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by 佐々木
since 18. Feb. 1999.
[F-16]京商製 1999年8月7日(初飛行成功)
噂のF-16(ダクテッドファン機)です。DF機初挑戦の機体です。左の写真は、メカ済み前の状態です。機体の表面コーティングはすばらしく、発泡スチロールの機体とは思えない出来です。
◆機体緒元およびメカ
機体諸元 | 幅:900mm、全長:973mm、翼面積:19.5dm2 |
モーター | AP-29Lスペシャルモーター |
アンプ | JR NEA-250(ケースをヒシチューブに変更)(後日、slim50be) |
バッテリー | 三洋1250SCR7セル(310g) |
DFユニット | キット純正(ダクト入り口から見た状態、底部を開けた状態) |
メカ | NES371×2、1kg/cmマイクロサーボ×2、JR NER649s |
カバーリング | デカールおよび塗装 (水性系スプレーを使用) |
全備重量 | 960〜970g(重たくなってしまいました) |
製作編 | 8月4日ようやく、メカ済みが終わりました。たぶん、やる気があれば、製作開始日の翌日には、飛行が可能でしょう。キットからの変更点は以下です。底部のそりをソフトバルサに変更し、数gの軽量。翼端のロケット?をソフトバルサにて製作で、5g軽量。10g以下のサーボを使用し、約35gの軽量。ニッカドはSCR1250とし、約100gの軽量。エルロンサーボがマイクロサーボのため取り付け方法を変更し、両面テープで取り付ける方法から、バルサで囲み主翼に取り付ける方法に変更。(取り付けた状態)エレベータサーボは、1mm厚の航空ベニヤにビス止めした後、胴体にエポキシ接着剤にて固定(取り付けた状態)。エレベータホーンは1mm厚の航空ベニヤとしワイヤー接続。エレベータサーボの接続は2又コードでなく通常の延長コードを使用して、ミキシングをかけて動作させることとしました。発泡スチール準完成機体のため、軽量化可能な部分は少なく、20g前後の軽量化にとどまる。(バルサロケット(翼端)、バルサそり、そしてデカールから塗装への変更)メカおよび、バッテリーの変更により約130g〜150gの軽量化。アンプはNEA-250のケースをヒシチューブとして、コード込みで約50g。950gを切ることは出来ませんでしたが、スタントは無理としても、普通には飛ぶ?でしょう。 |
その他製作の注意点 | ○主翼、水平尾翼が左右分割タイプのため、胴体への取り付けの際には十分、ねじれに注意する。 ○スプレー塗装は、発泡廃材を用いて溶けないことを確認して、機体塗装に使用する。 ○動力線と受信機ならびにアンテナ線は極力離し、ノイズ対策をとる。 |
◆飛行編
8月4日:DF初体験で、どきどきものです。初飛行が済み次第、アップします。初飛行は今週末の予定です。
8月7日:クロスウィンドの飛行場にて、無事初飛行成功しました。成功後の地上でのスナップです。手投げ発進をお願いしての初飛行でした。手を離れると機体は沈むことなくそのままの高度を維持しています。機速がついたと思われるところでアップを少しだけ引くと、普通の飛行機のように上昇していきました。トリムは若干ダウン気味でしたのでアップ側に数コマ、エルロンは一コマ程度の修正でした。主翼、水平尾翼の取り付け角は、ほぼ正確だったみたいです。飛びはEPカブと同じくらい?でしょうか。宙返りも可能です。ロールは当然可能です。しかしながら追い風になると機体が押される感じがします。ファンもしくはモーターバランスが完全にとれてないためか、音は非常に大きいです。バランスを完全にとるとDF特有の音となり飛びも少しはアップすると思います。バッテリーが1250ですので安全をみて3分程度で着陸しました。DFオフ後の滑空は普通の飛行機なみです。空気取り入れ口と吹き出し口の胴体断面形状を空気が流れやすいように加工すると若干速度が増すかもしれません。特にキットの機体は吹き出し口の胴体厚が7mmと厚く、矩形にスパッと切れた状態ですので、絞り込むような形にしてその部分での乱流が発生しないようにするといいかもしれません。今回は全備重量が970gとキット標準1150gに比べ軽量となっていますので、重量が1150g前後となった場合の飛びはなんとも言えません。
◆その他
DFユニット、初めてですので他のとの比較はできませんが、振動は少ないようです。ただ、付属のモーターの振動が気になります。