e400STの紹介

by 佐々木()

since 18. Feb. 1999.


[e400ST]自作 エスパー400のレプリカとも言う 1999.9.9 追加

◆機体緒元およびメカ


 機体の詳細、諸元はQRPのHPを参考にしてください。若干異なるところがありますが、似たようなものです。(エスパー開発時点にて無理を言って翼型等の図面を頂き、製作したものです。)前作のVega同様、バルサを吟味して製作しました。胴体と尾翼の生地完状態です。 尾翼は、1枚板でなく組んでいます。主翼は、リブ組状態で両翼を中央部で接続後、プランクをしています。プランク前にエルロンサーボの取付用にバルサ角で枠を作り、組み込んでいます。主翼の生地完状態です。 主翼完成重量、55gとして製作しましたが、ほぼ目標値にすることができました。

◆飛行について
【6V400モーター】
 前作のVegaに比べ、風に対して安定しています。RENOのように、張り付いた飛行をします。スタントは、十分楽しめると思います。トルクロールは、530gだと可能??かもしれません。(腕がないのでできません)縦ものはVega改2が軽量であるため勝っています。着陸は、突っ込んでの着陸。吊っての着陸。両方とも簡単の部類に入るかと思います。飛行時間については、フルハイで4分。パターンをやって、5分〜5分半といったところです。中速でも十分飛行は可能ですので、この場合、時間は延びると思います。本機体では、モーターカット寸前までの飛行を楽しんでおり、シュルツの充放電器のオート放電モードにて残量50〜80mA程度です。(サーボの消費電流が少ないため可能。消費電流の多いサーボを用いた場合、最後のほうでBECの電圧が不安定になって、ノーコンとなる可能性があります。アンプのBEC能力を上げればいいのですが。(永岩さんのHP参照)最近は、本機体の飛行回数が多くなっています。400クラスのスタント機(スポーツ機)としては、十分な性能を発揮する機体かと思います。
○1999.9.9 最近の飛行状況
 
パワーが落ちてきたためモーターを夏の集いの前に交換しました(QRP製)。モーターを替え、ペラもエアロナウトの8.5×5(ギヤ比2.5)に替えての慣らし飛行をしばらくしていました。先週の飛行では、なんと垂直上昇をこなすようになりました。加速をつけての上昇でなく、中速進入、フルパワーで見えなくなるまでの上昇。ちなみに、リモコール(自作:サーボアンプ使用)搭載しているため、全備重量は545g前後になっていると思います。以前は8.5×6のペラを使用していたのですが、8.5×5のペラがベストマッチかもしれません。8.5×6のペラは引きはいいのですが、モーターに相当の負担がかかっているみたいで、寿命はそれほど長くはありません。8.5×5のペラでも垂直上昇は可能です。ただし、550g以下にする必要はありますが。

【29BBモーター】
 6V400モーターから29BBモーターに換えて、ちょっと試してみました。7セルで8200rpmから8000rpm、8セルで9000rpmから8800rpmです。8セルの場合、全備重量は541gとなります。当然、垂直上昇はなんのその、大きい円を描いても、ペラが失速している様子は見られません。ただし、大食いですので、飛行時間は短くなります。飛行時間とパワーのバランスを考えると、e400STは400モーター10セル仕様がマッチしていると思います。詳細は、技術情報コーナーを参照してください。



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