HomeOther旧『ピアノバカBBS』過去ログ27
[322] ウェーバーのソナタ 投稿者:名倉 投稿日:2000/06/02(Fri) 23:19:44

初めて投稿致します.
最近,ピアノの先生からウェーバーのソナタ1番をもらったんですが,
実演とか全然聴いたことがなくってイメージが湧かずに困っています.
お勧めの演奏とかを教えて頂けないでしょうか.(音がないと譜読みできないもので...)
よろしくお願いします.


[322へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/06/03(Sat) 17:20:45

見本になるかどうか疑問ですが、好きなのは、ディノ・チアーニの録音ですね。ただ、廃盤になっているかも・・・。


[322へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/06/03(Sat) 21:12:56

マリー・カトリーヌ・ジロー女史の全集もお忘れなく。

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[322へのレス] 投稿者:名倉 投稿日:2000/06/04(Sun) 02:54:19

のぶさん,やぎさん,ありがとうございました!チアーニとジローですね.さっそく探しに行ってきます!


[322へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/06/05(Mon) 10:47:52

特定の解釈に惑わされないように、MIDIか何かで聴くと言うのはどうです(笑)?


[322へのレス] 投稿者:名倉 投稿日:2000/06/06(Tue) 23:09:28

たろうさん,どうもです!それってどっかのサイトに落ちていたりするんですか?


[322へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/06/07(Wed) 11:39:38

Classical MIDI archivesとかは・・・・調べてみましたが見当たらないようです、すみません・・・・・。こうなったら、自分で譜面どおりに打ちこむというのはどうです(笑)?・・・・いや、他の方のオススメを購入した方が早いですね。でもやっぱり、一つの解釈に影響されないよう、幾つかの録音を聞く必要があると私は思います。


[322へのレス] 投稿者: 投稿日:2000/06/07(Wed) 18:08:57

ウェ−バ−のピアノ曲って少ないですよね。私は「舞踏への勧誘」しか知りませんでした。

http://www.ed.noda.sut.ac.jp/~j6195051/


[322へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/06/07(Wed) 20:53:44

特に一番は録音が少ないと思います。


[322へのレス] 投稿者:リョウ 投稿日:2000/06/07(Wed) 21:17:40

>彩さん 「舞踏への勧誘」はゴドフスキー編曲もありますよ。(^^)また対位法で音がいっぱい増えてますが・・・個人的には「こうもり」とかの方が好きですが・・・


[322へのレス] 投稿者:よかな庵 投稿日:2000/06/07(Wed) 22:42:05

MIDIも作成者の解釈がかなり出ると思いますよ(^^)>たろうさん


[322へのレス] 投稿者:よかな庵 投稿日:2000/06/07(Wed) 22:43:44

私もMIDIファイル作ったりしますけど…いやはや難しい…。


[322へのレス] 投稿者:名倉 投稿日:2000/06/08(Thu) 08:12:06

みなさん,どうもありがとうございます!とりあえずゲットできたのはアラウのCDですが,終楽章がものすごいことに・・・.本当にこんな曲弾けるのだろうか??


[322へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/06/08(Thu) 09:37:48

>よかな庵さん、そうですよね。補足しようと思っていたんですが・・・。ピアノを弾かない人が作ったりすると余計にイジりたくなる事もあるようですね。ただ、MIDI初心者の場合は、譜面の指定に淡々と従う事が多いみたいです。


[322へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/08(Thu) 10:25:08

うちにあるクラヴィノーバのROMにはいってるデモ曲の中に、このウェーバーのソナタ1番の終楽章があって、けっこうよく聴くので耳にすっかりなじんじゃいました(笑)。


[322へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/08(Thu) 10:27:18

この終楽章は結構有名ですよね。無窮動(常動曲)の代表として必ず出てきます。かなり長い楽章の最初から最後まで、完全に16分音符のリズムでできているわけですね。ちなみにこれをブラームスが右手と左手を逆にした練習曲として編曲してます。


[322へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/08(Thu) 10:29:44

で、ソナタ1番全体ですが、私はロマン派のはしりの華麗なソナタとして、結構好きです。フンメルのソナタなんかにも似てますね。


[322へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/08(Thu) 11:40:46

ウェーバーのピアノ曲ですが、結構数はあると思いますよ。一昔前はかなりメジャーなレパートリーだtたみたいです。私の妹がウェーバーの「華麗なるポロネーズ」をいやというほど練習させられてたので、この曲は嫌いですけれど、舞踏への勧誘をはじめ、4曲のソナタ、モーメント・カプリチオーソ、コンチェルトシュトゥックなど、みななかなかの名曲です。まあ、モーツァルトとリストを結ぶ中間点みたいな感じですかね。


[322へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/08(Thu) 11:54:36

ごめんなさい、上の「華麗なるポロネーズ」は「華麗なるロンド」の間違いです。


[322へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/08(Thu) 12:50:56

そうそう、ウェーバーのソナタ1番で言わなきゃいけないのは、曲の開始が減7の和音でできているってことです。これは当時としてはずいぶん大胆な曲の始まり方ですね。ベートーヴェンのソナタ32番もそうですけれど。


[322へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/11(Sun) 00:17:54

あらま、どなたもフォローないですねえ。ウェーバーなんて興味ないのかなあ。


[322へのレス] 投稿者:名倉 投稿日:2000/06/11(Sun) 17:22:41

そんなことはないです!とっても勉強になりました。どうもありがとうございました!


[321] カプスティン 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/06/02(Fri) 19:05:36

今日、ハイペリオンから発売されたカプスティン作品集が発売開始
され、早速、購入し今、聴いたいます。いやーかっこいいです。
ソナタの1番、アムランが今回の日本公演でも弾いた2番のソナタ、
24のプレリュードから抜粋、オズボーンというピアニストが弾いています。2番のソナタはアムランの高速テンポよりも落ち着いていますが、違うアプローチで演奏したいます。ちかごろ東大ピアノ会の
演奏会などでよくカプスティンが取り上げられていますが、出版されている曲だけでも楽譜店で取り扱ってもらえないものなのでしょうかね。。。これだけ魅力ある素晴らしい作品なのですから
そのうち世界的にメジャーな作曲家になるでしょうね。
弾いてみたいものです。


[321へのレス] 投稿者: 投稿日:2000/06/02(Fri) 20:24:12

もう出たんですか!!う−ん欲しい!!

http://www.ed.noda.sut.ac.jp/~j6195051/


[321へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/06/02(Fri) 23:03:48

カプスチンはかっこいいですね。ロシアのジャズ系クラシックではエシュパイなんかは今どうしているのでしょうか?

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[321へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/06/03(Sat) 21:13:58

聴きました。1番はいい演奏です。2番はちょっとゆっくりかも。自演もCD化されますね。2000年はカプスチン元年?

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[321へのレス] 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/06/03(Sat) 22:03:47

カプスティンのプレリュードもとてもかっこいいですね、バラード風の曲は美しいですね、ソナタの2番、アムランは譜面を置いていましたが、暗譜しにくい程、複雑な譜面なのでしょうか?


