#34 祝☆成人の日
大人になるということ。
ずっと、早く大人になりたかった。
今思えば、自分で思う程の力も知識もなかったのだけど
ただ年齢に達していないと言うだけであれこれ制限される事に
うんざりしていた。子供のくせに、と押さえつけられるのが嫌で
そういう自分の身分が窮屈で仕方なかった。
早く大人になって、誰の干渉も受けずに、自分の意志で、自分の力で、
何でも決めてやりたかった。
ただ、結局1人で出来る事はほんの少ししかなくて、
気持ちばかりが背伸びして、精一杯大人ぶってただけ。
やっぱり子供だったんだと思う。
だから、一つずつ自分で出来る事が増えていくのが嬉しかった。
一つ歳をとる度に、力が抜けて、ラクに呼吸が出来るようになった。
もう頑張って大人ぶる必要はない。
そのままの自分でいいのだから。
どの時点を境にして人は「大人」になるのだろう。
それは自分で決めるものなのか、それとも周囲がそう認めるものなのか。
年齢と社会的立場は大人でも、中身がまるっきり子供みたいな人。
逆に、年は若くても考え方や行動にしっかり芯が通っている人。
一体何を基準にして「大人」だと言えるのだろう。
それを一体、誰が決めるのだろう。
二十歳を境目にして社会的には大人だとみなされる。
だけどそれは、本当は単なる通過点でしかない。
自分を作っていけるのは他の誰でもない自分自身だ。
夢を夢で終わらせずに、現実に変えていける力を持つこと。
それが、大人になるということだ。
まだまだ大人にはなり切れないかも。
何はともあれ、新成人のみなさまおめでとうございます。
00/1/10