。だってここはホノルル国際空港。ジャンボジェットから見れば、わたしの乗っているセスナ機なんてありんこみたいなもんだよ。そんなふらふらしている間にも、スタッフは管制塔とやり取りしていた。それはまさにパイロットのかっこいいあれ。そこんところはわたしにはやらせてくれないのね。やれといわれてもできないけど。
 
わたしが座っていたのは操縦席(左)。スタッフが座っていたのは副操縦席(右)。正と副とあるわけだけど、ちゃんと両方に同じ操作ができるように作られている。だからわたしがふらふらとセスナ機を走らせていても、ちゃんと横でスタッフが修正してくれていたのだ。そりゃそうだよねぇ。そんなこんなで滑走路に入り、なにやらパワーが出るレバーをつかまされ、スタッフもその上(=わたしの手)から握り、一緒にひっぱた。あれよあれよという間に機体は空中を飛んでいた。高度をぐんぐんと上げて1,500フィート(約450m)まで上昇し、ワイキキ上空へ。
 
国際線では海の上を飛んで、左側にワイキキの街が見えるけど、今日は右にワイキキの街と海が見える。いつもと違う眺めでちょっと感動。ダイヤモンドヘッド、カハラ、ハナウマ湾と周り、クアロア牧場、シーライフパーク、ポリネシア文化センターを眺めながらのフライト。緊張して操縦桿を握ると、前のめりになってしまい、操縦桿を押してしまう。操縦桿は押すと下降、引くと上昇するので、わたしたちのセスナ機はなんども下降していた。スタッフに「ここ(ダッシュボードっていうの?)と海が平行になるようにしていれば大丈夫」と何度もアドバイスされた。
  

ワイキキ上空通過中
 

左手に見えるのがワイキキビーチでございます
 

ダイヤモンドヘッド

ハナウマ湾
 
サンセットビーチ上空でスタッフの携帯電話がなった。ヘッドセットを外したスタッフは操縦桿からも手を離し「もしもし?もしもし?」と前も見ていない状態。このとき「すべてはわたしの手にかかってる・・」となんだかうれしかった。ちょっと上昇してみたり、下降してみたり、左に旋回してみたり。自分ひとりでセスナを操縦しているという実感ありありな時間だった。それ以外のときはほとんどスタッフの修正操作が入っていたからね・・。
 
 
ワイメアから左に旋回してパイナップル畑の上へ。すごい、茶色い大地だ。そしてパールハーバーの左側を飛んだ。9.11のテロ以降、パールハーバー上空は飛べなくなったんだそう。それまではパールハーバーの上をぐるぐる回っていたらしい。パールハーバーを過ぎるともうホノルル国際空港に着き、右に旋回、左に旋回してL8滑走路に着陸した。離陸と同様に着陸もわたしも操縦桿を握ってはいたものの、ほとんどスタッフが操作した。緊張していたのか、セスナ機から降りたらすごく喉が乾いていて、いただいた冷たい麦茶がとってもおいしかった。
 

パイナップル畑
 

パールハーバー
 

ホノルル国際空港

お世話になったセスナ機(4人乗り)
 
セスナ機操縦中の写真・ビデオはすべてとっしーが撮影してくれた。
途中から酔ってしまったらしい。とっしー、ごめんよ〜。
 
約1時間くらいセスナ機に乗っていたんだけど、正直、途中で飽きてしまった。オアフ島を半周するには1時間コースにするしかなかたのでしょうがない。きっと30分コースにしたら、物足りなかったような機がするし。帰りはスタッフにワードセンターまで送ってもらうはずだったのに、ワイキキに戻ってきてしまい、ワイキキでお客さんをピックアップしたあと、ワードセンターで降ろしてもらった。
 
ランチはカカアコ・キッチンで。ビーフシチューが給食の味っぽくて、素朴な感じでおいしかった。おなかいっぱいになったところでワードセンターとアラモアナでお買い物。すんごい疲れた。なのにワイキキに戻ってまたお買い物。とっしーの注文していた指輪ができたので取りに行った。まぁ、なんてかわゆいのでしょう!ボリュームあるんだけどラブリーな感じでとっしーにとてもよく似合っていた。
 
夕食はケオニでトムヤムクンとカレーとライスをチップけちるためにお持ち帰りにして部屋で食べた。コンドミニアムだと食器があるから便利。食べ終わったらABCストア巡り。明日は帰るんでね・・。夏休みはこれでおしまい。またハワイに行くぞ!!
 

左はとっしーの
右はわたしの
 

大好物のヤミ・ヨーグルト
わたしはプレーンにフルーツをのせるのが好き
 

ちょっと来ない間にアジアンなデザート屋ができていた
左はかき氷のマンゴーのせ これ、絶品
右はライチアイス これ、普通

ケオニのテイクアウト・ディナー2人前
1人前づつでよかった・・