[321へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/06/03(Sat) 23:36:43

複雑です。ついでに言えば「前奏曲」も難しい(^^;

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[321へのレス] 投稿者:リョウ 投稿日:2000/06/05(Mon) 22:39:42

やっぱり相当大変みたいですね、カプースチン。しかも、前奏曲って少し現代的な雰囲気がある曲もあって楽しめますよね。(^^)


[321へのレス] 投稿者:ふわ 投稿日:2000/06/09(Fri) 13:00:45

楽譜の再出版については現在実現近しとのことです。詳細が分かり次第私のHP(楽譜の風景)でお知らせします。

http://member.nifty.ne.jp/iberia/


[321へのレス] 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/06/10(Sat) 10:14:28

カプスティンの楽譜、再出版ですか!!楽しみだ。ふわさんのHPに情報が載るのを楽しみにしています。


[321へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/06/12(Mon) 02:17:35

カプスチンと一緒に出版されていたクラーメルは…?

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[321へのレス] 投稿者:ふわ 投稿日:2000/06/14(Wed) 16:18:21

クラーメルの話は来週できると思います(^o^)。

http://member.nifty.ne.jp/iberia/


[320] 演奏効果 投稿者: 投稿日:2000/06/02(Fri) 12:30:03

演奏効果の高い曲は弾くほうはさておき,
聴くほうはきもちのいいものです。
技巧的じゃなく,演奏効果のだかい曲は
ないでしょうか?
ラウタヴァ−ラのエチュ−ド(4度)なんかは
いい例だと思います。

http://www.ed.noda.sut.ac.jp/~j6195051/


[320へのレス] 投稿者: 投稿日:2000/06/02(Fri) 12:32:17

ちょっとHP(?)を作ってみました。お時間のあるかたはあそびにきてください。

http://www.ed.noda.sut.ac.jp/~j6195051/


[320へのレス] 投稿者:名倉 投稿日:2000/06/02(Fri) 23:00:48

彩さんはじめまして.HPのぞかせてもらいました!やっぱ1位は舟歌ですよね.


[320へのレス] 投稿者:名倉 投稿日:2000/06/02(Fri) 23:01:37

あっ,同じ色にしてしまいました.スミマセン.


[320へのレス] 投稿者: 投稿日:2000/06/05(Mon) 11:32:45

組曲「展覧会の絵」の「キエフの大門」も比較的ラクそうすですし演奏効果も抜群だと思います。

http://www.ed.noda.sut.ac.jp/~j6195051/


[319] アンコール 投稿者:OK! 投稿日:2000/05/31(Wed) 23:14:22

仮にとある演奏会で、全ての演目が終わり、さあアンコールという流れの設定。
聴衆のみなさんは、どんなアンコール曲をお望みですか?
あるいは、あの演奏家はこんな曲をこう弾いた、などのお話でも(^^ゞ


[319へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/05/31(Wed) 23:41:14

忘れもしないのが6,7年前のポゴレリッチ。延々1時間におよぶアンコールのすえ、イスラメイを弾いてくれました。コンサートのほうもショパン「ノクターン」「ソナタ3番」ラヴェル「高雅で感傷的〜」ラフマニノフ「ソナタ2番」という重量級のもの。最近のポゴレリッチとは別人のよう。

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[319へのレス] 投稿者:Buzz 投稿日:2000/06/01(Thu) 00:23:14

かなり前のことですが、ツィメルマンがケージの4分33秒をアンコールでやったことがありましたねえ。あれにはびっくりしました。演奏(?)よりも私はまわりの客の反応を見るのが面白かったですが。この時は演奏の前に客席に向かって英語でコメントをしてから弾きはじめた(というか彼は鍵盤に手を乗せてじっとしてただけですが)んですが、英語が理解できず、かつジョン・ケージを知らない人達は何が起きたか分かんなかったんではないかな、と今でも思っています。


[319へのレス] 投稿者:Buzz 投稿日:2000/06/01(Thu) 00:33:46

でもこれは本プログラムのシマノフスキ(中期作品群)を弾きまくってかなり疲れ果てたご様子だったので、彼なりの苦肉の策(または真面目ぶったジョーク?)なのではなかったかな、とも思いますが。


[319へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/06/01(Thu) 09:50:01

マジですか(笑)↑。ツィメルマンもやりますねぇ。そんなに洒落の分かる人だとは思いませんでした。


[319へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/06/01(Thu) 21:02:34

やぎさん、私は正にそのポゴレリッチのコンサートに行こうとしていて行けなかったので残念で仕方ありません。なぜ覚えているかというと、プログラムにポゴレリッチらしくない?ラフマニノフ「ソナタ2番」が入っていたからです・・・聴きたかったなぁ・・・。アンコールですか・・・わたしは、月並みですが、ホロヴィッツの再来日時の実演による「花火(火花)」の千変万化の音色と、何気なくやってのけるさりげなさに鳥肌をたてました。あと、あまりスキなピアニストではないのですが、10年ほど前、ポリーニがいまいちのプログラムの末、待ってましたとばかりに弾いたショパンのスケ2も印象に残ってます・・・なんか得した気分で家に帰りました。


[319へのレス] 投稿者:Buzz 投稿日:2000/06/01(Thu) 21:03:31

まあ私としてはあそこまでやるんだったら椅子から立ち上がって歩き回り、奇声をあげるとかしてもらいたかったんですが。いわゆる現代風に。でもそこまではちょっと無理か。


[319へのレス] 投稿者:まつばやし 投稿日:2000/06/01(Thu) 22:37:32

ポゴレリッチはライブではよくラフ2をやりますよ。けど、あんまり面白くないです。(昔の?)彼らしい、緩急自在の演奏をすれば面白いと思うのですが。


[319へのレス] 投稿者:まつばやし 投稿日:2000/06/01(Thu) 22:41:21

ポゴレリッチはスクリャービンの4番ソナタが素晴らしいです。この曲を前にするとあの彼の重厚な音楽が、突如躍動感あふれるものに変わってしまうのです。


[319へのレス] 投稿者:まつばやし 投稿日:2000/06/02(Fri) 00:23:39

あっ、スクリャービンの4番はコンチェルト(チャイコン)の後のアンコールでやったこともあります。


[318] 革命 投稿者:かめ吉 投稿日:2000/05/31(Wed) 22:55:03

こんばんは。
無謀にもショパンの「革命のエチュード」を弾きたくて何度もチャレンジしているのですが、左手がすぐに疲れてしまってダメなのです。効率的な弾き方とか、練習方法とかございましたらご教示下さい。


[318へのレス] 投稿者:OK! 投稿日:2000/05/31(Wed) 23:17:52

うーん、効率的な…は諸先輩がたにお譲りするとして、練習方法--私は「まずはゆっくり」かな。


[318へのレス] 投稿者: 投稿日:2000/06/02(Fri) 12:36:45

速く弾けてもゆっくりひけないというのは弾けてない証拠ですよね。

http://www.ed.noda.sut.ac.jp/~j6195051/


[318へのレス] 投稿者:けん 投稿日:2000/06/02(Fri) 20:57:30

ゴドフスキー版の革命を弾いてみれば”元祖”がやさしく感じられます?!


