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温泉名

所在地

入浴のみ

内風呂

露天風呂

露天混浴

大人料金

子供料金
河原毛の大湯滝

湯沢市

可能
 

混浴

無料

無料

木地山高原温泉
秋田いこいの村

湯沢市

不明

男女別

     
泥湯温泉

湯沢市

可能

男女別

混浴

300

200

小安峡温泉
とことん山

皆瀬村

可能

男女別

 

 310

 
栗駒山荘

東成瀬村

可能

男女別

 

350

200

稲住温泉

雄勝町

可能

混浴・男女別

混浴

500

0

鷹ノ湯温泉

雄勝町

不可

混浴・男女別

男女別・混浴
   
湯ノ又温泉

雄勝町

可能

男女別

 

400

 
湯ノ沢温泉

雄勝町

可能

男女別

 

300

200

河原毛の大湯滝
 泥湯の先の日本三大霊地の河原毛地獄から徒歩30分の場所にあたるが、近くに駐車場ができて便利になった。駐車場までは、県道51号線を湯沢方面から来て三途の川渓谷を越えて進むと案内表示があり、そこを右手に入ってから車がやっとすれ違える位に狭い舗装道路を5kmほどたどることになる。駐車場から10分ほど急勾配の山道を下った所にある。河原毛地獄からわき出たお湯が沢水と合わさった湯の川となり、高さ20mの断崖から滝となって流れ落ちる、その滝壺が豪快な露天風呂になっている。ただし、寒い時期は入浴できず、7月上旬から9月中旬頃までが40度前後でちょうど良い湯加減となる。熱めの湯に入りたければ、上流の川の湯に入ることもできる。pH 1.4 の強酸性泉。ここは、水着で入ってもとがめられない。すぐそばにはシーズン中には脱衣小屋もある。自然のなせる技であり、無料。

木地山高原温泉「秋田いこいの村」
 勤労者の保養施設として昭和52年に開設。鉄筋4階建てで体育館、テニスコートなど完備。お湯はアルカリ性単純泉、74℃、湧出量 332L/分(動力)。

泥湯温泉 
 開設1680年と歴史のある温泉。木地山高原温泉の奥に3軒の宿があり、各々源泉の異なる内湯を持つ。滝の湯の「豊明館」は強酸性の透明な硫化水素泉。山ノ湯「小椋旅館」はやや濁った硫化水素泉だが湯舟は青みを含んだ乳白色。川の湯「奥山旅館」の混浴岩風呂は灰白色の熱い湯で硫黄分も強く最も泥湯のイメージに近い。奥に眼洗いの湯。 * 日本秘湯を守る会会員
 道路からチラチラ見える露天風呂と併設されている男女別の板張りの内湯に入る。露天風呂は混浴で上段の湯が熱めで下段が温め。弱い硫黄の臭いがあり湯ノ花が浮いている。屋根がかかっているが小雨が肌に冷たい。平成8年5月6日には回りにまだ雪が残っていた。内湯はで男風呂から少し低い女風呂が覗ける。

小安峡温泉、とことん山 
 1600年頃より開設され、現在では旅館・民宿など旅館街をなしている。その下に、大噴湯で有名な小安峡が高さ50〜60mの渓谷を刻む。小安の奥には温泉プールもある。純和風の宿「多郎兵衛旅館」に宿泊。アルカリ性単純泉、98℃、湧出量 1117L/分(自噴)。日帰りなら国道から山側に上がったところにあるキャンプ場を中心とした「とことん山」の露天風呂がお薦め。9:30〜16:30までの営業で、男女別に段違いの二カ所の露天風呂が楽しめる。

栗駒山荘 
 栗駒山の中腹、「千人風呂」などで有名な須川高原温泉ホテルの少し手前の秋田県境にある。木枠の湯舟と露天風呂(共に男女別)がつながり、白濁した強酸性の湯で酸ヶ湯に似る。崖の上に位置する露天風呂は向かいの紅葉の山が眺められ、温めの湯にゆっくりとるかると最高である。。400円のイワナの塩焼。
 平成10年に全面改装され、平成10年10月に立ち寄ったが、風呂は広くなったが露天は生かされている。前のように崖っぷちの印象が薄れてしまったが、木と石で全体の統一がされており、新しい温泉の中では好感が持てる。 一泊二食大人7500円、小学生5500円、休日前日は1500円増。

稲住温泉 
 秋の宮温泉郷にあるが風格の高さでは秋田県でもトップクラス。明治29年開湯。白井晟一氏設計で「北欧風の中に和風のよさがミックスされた」と表される正面玄関、中広間、離れ山荘などが風格に結びついている。15000坪の広大な庭園やテニスコート・屋外プールまで付いている。武者小路実篤が逗留したことで館内には色紙など飾られている。お湯はナトリウム-塩化物泉。大浴場の「檜芳の湯」は檜天井と御影石の浴槽で打たせ湯もある。そこから階段を下りたところに荒湯川をのぞむ半露天風呂。いずれも混浴であり女性には抵抗があるため、女性専用のひょうたん風呂や、大小の家族風呂が別にある。玄関まで行くとあまりの風格にたじろぐが、入浴のみの利用もできる。

鷹ノ湯温泉 
 秋の宮温泉郷の役内川に沿ってある温泉で近代的設備があるがのんびりくつろげる旅館。その意向から日帰り入浴はお断り。人気が高くなかなか予約が取れず平成10年3月にやっと宿泊。川まで降りて入る露天風呂の他にも、廊下でつながった混浴露天風呂、その奥に一段高くなって婦人専用露天風呂もある。大浴場は温度の異なる枕木の付きの浴槽が3つある他に岩風呂、打たせ湯もあったが、熱すぎて入れなかった。岩風呂・木枠風呂がある屋根付き露天風呂が温めでちょうど良かった。無色透明で僅かに塩味と苦みがある感じのお湯。館内は石畳風の廊下などきっちりした造りで、休憩所の漫画や雑誌が結構充実している。
 夕食はキリタンポ鍋と鮎塩焼、刺身、煮物などで薄味でまずくはないが特色に欠け、漬物は出来合いと余り感心しない。次女には子供料金でシャブシャブがつきサービスがいい。大人12000円、中学生10000円、小学生6000円は良心的。* 日本秘湯を守る会会員

湯ノ又温泉 
 秋の宮温泉郷の最奥、未舗装道路をしばらく行くと落差40mの湯ノ又大滝があり、その先にある。明治28年の開業。河原にへばりつくように木造2階建て建物が延びていて、窓のすぐ下は巨大な岩盤を流れる川になっている。岩風呂は以前は混浴だったそうだが、男女別になっている。

湯ノ沢温泉 
 国道13号線を走っていてたままた看板を見つけ、国道から2.3kmの表示を細い道を多少不安になりながらたどり着くと渓谷斜面にひなびたいい感じの「日勝館」があった。元自炊部が新館となり風呂も新しくなったようであった。単純温泉、40℃、湧出量 86L/分(自噴)。浴場はそんなに広くもなくシンプルな造りだが、木枠の深めの浴槽にパイプから、無色透明のさらりとしたお湯が本当にこんこんと湧き出している。浴槽から上がるとすぐにお湯が流れ出る程の豊富さでもっと湧出量が多いのではと感じる。お湯は温めだが、むしろ長湯ができ蒸し暑い時には絶好。一泊7500円の表示あり。