電動ラジコンコーナーへようこそ

by 佐々木

since 18. Feb. 1999.


[メリット540]QRP製 2000.02.11数ヶ月ぶりの飛行

現在、保管モードです。
【02H仕様】
【ブラシレス仕様KBM42-30】1999.1.25
【1250SCRL仕様】
【0.4モジュール仕様】1999.6.21
【400+αブラシレスHBR13S】1999.9.24
【クロスにて】1999.10.2
【久しぶりの飛行】2000.2.11 小破&修復

モーター
02H+7010Wロータ コントロニックKBM42-30 02H+標準ロータ

アンプ
シュルツf21-28hes コントロニック3SL40-6-18 シュルツf21-28hes

バッテリー
三洋2000SCRC7セル 三洋1700SCRC7セル
受信機用110mAh4.8V
三洋1250SCR7セル

ペラ
E-Prop10.5×8 APC11×8 E-Prop10.5×8

ギヤユニット

京商改0.5モジュール
京商改0.4モジュール

ギヤ比

4.5

56:24

3.63

メカ
JR NES341×4、JR NER649s

フィルム
オラライト、翼裏面は蛍光塗装

全備重量

約1100g

1160g

約1000g

製作その他
尾輪にミニ4駆プーリーを使用。垂直尾翼の面積を若干増加
◆飛行について

【02H仕様】
 電動2機目の機体です。EPフラッシュと平行して製作しました。当初は、02Hノーマルローターにて7分ほどの飛行が可能でした。スタント性は申し分なく、十分楽しめます。ただし、着陸は結構難しい部類にはいると思います。現在は、7010Wローターに換え、楽しんでいます。十分パワフルな飛行となります。トルクロールは腕があればできるかもしれません。ひと昔の電動と言えば・・・でしたが、同サイズの15クラスのエンジン機にも決して劣っていません。着陸が難しいので、マーチ(QRP製)が普通に楽しむにはいいかと思います。

【ブラシレス仕様】 1999.1.25
 メリット540の機体にブラシレスはオーバーパワーと思いましたが、コンバット機の垂直上昇に見せられ、メリット540をブラシレス仕様としてしまいました。今回は、コントロニックのセンサーレスタイプのKBM42-30を使用しました。モーターを換装したところです。アンプは3SL40-6-18です。アンプは、軽量(ケーブル込みで50g)なんですが、BEC機能がないため受信機用の電源が必要となります。機体のスペース的に結構苦労しまして、結局、110mhAバッテリは、キャノピーにマジックテープ(ベリクロ)で取り付けています。モーターおよびアンプについては、坂本さんのHPに記載されています。(一応本HPにも記載)
 飛びについてですが、やっぱりオーバーパワーです。APC11×8のペラの場合、垂直上昇は果てしなく可能です。飛行後半においても、同じように可能です。通常の水平飛行は中速の位置です。トルクロールの練習と遊びの飛行ならば11×8でしょう。ただし、パターンとなるとE-Prop10.5×8がよりベターみたいです。垂直上昇も余裕でこなします。どちらとも、だいたい7分〜7分半のパワフルな飛行が可能です。このセンサーレスの本アンプは結構効率いいみたいで(特に中速域)、飛行時間が延びさらに、後半でも十分な飛びが可能です。ただし、あまりにもスロットルの位置に忠実にモーター回転を維持する傾向にあるという問題はありますが。

【1250SCRL仕様】
 最近は、ブラシレス+1250SCRバッテリーの組み合わせで、時間は短いがパワフルな飛行を楽しんでいました。2000SCRに比べると内部抵抗の差のため、若干回転数は落ちますが、約100g近くの軽量化が可能なため、APC11×8のペラの場合、バッテリー後半においても目が覚めるような垂直上昇は可能です。時間は4分半から5分というところでしょうか。

