フェアバンクス→アンカレッジ
   
昨日の昼間、ロビーでてけてけさんとY沢さんを待っていたとき、売店で「カミソリある〜?」って話している日本人男性がいた。「ふ〜ん、観光客(同じツアーのひとたちとか、スキーランドで見かけたひとたちなど)にしては流暢な英語だな〜。」とその男性を見ると、あれれ?どっかで見たことあるぞ…うわわっ!宇宙飛行士の毛利さんだっ!!テレビでしか見たことないから確実ではないけど、この旅行に来る前にスペース・ボーイ(だっけ?織田裕二と市川染五郎とユースケ・サンタマリアが出ていたドラマ)で審査官かなんかの役で出ていたのを見ていたから顔ははっきり覚えてるし、あの声は間違いない!どうしよう〜、握手してもらいたいな〜と思ったけど、一昨日のチェナで凍傷になりかけた指にキップパイロールをてんこもり塗っていてベタベタだったから躊躇してしまった。あれは本当に毛利さんだったのか?はにかむと片方の唇が上がるあの顔は本物だったと思うんだけど…。てけてけさんとY沢さんに興奮気味に話したら興味なさそうだった。また今日も売店に来ないかな〜と期待していたけど、毛利さん(かもしれないひと)は現れなかった。
 
最後に売店をブラブラしていたら同じツアーのおばさんが「私たちがチェナに行ったときに見たオーロラが今年一番だった(3/19の時点で)と聞いたわよ」と教えてくれた。わ〜い!だってあれは本当にすごかったもんな〜。初めて見たオーロラがかなりMAXだったなんて、来年以降に見るオーロラがしょぼくなっちゃうな〜。そう思うとラッキーだったのか、アンラッキーだったのか…。
 
フェアバンクスの空港までは目と鼻の先でラクラク。カウンターに並んでいるときの私たちと前田さんの会話…。
「何年こっちにいるんですか?」
前田さん 「アンカレッジとフェアバンクスに8〜9年です。」
「オーロラは見飽きたって感じですか?」
前田さん 「そんなことないですよ。でも感動はしません。昨日のオーロラは良かったみたいですよ。感動はしないけど。雲とか見ているようなもんですから。」
オーロラを見に来ているお客さんとする会話か?(^^;)でもそんなクールなところが私は大好きだった。前田さんとも今日でお別れって寂しいわ…。
 
私たちの順番がきて、チェックインするのを前田さんがサポートしてくれた。渡されたボーディングパスは3人の席はバラバラ。私たちは「まーいーかー」って感じだったけど、前田さんが「3人で並んでいる席にしてくれ」とリクエストしてくれた。カウンターのお姉さんは「う〜ん…」と難しい顔をしたけど、3人並びの席と変えてくれたら前田さんは「やればできるじゃないか」とつぶやいた。あ〜、おもしろい!前田さん、最高だよ!日本に来ることがあったら会いたいわ。お友達になってほし〜!
 
最後、別れ際に前田さんと私たち3人で写真を撮った。前田さんは「まー、また暇があったら来て下さい」といつもの顔で言った。おいおい、そんなんでいいのー?!(^^;) そして、防寒着のポケットからおもむろに“オーロラ証明書”を取り出し「お土産です」と言ってくれた。あんた、私たちにとっては大切な記念のものを、そんなポッケから…(^^;)
 
ゲートに行くと、ちょうどアンカレッジから飛行機が到着したばかりで、チェナに連れていってくれた女性ガイドさんがLOOK JTBの看板を持って立っていた。私は「あ〜!」と駆け寄って「昨日、トナカイのステーキ食べましたよ。」というと女性ガイドさんは「お金出して食べる価値ありました?まー話のタネにねー。」とにっこり笑って言った。
 
この2人のガイドさんがいたからフェアバンクスの滞在も数倍楽しくなったと思う。話をしていてもめんどくさいとか嫌がっている感じではなかったし、私は熱く語られるよりも、こんなふうにちょっと引いてるクールなひとが好き。この2人のガイドさんにはまた絶対に会いたいわ!!(来年も前田さんの会社を使っている旅行会社のツアーを探そう、そうてけてけさんと話している今日この頃なのだ。)
 
とうとう、フェアバンクスともお別れ。飛行機は13:00すぎに飛び立ち、ジュースを飲んだり、外の景色を見ていたり、うとうとしているうちに14:00すぎにアンカレッジに到着した。
 
  
アンカレッジ−フェアバンクス間をフライト中は絶景!
晴れていれば白と青の世界にうっとり♪
 
  
アンカレッジに到着
遠くに見える山々がビューティフォー!
   
    
   
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