[317] ○=シフラ 投稿者:リョウ 投稿日:2000/05/30(Tue) 23:52:44

シフラ編曲のものは、一部が出版されておりましたが、その中では
どれがとっつきやすいのでしょうか?
「悲しみのワルツ」かなぁ、と私は思っているのですけれども。あとシフラ編曲のハンガリー舞曲集のなかではどのあたりがお勧めでしょうか?


[317へのレス] 投稿者:藤牧 投稿日:2000/05/31(Wed) 14:24:39

既に譜面を手に入れているなら、あとはリョウさん自身で判断すればいいだけのことと思うんですが、違うんでしょうか?


[317へのレス] 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/31(Wed) 14:58:04

ですな。人それぞれの得手不得手もありますしねぇ。


[317へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/05/31(Wed) 18:42:45

まあそうなんでしょうが、でもあの譜面を見ると私なんかのレベルじゃどれもとっつきにくくって判断のしようがないです。ほんとにすごい譜面です。装丁が立派なだけのことはあります(笑)。


[317へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/05/31(Wed) 21:57:59

私は立派過ぎると思いました。

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[317へのレス] 投稿者:なつい 投稿日:2000/06/01(Thu) 08:50:11

そうですよ。普通のペータースの装丁で値段を半分にしてほしかった。

http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/


[317へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/01(Thu) 18:18:25

本音を申せば、やぎさん、なついさんに全く同感であります。


[317へのレス] 投稿者:なつい 投稿日:2000/06/01(Thu) 21:57:49

とりあえず,ハンガリー舞曲なら第3番が弾きやすいと思います。有名な第6番も手になじみやすいかな?

http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/


[316] 『パフォーマンス』 投稿者: 投稿日:2000/05/28(Sun) 07:46:55

一風変わったひとのピアノ演奏を聴くのは、実に面白いものです。
私は、過去にいろいろな演奏をきいてきましたが、中には
変わった演技(???)をしながら弾くひとがいました。
たとえば・・・
・とんでもなく速くうるさい曲を弾き終わると同時に
「椅子から転げ落ちる」
・fffの音を激しく外したときに
「おもいっきり叫ぶ」

などいろいろありました・・・・・
皆さんのまわりで変わった弾き方をするひとは
いないでしょうか?


[316へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/05/28(Sun) 21:37:44

有名どころだと、ワッツなど、激しいパッセージの間の8分休符の時とかダイナミックに手を振ったり、演奏終了時に思いっきり両手を鍵盤から降ろしたり、見てて楽しいですよ。ブーニンも、バッハを弾いているときなど、あいている方の手で手のひらを上にして手招き(笑)のようなコトをしたりして、見ていてオモロイですよ。


[316へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/05/28(Sun) 22:37:58

へんなパフォーマンスといえば、古くはパハマンにとどめをさすでしょう。よく弾きなおしたり、気に入ったパッセージがあると、「なんてすばらしい曲だ」なんて言ってみたり、ひどいのは、ライバルの名を挙げて「ゴドフスキーならばこう弾く」といってまねしてみたり。


[316へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/05/28(Sun) 22:39:05

もうアンコールはなしだよ、という意思表示で最後にピアノのふたをしめる、というのはありますよね。


[316へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/29(Mon) 09:07:45

お゛ぉ゛!パハマンですか・・・出ましたね・・・大好きです・・・なんと言っても彼が10歳になるまで、ショパンが未だ生きていたんだから強烈です。かれは、自分の演奏会に「これは、ショパンの着ていた服」・・・真偽はわからない・・・を着てみたり、ゴドフスキのコンサートに乱入したり・・・おお暴れ、やりたい放題ですね。古いピアニスト、特に記録の残っているピアニストとしては、19世紀生まれが個性的ですね。パハマンのほかにも、ホフマンを筆頭に、マスコミの作り上げた堅物イメージのバックハウスでさえ、曲を弾く前に指慣らし?をしたり・・・又、そうした演奏上の癖も、魅了させられます。現在においては、アンコール時の演奏家の態度が、結構、個性を出せる場として残っていると思います。曲目を言う人(私はいつも、日本人演奏家以外、何を言っているのか判らない)、いきなり弾きだす人、全く弾かない人・・・もっと、個性的に、自由に、演奏(パフォーマンス)を表現してほしいなぁ。


[316へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/05/29(Mon) 11:42:09

そういえば中○紘○さんって、最近ちょっと何かと乱暴では?と思うのですが。ショパンのエチュードop.10-4とかをお弾きになるときに、スタスタ歩いておいでになり、拍手もやんでないのに座ると同時に、というよりも座るより先に手が弾き始める、という感じのときがよくありましたが・・・・・。あと最近、やけに低音の打鍵が乱暴だと思うのは、私だけ?たまたまご機嫌が悪かったのでしょうか?


[316へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/29(Mon) 15:15:58

中○紘○さんは、以前実演を聴きましたが、聴衆にお子様連れの方がたくさんいて、それ自体は別に良いのですが、そのお子様の一部がうるさくて、なんか、中○女史がお気の毒に感じました。実演の場合、いくら演奏が良くても、その場の状況によって、聴衆の受ける感銘は変わってくると思います。そういう意味で、たまたまご機嫌が悪かったのでは・・・はっきり言って、私も不愉快でした。私も2子の親ですが、お子様をコンサートにお連れになる場合は、親が「万一、この子がうるさくなったら、聴きたいけど、ホールの外へすぐ出よう」と自覚すべきで、最低限のマナーと思いますが、どんなもんでしょうか・・・。


[316へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/05/29(Mon) 15:57:58

忘れもしない、バレンボイムが87年にサントリーホールで行ったベートーヴェンのソナタの演奏会。途中で子供が泣き出しました。あとで新聞にも書かれてましたが、バレンボイム自身は冷静でした。うちも子供が小さくて、家族連れでのコンサートは当分無理ですね。


[316へのレス] 投稿者:リョウ 投稿日:2000/05/29(Mon) 16:12:05

その


[316へのレス] 投稿者:リョウ 投稿日:2000/05/29(Mon) 16:13:41

失敗してしてしまいました。そのパハマンのはC=Gの一部を弾くのだ、ということがどこかの本に書いてありましたよ。私はパハマンのリゴレット、愛の夢もスキです


[316へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/29(Mon) 16:15:13

聴きたくないから「さわぐ」わけで、聴きたくないお子様を連れてくる親が、非常識なんです。私の感覚ですが、バブルの頃からですね。それ以前は、ある程度以上の演奏家のコンサートには、お子様連れはあまり無かったように感じます。彩さん、たろうさん、話がそれてすんまへん。


[316へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/05/29(Mon) 20:10:55

中○さんのリサイタル、ワタシが行った時には、謎の鈴の音?のような音が僅かですが断続的になっていて、ショパンのバラード1番を弾いていた彼女は、注意してから最初から弾き直してくれた、ということがありました。でもそれは会場が客席と舞台が殆ど一続きになっているようなところですから出来たことで、大規模すぎる会場ではなかなかムズかしいですよね。


[316へのレス] 投稿者:Buzz 投稿日:2000/05/29(Mon) 21:37:11

二十数年前の話ですが、N女史のコンサートでは開演前の客席にホールの関係者の人達が出てきて、騒がしい客には「演奏者が緊張するのでもう少しお静かに願います」てなことをいちいち言ってまわってましたね。コンサートであんなこたぁ初めてでしたのでちょっと驚きましたけど。


