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温泉名

所在地

入浴のみ

内風呂

露天風呂

露天混浴

大人料金

子供料金
日景温泉

大館市

可能

男女別

混浴

300

150

大滝温泉、
湯夢湯夢の里

大館市

可能

男女別

男女別

150

 
矢立温泉(赤湯)

大館市

可能

男女別

 

300

150

雪沢温泉(清風荘)

大館市

可能

男女別

男女別

300

150

湯ノ沢温泉、杣温泉

森吉町

可能

男女別

混浴

400

200

クウィンス森吉

森吉町

可能
         
打当温泉
 マタギの湯

阿仁町

可能

男女別

男女別

400

 200

日景温泉 
 明治26年に開湯。国道7号線の青森県境である矢立峠近くで1kmほど奥まったところにある。秋田杉の天然林に囲まれ歴史のある旅館と感じられる佇まい。「東北の草津」と言われる温泉は、含硫酸-ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-塩化物泉、白濁した硫黄臭の強い酸性の食塩泉で天井のむき出しの梁に硫黄がこびりついている。48℃、湧出量 120L/分(動力)。ごく浅い風呂と深めの風呂が隣接。男女別の浴場の間に混浴の露天風呂がある。卓球場が二カ所あり売店やロビーにも風格が感じられ、雄勝の稲住温泉にも匹敵する雰囲気がある。平成7年5月7日には桜が咲いていて、ゆっくりと過ごしたくなる。一般客用の「日景ホテル」45室、湯治客の「日栄館」15室、貸別荘「ひかげ」8畳二間などが利用できる。*日本秘湯を守る会会員

大滝温泉、湯夢湯夢の里 
 15軒ほどの宿泊施設が並ぶ温泉町。昔は豊富な湧出量があったが、現在は掘削による源泉、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉、61℃、湧出量 1865L/分(動力)。
 新しく町の東にできた「湯夢湯夢の里」は、25m温水プール・流れるプール・ウォータースライダーのある円形ドームの施設と隣接する湯夢湯夢の湯に分かれている。湯夢湯夢の湯は男女別に露天風呂と湯滝が設けられている。カリヨン(音の出る木)の塔がシンボル。湯夢湯夢の湯入浴、大人150円、子供100円、休憩所あり。湯夢湯夢の里プール、午前中、午後1時〜4時、夜5時〜8時、大人500円、子供300円

矢立温泉(赤湯) 
 国道7号線沿いでは秋田県最北端に位置する温泉。1500年代に発見されたという最も歴史のある温泉でもある。食塩泉で鉄分が多く、濁った赤茶色のお湯で別名「赤湯」と言われている。32℃、120L/分(動力)。広めの浴場に四角い湯舟があるだけ。第二浴場の案内があったが行かなかった。 有名なカルルスバードに似ていることから東洋のカルルスバード、アクトバード矢立(活性温泉矢立)と命名されたとのこと
 近く(5分)に天然記念物・長走風穴があり高山植物群もみられるという。

雪沢温泉(清風荘) 
 樹海ライン沿いの長木川を望む高台に位置する、黒鉱探査のボーリングで湧出した昭和38年開湯の新しい温泉。宿泊施設の規模の割に大きな浴場で湿式サウナ、外に露天風呂と泡風呂があり、軽い硫黄臭ある硫酸塩泉(カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉)、49℃、湧出量 300L/分(動力)。駐車場の裏手を上がると男湯の露天風呂が丸見えだが、長木川の向かいの山を見ながらの入浴はなかなかのもの。平成8年1月に宿泊した際には、一人10000円で料理もおいしい刺身、合鴨鍋、ステーキまでつき満足。入口の炭火の火鉢、木のおひつなど気遣いも感じられる。あえて難点を探すと風呂が22時まで(朝は6時から)と制限されていること。しかし雪見の露天には満足。味をしめて平成9年2月にも宿泊するが、朝食のバイキングで出た鮎甘露煮がうまかった。

湯ノ沢温泉、(そま)温泉 
 森吉町から太平湖に向かう県道を進み、国民宿舎・森吉山荘の手前で左に折れた所にある。ちなみに森吉山荘はここからの引湯。硫酸塩泉(カルシウム-硫酸塩泉)というが無色透明無臭、53℃、湧出量 86L/分(自噴)、宿の主人の手作りによる竹垣で囲った露天岩風呂があり、脇を流れる川とともに気持ちがいい。杣は木こりの意味だが、経営者の姓をとって名付けたらしい。発見は1717年だが、大正3年より杣家個人の物となった。

クウィンス森吉 
 平成7年12月オープンの秋田内陸縦貫鉄道の阿仁前田駅舎との複合温泉休養施設。温泉浴場の他に、カラオケ室、ビデオシアター、大休憩室などが完備されている。クウィンスとは英語でマルメロ(森吉町名産)の意味。二階に駅待合室と浴室があり、三階の滝と桃洞の滝をモチーフとした大浴場と泡風呂、マルメロを浮かべたマルメロ風呂、サウナ、打たせ湯などがある。三階には休養できる有料スペース。大休養室は団体貸し切りがなければ無料開放。

打当(うっとう)温泉 マタギの湯 
 昭和53年に掘り当て、昭和56年に農業者健康管理センタ−保養施設として開業された。温泉は熱めでややしょっぱいが透明で湯量も多く少し硫黄臭があるような気がしたが、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、52℃、湧出量 200L/分(動力)とのこと。浴槽は広めで熊の頭からお湯が出ている。立ち寄った際の食事では、名物の熊鍋(マタギ鍋)は出なかったが、豚鍋、ニジマス塩焼、ホタテ煮物、とんぶり大根、菊ナメコ、イカ・甘海老刺、ミズの観(安の涙)、熊?馬?大和煮など堪能する。