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温泉名

所在地

入浴のみ

内風呂

露天風呂

露天混浴

大人料金

子供料金
角館温泉・
花葉館

角館町

可能

男女別

男女別

400

200

西木温泉・
クリオン

西木村

可能

男女別

     
夏瀬温泉

田沢湖町

可能

男女別

男女別

300

150

水沢温泉

田沢湖町

可能

男女別

男女別

400

200

田沢湖高原温泉

田沢湖町

不明
 

     
乳頭温泉

田沢湖町

不明

男女別

男女別
   
鶴ノ湯温泉

田沢湖町

可能

男女別

混浴・男女別

400

200

黒湯温泉

田沢湖町

可能

男女別

混浴

400

200

妙ノ湯温泉

田沢湖町

可能

男女別

男女別

500

250

大釜温泉

田沢湖町

可能

男女別

男女別

400

200

蟹場温泉

田沢湖町

可能

男女別

混浴

400

200

孫六温泉

田沢湖町

可能

混浴

混浴
   
駒ヶ岳温泉・
山荘ももしろ

田沢湖町

可能

男女別

不明

350

200

角館温泉・花葉館 
 昭和42年に町営の国民保養センターとして開設された「ひでこ荘」が、平成8年にリニューアルされて紅葉館となる。癖のない透明な湯は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉、31℃、湧出量 400L/分(動力)。ロビーの天井が高く広い床もフローリングできれい。平成8年9月には半露天風呂は周囲が広くまだ整備されておらず、平成9年3月には宿泊部分の拡張のため露天風呂は入れず。その後、宿泊施設もできあがったようだ。

西木温泉・クリオン 
 昭和49年町営温泉保養施設として西木温泉「にしき荘」が開湯した後、ふれあいプラザクリオンとして生まれ変わった。アルカリ性単純泉、30℃、湧出量 177L/分(動力)。温泉はそう広くはなくサウナ、水風呂、泡風呂、滝湯などあるが、露天風呂はなく物足りなさが残る。保健センターと体育館が併設され、3階には25mプールの温水プール、2階に更衣室(シャワーなし)があるがプールに併設の採暖室が暖かくなく、更衣室までの移動の間に寒くなる。

夏瀬温泉 
 抱返り渓谷の上流で夏瀬ダムと神代ダムの間の玉川渓流沿い、国道46号からは6kmほどの広めの場所にある一軒宿。開湯は明治37年頃、昭和28年再開。ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉、43℃、湧出量 150L/分(動力)。温めの無色透明の内風呂の外には、萱で囲われたしきりの中に紅葉のタイル張りの小さな露天風呂があり、眼下には玉川が流れている。温すぎて上がれないがゆったりした気分を満喫できる。宿への道も紅葉すればトンネル状で最高であろう。

水沢温泉 
 県営田沢湖スキー場の真下にあり15軒以上の宿泊施設など温泉郷を形成している。単純硫黄泉、60℃、湧出量 2956L/分(自噴)。平成7年9月に大釜温泉→黒湯→水沢温泉と梯子し、「露天風呂水沢温泉」に立ち寄るが、男女別の内湯も広大だが、露天風呂も各々2つに分かれていて泳げるくらいに広い。女湯からは田沢湖も望めるとのこと。格安の値段で広く、成分濃厚な硫化水素の香りと白濁の湯を堪能できる。
 平成10年11月3日にも午後から田沢湖の遅い紅葉を見て、「露天風呂水沢温泉」に入る、温めだがゆっくりできた。 * 宿泊3600円、食事はなく、自炊or湯治。個室は10〜16時で一人1800円。

田沢湖高原温泉 
 昭和35年開設の国民宿舎「駒草荘」。露天風呂から田沢湖が眺望できる。駒草荘の先に高原温泉郷のホテル街があり、プラザホテル山麓荘、駒ヶ岳観光ホテルなどある。

乳頭温泉 
 田沢湖高原国民休暇村「乳頭山荘」、昭和40年に開設された鉄筋一部3階建て。空大して広くなくタイル張りの平凡な浴場しかなかったが、平成4年に露天風呂が肝性。内風呂は単純硫化水素泉、露天風呂はナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉と泉質が異なる。42〜50℃、湧出量 34L/分(自噴)、119L/分(動力)、乳頭スキー場、キャンプ場、テニスコートなどの設備が整っている。