【0.4モジュール仕様】1999.6.21
 マーチにブラシレスを搭載するために、メリットの動力部は02H(標準)モーターに変更しました。ユニットはコンバット機に搭載し、調子の良かった0.4モジュール仕様です。バッテリーを1250SCRとすれば1kg前後となりますので、十分な飛行は可能と思われます。(まだ試していません)
【400+αクラスブラシレス1999.9.24 (若干変更)
 レイナーハッカー社製ブラシレスモーター(HBR-13S:kv3600)を購入し、本機に搭載しテストしました。(アンプはコントロニック3SLB40-6-12)ギヤユニットは、0.4モジュール仕様でピニオンは29歯を使用しました。スパーが76歯ですので、ギヤ比2.62です。(ギヤ比2.45〜2.8と想定し、電流値35A前後として決定しました。)ニッカドは1700SCRC(または1250SCR)で、ペラはエアロナウト10.5×8です。本ギヤ比では、電流34(〜35)A(初期瞬間)で7900rpmです。(しばらく回し続けると、34Aで7800rpm, 33Aで7700rpm)1250SCRのニッカドの場合、全備重量は960gとなりますので、飛びはすばらしいものがあります。重量が軽い分ゆっくりとしたスピードでの飛行が可能です。(翼面荷重53g/dcm2)スロットルをあげると当然垂直に上昇していきます。ゆっくりしたスピードで進入、そして同じスピードでの垂直上昇、なんとも言えません。(電動機らしい飛行が楽しめます)垂直上昇はバッテリー後半でも十分可能です。6分を過ぎて垂直上昇が苦しくなったので着陸し、バッテリーの残容量を測ると140mAhでした。上記設定では、KBM42-30を搭載したマーチには劣りますが十分楽しめます。垂直上昇を混ぜた中スロー主体での飛行時間は6分半でした。(残容量140mAh)機体が軽い分中スローでの十分な飛びが可能で、必要な時のみスロットルを上げることで、十分パワーを感じる飛行が可能です。当然、常にフルパワーだと3分前後でしょう。スピードに乗った飛行でしたらAPC10×9くらいが妥当でしょうが、時間は短くなるかもしれません。ギヤ比をきつくしてKBM42-30なみのパワーは可能だと思います。しかし、本モーターは13ターンですのでRmが若干大きく、40A近くの電流の場合、過負荷かもしれません。ブラシはないので痛むことはないのですが、ローターの磁石が影響を受けます。初期電流が40A前後の設定の場合、ターン数の少ないモーターのほうが安全だと思います。(その場合、kv値が大きくなりますので、当然ギヤ比を変更します。)しかし今回の設定でも02Hのベスト並のパワーは十分でますので、軽い分、十分楽しめます。たぶん、効率もアップしているでしょう。
 1999.10.2にクロスにて角倉さんに飛行の感触を伺いました。当日はギヤ比を76対30とし、若干きつめにしました。初期電流は35Aちょっとです。回転は測定しませんでしたが、8000rpmは回っているでしょう。「水平飛行からスロットルを上げると加速するのにはびっくりしました。パワーはオーバーパワーですね。スロットルワークをしっかりしないと」といったコメントをいただきました。02Hブラシモーターや、KBM42-30のブラシレスモーターを搭載していた時には、こういう感じの加速はありませんでした。ペラはエアロナウト10.5×8です。機体は150g近くは軽くはなっているのですが、理由がわかりません。KBM42-30の時に地上で8200rpmのセッティングでもこういった感じはありませんでした。それに、最高スピードもとっても速いです。速いと手に負えないので、ゆっくり飛ばすつもりです。当日、ゆっくりと飛ばしたつもりでも、「速すぎる」と言われました。1250SCRLでの飛行時間は、パターンで6分は可能みたいです。当日、100m(もっといったかもしれません)垂直上昇させてスピン降下(スピンにはいりませんでしたが)と遊んでしまいました。モーターのパワー自体もパワーですが、「軽さはパワーだ」を再認識しました。

【久しぶりの飛行】2000.2.11
 昨日、数ヶ月壁にぶら下がっていた本機の飛行を楽しみました。1フライト目は、エルロンがキックアップ状態で今ひとつの感触。2フライト目は適正舵角に変更し、素直な飛び。ナービス、スポーツマン、そしてロールの練習。低い高度&スロースピードでロールレートの確認。飛行時間を忘れてました。低空でモーターカット状態となり、どうにか滑走路まで持ってきましたが、小破となってしまいました。8mmфのアルミパイプカンザシが曲がり、胴体も主翼の形に内側に抜けてしまいました。主翼その他は無事でした。製作して3年も経ちますので、至る所のガタが見られ、着陸失敗で小破となったみたいです。それと、キャノピーもポロポロ状態で数カ所ひびが入ってきています。カンザシはアルミパイプで新たに製作し、胴体は粘性の低い瞬間接着剤で修理。キャノピーは、テープで補修もいいのですが、みっともないので、マイクログラスで製作することにしました。とりあえず土台にセットして製作開始です。(塗装前のキャノピーです。)修理が完了したらそのまま壁掛けとなります。本機のキットは絶版ですので、この状態で保管することとします。

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