JMIUカシフジ支部とは


JMIUカシフジ支部とは

正式名称・・・全日本金属情報機器労働組合(略称JMIU)京滋地方本部 カシフジ支部
住  所・・・〒601-8131 京都市南区上鳥羽鴨田28 (株)カシフジ
        tel(075)671-4465
        fax(075)672-4651
組合員数・・・162名(’02/08/16現在)
(株)カシフジの事業内容・・・工作機械製造業(主に歯車加工機「ホブ盤」)



運動方針

1.賃金・労働諸条件の前進や労働災害・健康破壊のない職場作りなど中小企業労働者の「生活確保」をめざして、全組合員の行動力を力に闘います。

2.産業の空洞化に反対し、大企業の横暴を許さず、日本の製造業を守りぬき、金属機械産業労働者の労働条件の向上と発展のためにJMIU京滋地方本部に結集して、「二方面の闘い」を積極的に取り組みます。

3.労働者の生活と職場を守るための、企業経営の安定と経営基盤の強化をめざし、全組合員の知恵と力を結集して
「21カシフジアクションプラン」の具体化と経営者への要求作りを行います。

4.参議院選挙・京都府知事選挙の勝利で、大企業の横暴規制、小選挙区制撤廃・消費税廃止、労働法制の改悪阻止、年金の改善、平和憲法の堅持など政治課題での前進めざし奮闘します。

5.組合員の団結と相互信頼を重視し、要求実現と中小企業労働者の「食と職」を守る運動めざし闘います。



「21カシフジアクションプラン」とは

21世紀のカシフジの職場作りをめざして

・私たち労働者が自らの職場の問題点を分析し、21世紀の「職と食」をまもる基盤作りをめざします。
・21世紀にはどんなカシフジにするのか、私たちの生活と生涯設計を基軸にその実現のためには職場がどうあらねばならないか、また一人一人の労働者はなにをしなければならないか、自らの企業と職場を「働くものの職場自治」という、視点で全組合員の英知を結集して取り組んでいきます。
・職場自治とは、自分たちの職場を自分たちの生涯の安定のために、自分たちで分析し会社に要求し実現めざす闘いです。また自分自身も仕事と職場の展望を作り出すために、自らも向上していこうとするのが職場自治の取り組みでもあります。
・このアクションプランは働くものの生涯設計(ライフサイクル設計)を柱に、それを実現するための職場作り運動です。

1.豊かさが実感できる生活の実現
  → 労働者の生涯設計プランの立案
2.開発営業・開発技術など積極経営による企業展望の拡大
  → 第三の柱の早期実現
3.それぞれの職場の将来展望作りと自らの改革
  → 現状の職場問題と将来に向けての取り組み
4.財務体質の強化・設備更新、開発資金確保
  → 安定企業への計画立案
5.外部環境の改善、日本工作機械工業会、同業労働組合への働きかけと政府・通産省に対する要求実現のための運動



いま、なぜ働くもののアクションプランが必要か

1.日本経済の全般的危機のもと、国民への大収奪及び産業の海外移転、国内でのせんれつ極まる過当競争のもとで、労働者・国民としてなにを守り、なにを変えなければならないか、時流に流されることなくしっかりと見極めなければならない時代にさしかっかています。

2.大企業のグローバル戦略のもとで、工作機械業界が産業全体から軽視され、工作機械そのものの役割を無視されつつある現状のもとで、「このままでいいのか」という問題提起を、労働組合側から起こしていかなければならない大切な時期にさしかかっています。

3.工作機械労働者の雇用と生活が、今ほど不安定で軽視されている時代はありません。他産業労働者との賃金比較でも年々格差が拡がりつつあり、自動車・電機・精密機器・産業機械・その他の業種平均でも2万から3万円も格差があり、また雇用状況もここ3〜4年の間に、就業人数が4万人から2.8万人へと激減しています。

4.カシフジも高齢化により労働者の構成が大きく変わり、現在の生産や開発、技術の伝承に影響を及ぼす重大な時期にさしかかっています。



もどる