[316へのレス] 投稿者:Buzz 投稿日:2000/05/29(Mon) 21:44:48

パハマンってブゾーニの演奏会に出かけてって途中でピアノからブゾーニを押しのけて「私だったらこう弾くよん」かなんか言って自分で弾いちまったんでしたっけ?もし今そんなことやったら捕まるんですかね。軽犯罪法かなんかで。でも近年まれに見るおもろい人ですな。


[316へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/29(Mon) 22:51:38

ブゾーニじゃなく、たしかゴドフスキ・・・その時、さすがのゴドフスキも苦笑いをしていたらしい・・・だったと思います。いずれにしても大胆でユニークですね。でも、ゴドフスキにとっても、パハマンは大先輩ですから許されたのでしょうね。


[316へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/05/29(Mon) 22:57:57

どうやらパハマンはゴドフスキを自分にとっての唯一にして最大のライバルとして非常に意識していたようですよ。


[316へのレス] 投稿者:Buzz 投稿日:2000/05/29(Mon) 22:58:51

あ、そうでしたか・・失礼。>ゴドフスキ


[316へのレス] 投稿者:Buzz 投稿日:2000/05/29(Mon) 23:03:41

パハマンの黒鍵は妙な内声の追加や、黒鍵グリッサンド(明らかにそう聞こえます)、あと終結部はゴドフスキ編と同様に両手が高音部と低音部に広がる形で終わってますね。


[316へのレス] 投稿者:Buzz 投稿日:2000/05/29(Mon) 23:07:10

あと面白いのは、彼が入れたピアノロールで、演奏の途中でなにかを喋ったとしか思えない変な間があることです。ロールなのに・・へんな人。確かショパンのワルツだったかな。


[316へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/29(Mon) 23:15:41

ブゾーニじゃなく、たしかゴドフスキ・・・その時、さすがのゴドフスキも苦笑いをしていたらしい・・・だったと思います。いずれにしても大胆でユニークですね。でも、ゴドフスキにとっても、パ%


[316へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/29(Mon) 23:24:03

↑ごめんなさい。ダブってしまいました。レコードにも難曲


[316へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/29(Mon) 23:26:10

またもや失敗・・・失礼しました。レコードにも何曲か肉声が入ってますね。ほんと、ユニーク。肉声といえば、グールドもお得意ですが・・・


[316へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/05/30(Tue) 00:28:14

パハマンのパフォーマンスは有名ですね。家にあるSPには残念ながら肉声入りのものはありませんが、昔RCAから出ていた復刻には収録されていました(今はパールか?)

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[316へのレス] 投稿者:細谷 投稿日:2000/05/30(Tue) 03:56:46

パハマンが弾いていたC=Gは革命の奴ですね。大正時代のSPカタログで、「なぜか半音上がっていて音も少し変えられている」と書かれてました。当時の人はC=Gなんてしらなかったんですね。


[316へのレス] 投稿者:細谷 投稿日:2000/05/30(Tue) 03:59:09

パハマンといえば、牛の乳搾り機を発明したとの噂があり、私は冗談だろうと思っていたのですが、牛と一緒に移っている写真を見つけて、びっくりしたことがあります。


[316へのレス] 投稿者:細谷 投稿日:2000/05/30(Tue) 04:01:40

パハマンの弾いたショパンのワルツは、私が唯一認めるワルツの演奏です。パハマンのを聴くと他のが表層的に聴こえてしまいます。本当に良いピアニストですね。


[316へのレス] 投稿者:リョウ 投稿日:2000/05/30(Tue) 09:21:47

>細谷さん そうだと思います、RCAの復刻LPの中にC=G「革命」が収録されておりますが、そのLPは今から十五年だかそこからの復刻ですが、それでも「ショパン=ゴドフスキー」とはかいてありませんでした。


[316へのレス] 投稿者:リョウ 投稿日:2000/05/30(Tue) 09:23:24

あと、中○さんの有名な著書にそのパハマンが牛と一緒に写っている写真があった記憶があります。黒鍵もよかったですが、小犬のワルツや、色々と名演がありましたね。


[316へのレス] 投稿者:Mori 投稿日:2000/05/30(Tue) 16:13:41

中○紘○女史は、左手で幻想即興曲を弾きながら、右手で玉子焼をつくるという「パフォーマンス」を以前にされたことがあります。以来私の頭の中では、N女史=玉子焼の人というイメージなのですが、ぜひとも他の芸も観てみたいと思います。そういえば、石焼き芋やさんが、例のフレーズを拡声器から流しながらゆっくりと車を流しているのですが、ハンドルの上にヤングジャンプを広げてのせて、さらにその上に弁当箱を広げてパクついてるところに出くわしました。思ったのは、例のフレーズも肉声でやってくれれば完璧なのにな、でした。以上N女史で思い出す2つのエピソードでした。


[316へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/05/30(Tue) 20:57:30

N女史は、そんなこともなさっていたのですか!驚きです。彼女なら、そういうパフォーマンスは絶対に蔑みそうですが・・・・。ただ、日本のピアノ界を引っ張ってこられた方の一人ですから、ピアノをより普及させるために、そういう事もなさったかもしれませんね。まぁ今なら、N女史=カレー、ですかね(笑)。


[316へのレス] 投稿者:Buzz 投稿日:2000/05/30(Tue) 23:24:27

じゃあ今度は右手でカレーをむさぼり食いながら左手でゴドフスキでも弾いてもらいましょう。>N女史 ・・絶対しそうにないけど。


[316へのレス] 投稿者:OK! 投稿日:2000/05/31(Wed) 22:49:04

みなさん、こんばんは。私、N女史のピアノ大好きです。また故安川●●子さん、内田●子さんも…。N女史、確かにお正月にTVで放映されていた際のパフォーマンスは記憶に新しい処で、皆さんの感じ方も其々でしょうか(ハ短調のエチュード凄かったですね)。昔私の友人の叔父様の宅にベーゼンがあって、N女史がお客様でいらした際に未だ子供だった私の友人はご一緒した等との羨ましい話し。更にベーゼンドルファーを惜しげもなく乱暴に弾いていたその友人!許し難き罪人(^^)の様(その頃に価値がわからなかった年齢だけに、今とても悔しい思いもしている様子)。ところでパフォーマンスって演奏者が自然にでる癖なんでしょうか?故意にやっているとしたら、なにやらみっともない技?になるのかな…。私は演奏の一部としてのパフォーマンスも、その演奏する人としっくりくる内容だったら良いなぁ…。ショウマンシップ猛々しい、っつーのはとっても嫌かも。…そうそう、ポーランド出身のある変わり者のピアニストが演奏開始ブザーの後、下手?(ステージの向かって右)から登場して会場をわかせた事が…(^^)、そんなのもありなのかな?


