popt (Command line option parsing library)

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概要

popt とは、getopt(3) ライクなコマンドライン・オプション解析ライブラリ。

URL

ftp://ftp.rpm.org/pub/rpm/dist/rpm-4.0.x/

インストール環境

Solaris 2.6
Plamo Linux 2.2.1 (Kernel 2.2.19 + glibc 2.2)

必要なもの

GNU gettext, libiconv

バージョン

1.6.2

インストール手順 (for Solaris 2.6)

$ tar xvfz popt-1.6.2.tar.gz
$ cd popt-1.6.2
$ ./configure
(snip)
checking for GNU xgettext... configure: error: 
  *** GNU gettext is required. The latest version
  *** is always available from ftp://ftp.gnu.org/gnu/gettext/.

むう。gettext がいるのか。gettext を gettext パッケージからインストールしてから再挑戦。
...が、ダメ。同じ現象。むー、どーして〜。 configure スクリプトを確認すると、xgettext --version の結果をみているらしい。 試しに実行してみると...。
$ /usr/local/bin/xgettext --version
ld.so.1: /usr/local/bin/xgettext: 重大なエラー: libiconv.so.2: open に失敗しました: \
         ファイルもディレクトリもありません。
Killed

iconv ライブラリがいるらしい。これまた libiconv パッケージからインストールしてから再挑戦。
が、これまたダメ。ちゃんと libiconv.so.* は /usr/local/lib にあるのだが...。 LD_LIBRARY_PATH を指定してみる。
$ export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib
$ ./configure
$ make
(snip)
/usr/local/bin/msgfmt -o pt.mo pt.po
make[2]: *** [pt.mo] Segmentation Fault (core dumped)
make[2]: Leaving directory `/usr/local/src/popt-1.6.2/po'
make[1]: *** [all-recursive] Error 1
make[1]: Leaving directory `/usr/local/src/popt-1.6.2'
make: *** [all-recursive-am] Error 2

うーむ。mo ファイルかぁ。面倒くさいので...。
./configure --disable-nls

これで、とりあえず OK 。 ただし、configure のログには gettext 出て来ないにも係わらず、やっぱり configure 時に (実行時にはいらないらしい) libiconv も gettext もいるらしいので、要注意。
あとはコンパイル/インストールしておしまい。
$ make
$ su
# make install
# exit

インストール手順 (for Linux)

$ tar xvfz popt-1.6.2.tar.gz
$ cd popt-1.6.2
$ ./configure
$ make
$ su
# make install
# exit

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