1日目
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サヌールへ
 
 
 
 ガルーダ・インドネシア航空 
 
前回、バリ島へ行ったとき、ガルーダインドネシア航空にはもう乗るまい…と思っていた。今回の旅でもちょっとくらい高くてもJALに乗ろうと思っていた。でもガルーダインドネシア航空は2001年1月1日から成田−デンパサール間もNWのマイレージに加算されるようになったと知った瞬間、それまでさんざん「JALがいい!」と言っていた私はこの旅の相棒まきだすっちに「やっぱりガルーダにしよう。ガルーダでもいいよね?」と言っていた。
 
座席は禁煙席。でも食事が終わると「シュボ!」という音が多々聞こえ、つお〜んとタバコのニオイがしてきた。「なんなのっ?!」と後ろの席を睨みつけたら角刈りの頭が見えた。慌てて前を向きなおす。私たちの席の後ろから喫煙席だった…。あの狭い空間でタバコのニオイと戦うことの辛さったらもおおお!何度窓ガラスを突き破ろうと思ったことか…。
 
    
成田→ジャカルタの機内食
  

フィリピンらへん(たぶん)で見えた島
   
ガルーダの良いところは入国審査は機内で済ませてしまうというところ。JALで到着して入国審査の列に並んでいるひとたちの横を通り抜けるこの優越感!すんばらしいワ。
 
デンパサールの空港を出ると名前の紙を持ったお出迎えの人々がずらずらずらり。その中から自分の名前を必死こいて探す。あれは本当に恥ずかしい…。
  

 地元のレストラン 

   
今回のガイドさんはマデさん。ちょっと鼻毛が気になるけど、まぁ、いいひとだ。今日はサヌールで1泊。ホテルに向う前にレストランに寄ってもらうことにした。「ナシチャンプルを持ち帰りにしたい」と言ったのに、連れて行かれたのは観光客向けのレストラン。マデさんは「ひとり10ドルくらいしますけど、いいですか?」と言う。私が「地元のひとが行くようなレストランに行きたい」と言ったらちょっと驚いていた。そして連れて行ってくれたのがここ。エビを卵の衣をつけて揚げたのとミーゴレンを食べた。それと水を2本注文して合計17,000ルピア(約190円)。激安!!!持ち帰りにしてホテルの部屋で食べたかったんだけど、マデさんが「ワタシたちも夕食を食べたい」というのでここで食べることにした。なんで私たちが付き合わなくちゃいけないのか…もしかしてマデさんと運転手さんの代金も私たちが払うのか…?と思ってしまったけど、お会計のときの伝票には入っていなかった。内緒で入っていたとしても190円ならいいやー。  
食事中、子猫ちゃんが擦り寄ってきた。
 

奥の野菜炒めちっくなのはマデさんの。
ご飯の上にのせながら食べていた。

カメラを向けたら手を振ってくれた。
 
 
 グランド・バリ・ホテル 
 
サヌールで1泊だけするグランド・バリ・ホテルは老舗中の老舗。このホテルができたころは椰子の木より高いホテルを建ててはいけないというルールがなかったため10階建てなのだ。ラックレートはUS$190なのに、今回はUS$43だった。もちろんオーシャンビュー。
 
もともとは3泊5日の予定だった今回の旅。でも私が見つけた一番安い格安航空券は「4泊6日の設定で発売しているものだから、5日間の日程だと取れたかどうかの返事は出発の1ヶ月前になる」と旅行会社のひとに言われてしまった。そのときにひらめいた。成田発の便だとデンパサールに着くのは夜。それからウブドまで行くと10時とか11時とかになってしまう。寝るだけのために高いホテル代を払うのはもったいない!だったら安い航空券で行って、空港近くのホテルに泊まり、翌日に観光しながらウブドへ行けばいいんだ!そしてマサプロさんに予算に見合うホテルを紹介してもらったのがいくつかのクタのホテルとここだった。朝、部屋から海が見たい、静かな海を散歩したい、たぶんこういうことでもないとサヌールには行かないだろう…ということでこのホテルに決定したのだ。
 
ホテルでマデさんがチェックインをしてくれている間、ウェルカムジュースを飲んでで休んでいた。部屋までは坂上二郎似のおじちゃんが荷物を運んでくれた。チップは必要ないかな…と思ったけど、なんかかわいくて良くしてくれたので、ほんの気持ちチップをあげたら喜んでいた。部屋はちょっと古いけど清潔。まぁ老舗だしこんなもんでしょう。


 


チェックアウトのときのプレゼント

ウェルカムジュース
部屋からの眺め

     
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