[316へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/05/31(Wed) 23:43:06

しかし、N女史の弾かれたバーバーのソナタは大崩壊…(^^;

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[316へのレス] 投稿者:Mori 投稿日:2000/06/01(Thu) 14:43:39

N女史の崩壊ネタは結構耳に入ってきますが…。


[316へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/06/01(Thu) 15:58:42

崩壊!?どんな風だったのか、是非聞きたいですね〜。N女史、よいピアニストだと思いますよ。ただ最近は、前にも書いたように乱暴な弾き方が目立つように思います。ご本人は「迫力」を出そうとなさっているとか、あるいは気迫を込めてお弾きになっておられるなどなのでしょうが、コチラとしてはちょっと興ざめしてしまうのも否めません・・・・。


[316へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/01(Thu) 16:26:13

矢代秋雄のコンチェルトの最終楽章でよく崩壊してました。曲が曲ですので、崩壊を気取られないようにするのはさほど大変ではないと思いましたが、私は楽譜を見ながら聴いていたので……


[316へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/06/01(Thu) 17:53:25

N女史のバーバーのソナタ、フーガの真中あたりであろうことかフーガの主題を1オクターヴ高く弾きはじめて鍵盤が足りなくなってしまい、どうするのだろ思っていると低音に楽譜に無いはずのテーマが…。

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[316へのレス] 投稿者:Mori 投稿日:2000/06/01(Thu) 19:45:13

それはそれである意味では凄いことだと思いますが…。かのフランツ・リスト大先生も最後のキメの一発が、あろうことかコントロールが狂ってドカンと大ハズレ!そのとき大先生、少しも慌てずフレーズをつないで堂々たるフィナーレを決めて曰く、曲の締めくくり方の提案をしただけさ、というようなくだりを何かの文献で読みました。まあ、少なくとも崩壊ではないですね。N女史については、「ドン・ジョバンニ」のフィナーレの、速いテンポで和音ビシバシのところを…というライブのテープを聴かせてもらったことがあります。今から10年以上前に。


[316へのレス] 投稿者:Mori 投稿日:2000/06/01(Thu) 19:46:38

N女史の名誉のために付け加えますと、ほとんどの人には得手不得手があるもので、「N女史=玉子焼の人」の件は、ピアニストという人種は、右手と左手で別々のこと(例えば、リズムやメロディーや手の移動など)があたりまえのようにできて当然、というくだりで、それじゃピアニストの方に実証してもらいましょうという、非常に学究的な探求心に基づく試みのもとに行われたイベントでした。ピアノの右側には、フライパンが乗ったコンロがあり、ボールと泡立器がおもむろに置いてあるといった構図です。序奏の後、出だしのメロディーを1フレーズ普通に演奏した後、2フレーズ目は生卵の殻を右手で割るところからスタートしたかどうかは記憶に定かではないのですが、泡立器でかき混ぜるという行動はされていたと思います。最終的にはフライパンで熱を通してハイでき上がり、なわけですが、それぞれの行程を終えて次の行程へと移るときには、右手を鍵盤の方に戻して、中間部のメロディーを優美に奏でるというポイントも外してません。再現部で「焼き」の工程を経た後、料理を完成させた後に、最後はまた両手で演奏して華麗に曲を締めくくるわけですが、いかにも終わったぞ!という感じで終わる曲なので、結果、最上級の「パフォーマンス」として、優れた演奏技術(少なくとも右手と左手の完全な独立に関して)として、N女史は充分通用するものでありました。そこで、右手と左手の独立に悩んでらっしゃる方に、よい練習メソードのご提案です。「幻想」を弾きながら玉子焼を焼いてみませんか?初心者はまず目玉焼から!評価は当然、玉子焼の形と味でもなされるべきでしょう。曲が終わるまでに料理ができなくてもNG。見せ場がうまく演出できて、プラス1ポイント。上級者は、右手と左手を入れ換えて…。


[316へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/06/01(Thu) 21:17:13

話が飛びますけど、故意なパフォーマンスも、そのピアニストが人間じゃないと伏し拝むのみ・・・超人の長い足で遥か上空を闊歩しているだけですから。その域のピアニストは、ハ長調音階を弾いただけでも、私は感動しますね。


[316へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/01(Thu) 23:19:41

崩壊しやすい曲というのはありますね。コンチェルトだとシューマンの3楽章、ショパンの2番のやはり3楽章。ショパンのやつはコーダで右手の3連符の山が調をスライドするところが危ないです。シューマンは言わずと知れた気違いじみた4分の3拍子の中で延々と2分の3拍子を続けるところ。


[316へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/06/02(Fri) 09:32:16

>やぎさん、教えていただき有難うございました。そんな事があったのですか。


[316へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/06/02(Fri) 11:26:09

コレはパフォーマンスと言うほどの事ではないのですが、ミケランジェリがあまりにブスッとしているのには思わず笑ってしまいました。ジュリーニと共演した時には、拍手が長く続くので渋々と壇上に戻ってきて、0.3秒ほどニコッとして次の瞬間には元の顔に戻っていました。まるでコントのようでした(笑)。


[315] カルメンの主題による変奏曲 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/27(Sat) 00:58:37

ホロヴィッツの話題で盛り上がっているので、ちょっとホロヴィッツ狂の(あ、失礼)皆様に聞いてみたいのですが、ホロヴィッツの名作(ですよね?)「カルメンの主題による変奏曲」は何年版が皆様のお気に入りでしょうか??


[315へのレス] 投稿者:リョウ 投稿日:2000/05/27(Sat) 01:31:15

私はやっぱり、演奏を含めるとRCAに入っている・・・確か48年版でしょうか。一番始めのものは、ちょっと風変わりな印象を受けましたが。68年の方は、盛り上がりの点で、やはり48年版が好きです。


[315へのレス] 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/27(Sat) 02:38:34

リョウさん、はじめまして。アマチュアの天宙亞といいます。そうですか、それはおそらく47年版ではないでしょうか?47年もいいすよね。わたしは、68年版が好きなのですが。曲のまとまり方として・・。ところで、カルメンって一体何種類あるのでしょうかね?最近42年版も出回り始めたようだし・・。御存知の方いらっしゃいます?


[315へのレス] 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/27(Sat) 02:45:13

あ、すいません。親掲示で尋ね忘れたのですが、みなさんのお気に入りのホロヴィッツの編曲モノってなんでしょう??あんまり好きじゃないすか?