鶴ノ湯温泉 
 乳糖温泉郷の中では一軒だけはなれた先達川の支流湯ノ沢の谷にあり、田沢湖乳頭温泉手前を左に入り、簡易舗装→砂利道の下り道を約5分ほどで着く。乳頭温泉最古の1615年開湯という。趣のある茅葺き長屋「本陣」は、明治初めに建て替えられた物。
名物の白濁した混浴露天風呂は脱衣場があるが、屋根もなく道からも丸見え、下は砂利が敷き詰められておりその下からお湯が湧き出てくる。隣の女性専用露天風呂から扉を開けてはいってはこれる。女性専用露天風呂はもう一カ所別にあり。その他にも、中の湯(別名眼っこの湯)、黒湯(アルカリ性泉で子宝の湯)、白湯(ミルク色の酸性泉で冷え湯の別名)、滝の湯(うたせ湯)など楽しめる。
 平成5年以来何度か訪れているが、テレビなどでも取り上げられる機会が増えるにしたがって県外客が多くなり、ゆっくり入りにくくはなってきたが、それでも名物露天風呂には入る価値がある。4月初めまでなら県外客も少な目。
 平成6年に手前に山の宿ができる。曲がり屋風の結構大きなたてものだが、わずか9室(32人泊まり)しかなくゆったりした造り。ここにも男女別温泉、露天風呂があるが、本館のような訳にはいかない。囲炉裏端での昼食のみも可能。平成9年12月に、山の宿に宿泊したが、縁側に囲炉裏の付いたバス・トイレ付きの木の豊富な部屋。個室作りの食堂で囲炉裏を囲んでの夕食には、囲炉裏にかかった山芋鍋・イワナ塩焼・蝦夷鹿刺・網焼(牡蛎・ホタテ・海老・ソーセージ・ピーマン・椎茸・シメジ・ネギ)・煮もの・ナメコ煮・山クラゲ・ゼンマイ白和え・茸酢味・ワラビ・イブリがっこ・蕎麦などで大満足。本陣での入浴も20:15にバスで送ってもらえる。朝食も同じ食堂の囲炉裏で。小岩魚佃煮・温泉卵・漬け物・納豆・筍や山菜の煮付・サラダ・豆腐と茸の囲炉裏にかかった鍋に味噌汁と堪能できた。 *日本秘湯を守る会会員

黒湯温泉 
 乳頭温泉郷の中でも秘湯のイメージで人気が高い温泉。県外ナンバーの目立つ駐車場から下を見下ろすと全景が見られる。湯は身体の外部の病によい上ノ湯と内部によい下ノ湯。上ノ湯には、打たせ湯と半露天風呂があるがいずれも混浴。単純硫黄泉、75〜80℃、湧出量 492L/分(自噴)。平成7年9月に行ったときには、混浴露天風呂に入るが芋洗い状態。内湯はあるがやはり混んでいる。秘湯ブームが終わらないとゆっくりはとても入れない状態。

妙ノ湯温泉 
 国民休暇村から400m程奥まったところの先達川沿いにあり、50m先には大釜温泉がある。昭和31年に開業。単純温泉、42℃、湧出量 242L/分(自噴)。男女別の内湯は板張りで小さな木枠の浴槽。露天風呂は泉質が異なり塩分の強い硫化水素泉。
 平成6年に立ち寄ったときには旅館もこぎれいで玄関から座禅草が飾られ、中にも生け花、能面など和風のアンティックが飾られて女性を意識した宿と感じる。露天風呂の従来のものに加えて女性専用のランプのある広い浴槽が整備されていた。旅館の先達川面は広い座敷になり喫茶部のような雰囲気となっている。食事も懐石風の女性向け。

大釜温泉 
 昭和45年の開業。昭和52年に全焼したあとで小学校の校舎を移築して再建された。硫黄泉(酸性・含ヒ素-ナトリウム-塩化物・硫黄塩泉)、98℃、湧出量 150L/分(自噴)。ベージュ色と言われるが泥が混じっているような湯。内湯もかなり大きいが露天風呂はプールのように広い。男女別になっているが、女湯の露天風呂が何となく見える感じ。

蟹場(がにば)温泉 
 乳頭温泉郷の突き当たりにあり、1846年に発見され、付近に沢蟹がたくさん見られることから名付けられたという。昭和48年に近代的旅館に改築。単純温泉、50〜53℃、湧出量 186L/分(自噴)。内湯は、甲石のある床も浴槽も木でできた木風呂と岩風呂があり、木の廊下が続いている。林の中を80mほぼ下った蟹場沢に露天風呂(唐子の湯)がある。平成8年の4月13日に立ち寄ったときには、露天風呂までは2m以上の雪の回廊が残っていた。簡単な脱衣所の脇の露天風呂は、瓢箪型でお湯の入り口は熱めだが離れると温い、底はコンクリート。周囲の削られた赤土が興ざめであったが、温泉は良い。子供達も前日から降ったと思われる新雪を集めて遊びながら30分以上入っていた。

孫六温泉 
 黒湯駐車場から奥の坂道を降りて行くがそんなに距離ではないのに、黒湯の混雑はない。単純温泉、52〜77℃、湧出量 80L/分(自噴)。川辺に杉皮葺きの湯小屋があるが泉質が異なるお湯が楽しめる。石がそのまま湯舟になっている「石ノ湯」、ラジウム含有の子宝の湯「唐子の湯」、小さいが先達川を見ながら入れる二つの露天風呂、湯滝など雰囲気がある。

駒ヶ岳温泉・山荘ももしろ 
 平成10年3月にオープンしたばかり。水沢温泉郷の手前の「友情の滝」入口より入ったところにある。独自の温泉源で源泉は60℃。日帰り入浴は10〜20時。和室4室、洋室6室のこじんまりした宿。「森に囲まれ、四季の香りが漂い清流と滝が庭のような山の宿です」とパンフレットにある。
 山荘というにはこぎれいな宿で、フロントの自然木などは圧倒的。男女別の内風呂の広い窓から渓流が見え、白濁して硫黄臭のあるお湯。露天風呂は玄関から左奥を降りたところの川に向かってある。「広間から丸見え(でもないのに)なので泊り客のみ」というがそれでもよければ入っても良いとのこと。 一泊二食付き/9300〜12300円 休憩:広間使用込みで大人1000円。TEL 0187-46-2688 FAX 46-2677