Posted by ギャラ on 2000/07/14 23:43:53:
こんばんわ、ギャラでございます。 While The Guitar Gently Weeps、ようやく読めましたが、創作掲示板に書くには 少々時期遅れとなりましたので、こちらに感想を…… まず最初に思ったのですが、いつも以上に表現が冴え渡っておられますねー。 情景の描写とか比喩とか、とても繊細に構築されているような印象があります。 それは多分、このSS全体にも言えることなんでしょうが…… 綺麗で、儚くて、でも何処か強くて、優しくて悲しい。 そんな雰囲気のあるSSでした。 微かに舌先に苦みの残る、すっきりとした味――とでも言うような読後感を感じて おります。 確かに、HIDさまのSSの中でも有数の出来と思わされますわ。 ただ……ただ、私にとって違和感の残るものであったのも否定できないのですが(汗) いえ、もちろんSSの出来自体は先ほど言ったように素晴らしいものだと思います。 お世辞でなしに。 ですが、私の考える冬弥でなく、私の考える理奈ではなかった……そういうことに なりましょうか。一人称が「僕」ということもあるのかもしれませんが、もっと 奥の所で、解釈がズレているんでしょう(汗) いや、語り出すと長くなりすぎるので避けておきますが(笑) 理奈にとって歌うことは大事だったのかなー、というのが私の観点でして(汗) ……いえ、繰り返しになってしまいますが、SS自体の出来は文句のつけようも ないと思っています。 透明感とか、押しつけがましくない優しさとか、HIDさまのSSの持つ『心地よさ』が 凝縮されているような、そんな感じでした。 ……澄んだ、音が……聞こえるようです。 それでは。 #WA論議、見てみたかったですなーと残念に思いつつ……(笑)
|
このメッセージに返事を書く |