[315へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/05/27(Sat) 05:13:08

カルメンは10種類くらい出回ってるようですが。私は4種類しか持ってません。47年版(42年版も)は確かにホロヴィッツが弾くと盛り上がりますが、我々が弾くのなら68年版のほうが曲として完成していると思います。

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[315へのレス] 投稿者: 投稿日:2000/05/27(Sat) 06:19:21

カルメンは1種類しか持ってませんが「超絶技巧名演集」・(2枚組)いいっすよね〜。でもあのCDの中のお気に入りはやっぱり「星条旗よ永遠なれ」と「ラコッツイー行進曲」。ところで、西村由紀江のピアノ曲で「アルルカン」というのを発見しました。まったく、ひとをおどかすなよな〜・・・という感じです。


[315へのレス] 投稿者:なつい 投稿日:2000/05/27(Sat) 08:01:19

「カルメン」の楽譜としては1928年版2種類,1947年版,1967年版,1968年版,1978年版の楽譜を持っています。演奏効果では1928年版,1947年版が凄いですが,曲としてのまとまりなら,やぎさんのおっしゃる通り,1968年版だと思います。1978年版は,最後のコーダがちょっと弱いかな?

http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/


[315へのレス] 投稿者:なつい 投稿日:2000/05/27(Sat) 08:02:37

彩さん,すみません。色分け間違えちゃいました。

http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/


[315へのレス] 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/05/27(Sat) 08:55:18

私も曲のまとまりとしては1968年だと思います、でもそれぞれのカルメンにホロヴィッツの歴史が感じられどのカルメンもそれぞれのかっこよさがあります、それぞれのカルメンから自分で部分的に選ぶ抜きオリジナルカルメンを作るのも楽しいと思います47で始まり68を主体にし78のあるパッセージに爆裂の47年のコーダ、カルメンミレニアムヴァージョンのできあがり!!編曲ものはハンガリー2番、結婚行進曲が好きです、ハンガリー19番は原曲は地味だけどホロヴィッツ編曲はすばらしくこの曲の魅力を伝えています、波を渡る聖パウロの編曲があるそうですがきっと凄いのでしょうね、聴かれた方いましたら感想を。。。


[315へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/27(Sat) 09:54:23

私にとって神様ですので、良し悪しを言える立場ではないのですが、ピアノを弾けない「聴くオンリー」の狂人として、あえて言わせていただければ・・・あぁ、弾ける人がうらやましい・・・皆様とは違いますが、47年RCAにトドメを刺すでしょう。なんと言っても、神様自身が、気力体力充実している様がひしひしと伝わってくる1940〜1950年代の演奏記録はすべて全人類の宝と思いますが、その頃のカルメンで正規録音のRCA47年に私の想い入れがあります。だからと言って他版や1968年版が嫌いなわけは決してなく、68年版なんて齢65の人間(・・・いや、彼は既に生き神様)の成せる域を飛び越えており、演奏自体の完成度にも驚嘆します。あれを、目の前でやられた日にゃ・・・ゾクゾク・・・。他の編曲では、ハン・ラプNO.2かなぁ。昨今、アムランのそれが結構話題になってましたが、編曲の完成度、演奏の完成度から言えば、アムランと言えども、やはり人間の領域のように感じます(それでも、現役では今、一番注目してます・・・去年の大阪でのプログラムでラフマニノフ・ソナタNO.2なんて、現役であれ以上のものは望めないと思うくらい)。神様の場合、なんというか、難曲を難曲として聴かせないというか、さりげないと言うか、舞台の上でピアノの方なんて見ずに「ほ〜らね、こうすれば、こうなるんだよ、ピアノを必死に弾なんて野暮だよ」なんて目配せしている神様の姿が想像できます。一言で言ってみれば「余裕」かなぁ。


[315へのレス] 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/27(Sat) 15:21:34

みなさん、ご教示ご感想ありがとうございます。おぉ!10種類もあるのですか!?>やぎさん。音としては28年、42年、47年、68年、78年が有名だと思うのですが、まだあるんでしょうか?特に67年とか・・(結構有名?)。星条旗やラコッツィーも同様に人知のなせる技じゃないっすよね(^^:>彩さん。なついさん、やっぱりわたしも68年が好きですかね。まとまりもあるし、超難曲にもかかわらず、かなりの余裕も感じられますしね。たしかに78年のコーダは弱い感じがするかもしれませんね。映像からも、ド忘れしてるんじゃ?と感じてしまいますし・・(^^;。フランソワさんのアイデアも面白いっすねぇー。どんな構成にしてみようかなぁ(興)。結婚行進曲はちょっと普通の結婚式では弾けませんよねぇ(笑)。のぶさん、ハン狂2番の編曲もスゴイっすよね。余裕たっぷりで。ですね、たしかにアムランも天才的なピアノ弾きだと思います(ゴドフスキやアルカン、それに現代曲等はほとんど驚異)し、現代ピアノ界の一線にいるピアニストだとも思いますが、前出の曲のカデンツァ等では、聞いていても何か「頭」で弾いているような印象を受けてしまいます(もち、それはそれでスゴイのだが)。ホロヴィッツのような半狂乱の演奏は(し)ないピアニストですよね。まぁ、某評論家が言っているような「音楽的知性」(でしたっけ?)という座標軸にのせれば、アムランの凄さは浮き彫りにはなりますし、それは充分(一面において)納得できることではありますが・・。


[315へのレス] 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/05/28(Sun) 01:00:43

そういえば、ホロヴィッツの編曲を採譜しブゾーニやクライバーンコンクールでもホロヴィッツ編を爆裂させてホロヴィッツの前でも演奏し弟子入りを許されたヴァレリー・クレショフは今どうしているのでしょうか?数年前に来日し「ホロヴィッツの全作品、編曲を録音したい」といっていましたがこの計画もどうなってるのでしょう、なんかヴォロドスに全部話題が持って行かれたような・・・。ヴォロドスの演奏するホロヴィッツ編の楽譜(カルメン、ラコッツィー、結婚行進曲)がクレショフの採譜楽譜ならなおさらです。クレショフはホロヴィッツの前でカルメン、結婚行進曲を演奏した時に「1音も間違えていない」と激賞されたようです。是非もう一度日本に来て全ホロヴィッツ編プログラムで演奏してほしいです。でもやはりホロヴィッツの編曲はホロヴィッツの演奏が一番、凄いです。


[315へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/05/28(Sun) 22:50:00

テレビでカルメン変奏曲の録画を見た記憶がありますが、いつのかなあ。ホワイトハウスのライヴは確かにテレビで見た記憶があり、そのときだったかしら。だとすれば78年版かな。ともかくも腕の交差の速さが老人とはとても思えず、妹とただただ唖然として見ていました。しかし、リアルタイムでホロヴィッツの映像をいくつも見られたというのは幸せだったなあ。


[315へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/05/28(Sun) 22:50:53

最近はやはり47年のカルメンをもっぱら愛聴してます。


[315へのレス] 投稿者:なつい 投稿日:2000/05/28(Sun) 23:38:26

ヴォロドスの「カルメン」ですが,1968年をベースにしていますが,細部はかなり違っています。少なくとも,クレショフの採譜とは違っている部分が多いと思います。ちなみに初来日の再,ヴォロドスは「カルメン」を弾いていましたが,上記のどれでもないバージョンを参照にして弾いていた模様。

http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/


[315へのレス] 投稿者:ぶち 投稿日:2000/05/29(Mon) 00:19:38

以前に78年版を演奏したのですが、その後28年と47年を弾こうと思っても、必要とされる技法が全く違っていて歯が立ちませんでした。68年版は何とかなりそうだったのですが。とりあえず盛り沢山の47年版を練習すれば全てに通用しそうなので、今これを練習しています。ただ、絶頂期のホロヴィッツを聴いてしまうとどうあがいても同じ曲を弾こうとしているようには思えません。ちなみに愛聴版は47年と42年版。42年版の採譜にチャレンジしてみようかしら・・・私じゃ無理だろうなあ・・・。


[315へのレス] 投稿者:ぶち 投稿日:2000/05/29(Mon) 00:24:20

先日、モシュコフスキ版を入手したので、「ホロヴィッツの元になっている編曲なんだ」と敬意を払いつつ弾いてみたのですが、・・・・・・残念ながら今となっては存在意義が見あたらない・・・・・アーメン。


[315へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/05/29(Mon) 15:08:04

モシュコフスキ編もいい曲だと思うけどなぁ。若きハワードが録音してましたね。

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[315へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/29(Mon) 23:34:41

モシュコフスキといえば、ホロヴィッツの再来日時の実演による「花火(火花)」の千変万化の音色が耳に残っています。


[315へのレス] 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/30(Tue) 00:50:19

火花はホロヴィッツの十八番のひとつでしたよね。


[315へのレス] 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/30(Tue) 00:51:52

クレショフが93年のクライヴァ−ンコンクールで弾いたのは、78年版をベースにしてますよね。すごい耳の持ち主だなとも思うのですが、ちょっぴり音が軽いですね。


[315へのレス] 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/30(Tue) 00:52:53

随分と上に書きましたが、67年版の音はありますね。勘違いしました。


[315へのレス] 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/05/30(Tue) 10:28:39

私はウクライナで開かれたホロヴィッツコンクールで入賞した方がホールで売られていたホロウィッツ編のカルメン、ハンガリー2、結婚行進曲、の採譜楽譜を友人をとうして貸してもらいました。これはいわいるクレショフ版という事になってるのですが、これはクレショフが採譜したものではないのではないか、と思っているのですが、クレショフの演奏の結婚行進曲も聴きましたし、ホロヴィッツが驚嘆するほど完璧な採譜のようですが、この楽譜はあまりにも音違いが多すぎると思うのですが。実際のところどうなのでしょうか?


[315へのレス] 投稿者:なつい 投稿日:2000/05/30(Tue) 12:19:00

いわゆる「ウクライナ版」ですが私もクレショフ採譜と聞いていますが、「結婚行進曲」は1小節丸ごと欠落があったりしますし、Jensen、Skinnerらの採譜より完成度は低いと思います。

http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/


[315へのレス] 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/05/30(Tue) 14:29:22

私も夏井さんに同感です、特に結婚行進曲は本当にクレショフ?と思います。表紙にクレショフらしき名前は載ってないか捜してみるとロシア語でOREKEIEM KORTAKOBNMとありロシア語なのでNがきっくりかえっていますが強引にヴァレケイム クレタコブンと読むとクレショフと響きが近いような気もします。でもどちらにせよここまで採譜できているので凄いと思います。ところで近頃、カルメンを演奏するピアニストが時々いますが皆、1968か78年版ばかりで28年や47年を演奏してる人はまだいないのですね、ヴォロドスによる47年版の演奏を期待してるのですが。。


[315へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/05/31(Wed) 02:21:44

Nのひっくり返ったのは英語の「I」ですね。

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[315へのレス] 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/05/31(Wed) 09:14:02

英語のHはロシア語ではGと発音するらしく、ホロヴィッツはゴロヴィッツ、ホフマンはゴフマン、ハノンはガノンと発音するらしいです。Nは英語のIなのですか。ロシア語の発音って予想がつきませんね、おもしろいです


[315へのレス] 投稿者:濱川兄 投稿日:2000/05/31(Wed) 11:25:49

ウクライナ版はKuleshov採譜ではありません。夏井さんに連絡していませんでしたっけ?私は楽譜自体を持っていますが、Kiev Horowitz International Piano Competitionで2位になったAlexey Koltakovの採譜です。1979年生まれです。アメリカツアーして、Carmenとか演奏しているようです。彼は確かRegina Horowitzの弟子の弟子です。Australiaに移住したっていう噂もありますね。


[315へのレス] 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/31(Wed) 15:01:43

なるほど、ウクライナ版がクレショフによるものであれば、コンクールで弾いていたものが、78年版であることと整合しませんもんね。


[315へのレス] 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/05/31(Wed) 17:24:02

やはりウクライナ版はクレショフ採譜ではなかったのですね。私はこのkiev horowitz international piano competitionの3位になった松本 和将さんがそのコンクールで売られていたものを持ち帰ったものを借りたのですが、本人からはクレショフの採譜とはきいてなかったので。。。。とするとヴォロドスのハンガリー2や結婚行進曲、ラコッツィーはクレショフの採譜である可能性があるわけですね。なぜならヴォロドスの演奏は所々オリジナルのカデンツァや音を追加してますが、細部まで極めてホロヴィッツに近いです。疑問がはれました。


[315へのレス] 投稿者:なつい 投稿日:2000/06/01(Thu) 08:46:30

情報ありがとうございました。 >濱川兄 様

http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/


[315へのレス] 投稿者:なつい 投稿日:2000/06/01(Thu) 08:48:19

それにしてもホロヴィッツの楽譜(採譜)について、大っぴらに(?)話が出来るようになるとは、数年前には予想も出来なかったですね。

http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/


[315へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/06/01(Thu) 16:00:44

編曲したら、楽譜を書けとまでは言いませんから、せめて採譜したものを校正ぐらいはして欲しいところですよね(笑)。


[315へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/01(Thu) 18:15:53

しかし、ホロヴィッツ自身は楽譜に書きとめてなかったのかなあ。スケッチ程度はあっただろうけど、のっけから暗譜あるいは即興だったりして。


[315へのレス] 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/06/01(Thu) 19:18:57

ホロヴィッツが生前にシャマー社から出版したいと申し出があったそうですが、正確に記譜するのがめんどくさく、断ったそうです、しかし自分の技法の謎を他人にしられたくないというのが一番の理由でしょうが。スケッチ程度で金庫にでもしまてるのではないのではないかなと思っています。プラスキン著の本にアーサー・マッケンジーはホロヴィッツの全編曲をホロヴィッツが認めるほど正確に採譜してるようですが。この方まだ生きておられるのでしょうかね。この方の採譜や、クレショフの結婚行進曲の譜面を見てみたいものです。


[315へのレス] 投稿者:なつい 投稿日:2000/06/01(Thu) 21:55:42

そういえば,マッケンジーの採譜,海外のコレクターに聞いても誰も持っていません。現存するのでしょうか? どなたか,御存知ですか?

http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/


[315へのレス] 投稿者:なかだ 投稿日:2000/06/01(Thu) 23:22:44

ホロヴィッツが認めるというのは、ホロヴィッツ自身その楽譜を見たということなのか、演奏を聴いただけなのか。それにしても今から100年ぐらい後に「ホロヴィッツの自筆のカルメン幻想曲」なんて楽譜が突然オークションの場に現われたりするのかなあ、くやしいなあ。


[315へのレス] 投稿者:フランソワ 投稿日:2000/06/02(Fri) 00:16:17

本によると1953年にホロヴィッツは短い期間、マッケンジーをコーチしたらしく「どんなピアニストも私の編作を写し取ることが出来ない」と言っていたのでマッケンジーが正確に採譜した楽譜をみせると、ホロヴィッツは仰天したという事です。マッケンジーをホロヴィッツに紹介したのは有名な声楽コーチのフランク・ラフォージュという人らしいですが、この方も元気でいらっしゃるのでしょうかね。この人がどなたか判明し、もしコンタクトがとれれば、マッケンジーの採譜楽譜も・・・というのは夢のような話ででしょうか。。。しかしワンダさんも亡くなられてホロヴィッツ邸はどうなってるのでしょうか?それこそオークションものですね。クレショフが住んでいたら笑えますが。


[315へのレス] 投稿者:ウラウラ 投稿日:2000/06/05(Mon) 18:37:10

マッケンジーは表には出ないよ〜。ホロヴィッツのあれを採譜したためにワンダ婦人を激怒させたしね。マッケンジーのLP表がホロヴィッツ裏がルービンシュタインの編曲集の採譜のほうが簡単だったりして(^^)

http://www.ne.jp/asahi/yagi/piano/


[315へのレス] 投稿者:やぎ 投稿日:2000/06/08(Thu) 00:23:06

マッケンジーの採譜した「あれ」とはホロヴィッツの未発表オリジナル作品のことでしょうか?うわさには聞いてますが実際に存在するのでしょうか?ウラウラさん


[315へのレス] 投稿者:なつい 投稿日:2000/06/08(Thu) 12:21:32

ホロヴィッツの未発表オリジナル曲って、「練習曲 作品4」のこと? それとも別の「あれ」かな?

http://www.ne.jp/asahi/piano/natsui/


[314] やっぱりホロヴィッツ!! 投稿者:なかだ 投稿日:2000/05/26(Fri) 13:55:33

なんだかんだいっても、私にとって本当の意味でのピアノとの衝撃的な出会いとなったのはホロヴィッツです。彼の弾く英雄ポロネーズのSPレコードが家にあったのです。それまでもピアノを習ってはいたわけでして、田村宏先生の弾く「インヴェンション」のレコードなんかも親が私のために買ったりもしてたんですけれど、その英雄ポロネーズはまさに麻薬でした。これこそがピアノなのだ、と小学生の私は思いましたね。どうやったらああいう凄い曲がああいうふうに弾けるようになるんだろうって、うかれるように何度もそればっかり聴いてました。
どうも、私の親はホロヴィッツの魔力を十分知ってて、教育的にはかえってよろしくないと思ってたふしがあります。たしかにそうかもしれません。その後どんどん私はいかれてしまって、まともなピアノ弾きには到底なれませんでしたからね(笑)。でも、ホロヴィッツに魅せられたピアノ好きは数知れないでしょうし、やっぱりなんてったってホロヴィッツですよね。


[314へのレス] 投稿者:けん 投稿日:2000/05/26(Fri) 15:53:09

ホロヴィッツには何度も救われました。精神的にギリギリの状況に追い込まれ「もうダメだ」という捨て鉢な状況になると、突然頭の中で彼のラコッティー行進曲やスクリャービンがフルヴォリュームで鳴り出します。そうすると魂が発火したような高揚感と「いつでも死ねる」という不敵な活力が湧いてくるのです。そうして人生の危機を何度も乗り切りました。ホロヴィッツ無くして我が人生は成り立たなかったでしょう。ピアノだけではないのです。


[314へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/26(Fri) 19:39:45

なんと言っても神様ですから・・・。私のきっかけも初来日の折のテレビ放送された、英雄ポでした。偉い人は、そのときの演奏をぼろくそに言っておりますが、ズブの素人を感動させる何かが存在したのは間違いありません。思春期の私には刺激が強く、次の日、即、レコードを買いに、そう、初めてのクラシックレコードを買いに走ったことを覚えています。もちろん、そのとき、CBSの英ポ入りのショパンアルバムを買い、狂ったように聴いた、今となってはセピア色の思い出です。でも、今も昔も、彼だけは、他のピアニストと同列では比較できません。ああだこうだ言っている偉い人の遥か上空を凌駕しているのが彼です。やっぱり、神様ですね。


[314へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/05/26(Fri) 20:49:22

カーネギー・ホールでのスクリャービンのエチュードの映像を見た時の衝撃はスゴいものでした。色々な資料などから、人間的には困ったことの多い人であると同時に波瀾万丈の人生を生き抜いてきた人、というイメージがあったのですが、あの映像を観たときには「やっぱピアノのオニだわ、この人・・・・・」としばし愕然とするほどの衝撃を味わいましたね。


[314へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/05/26(Fri) 21:26:11

そうそう、この方なら何かご存じかも・・・・。クラシック音楽のエアチェックがご趣味で、何と2万7千件ものコレクションをお持ちです→http://JAerith.tripod.co.jp/index.html


[314へのレス] 投稿者:たろう 投稿日:2000/05/26(Fri) 21:28:01

すみません、書き忘れましたが↑は話題の(笑)ホロヴィッツの「イスラメイ」の放送に関しての事です。


[314へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/26(Fri) 21:52:46

私の好きな曲で、ホロヴィッツの録音の無いものに、ラベル「夜のギァスパール」があります。(若いころのレパートリーだったのに,録音が無いのは、ほんと残念)  どなたか、「これは!」と言う「夜の・・・」をご存知無いでしょうか・・・ちなみに、ミケランジェリ(何種か持ってますが、すべてスカルボが遅すぎて・・・ミケランジェリの好きな方、ごめんなさい・・・私も好きなんですよ・・・でも、「夜・・・」はねぇ・・・)もアルゲリッチ(もっと、スタイリッシュに・・・さりげなさがほしい・・・いかにも、難曲が難曲に聴こえてしまい、しらけてしまいます・・・アルゲリッチの好きな方、ごめんなさい・・・私も好きなんですよ・・・でも、「夜の・・・」はねぇ・・・)も満足させてはくれません。


[314へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/26(Fri) 22:09:34

たろうさん、わざわざ、ありがとうございます。でも、FM


[314へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/26(Fri) 22:13:23

でも、FMでの放送は無かったのでは・・・万一を考え、一度、その方に問い合わせてみますが・・・


[314へのレス] 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/27(Sat) 00:53:22

ホロヴィッツ、大好きです(すいません、稚拙な言葉で)。よくピアノを勉強している人はホロヴィッツの編曲を「できてない」なんて一蹴しちゃいますけど、それって違うような気も・・?あのデフォルメは神のなしうる技です!!


[314へのレス] 投稿者:天宙亞 投稿日:2000/05/27(Sat) 00:56:02

もちろん、編曲だけがホロヴィッツのすべてではありませんが・・。


[314へのレス] 投稿者:のぶ 投稿日:2000/05/27(Sat) 10:06:55

かれは、演奏するホールや環境によって、最良の効果が期待できるように・・・例えば「カーネギーホールで弾けばこのようにすべき」という感じで、音域の幅など考えていたようですから、いつも大ホールで演奏しているわけじゃない下々のピアニストや偉い評論家とは、考える土俵が違いますね。そして、それを自由に出来る能力と、両手を持っていたことが、余計に他の人の神経を逆撫でするのでしょう。


[314へのレス] 投稿者: 投稿日:2000/05/28(Sun) 07:51:11

そういえばまだ『カーネギーホール』っていう映画、観てませんでした。


[314へのレス] 投稿者: 投稿日:2000/05/28(Sun) 07:51:57

『愛情物語』も・・・


HomeOther旧『ピアノバカBBS』過去ログ27