封神演義探究

《《 封神演義年表 (上) 》》

 「封神演義年表」は、『封神演義』のエピソードの前後関係を表したものです。左側に該当の回目を、右側にエピソードを記しています。

第一巻

1 商の二十九代目帝乙が病没。紂王が後を継ぐ。
聞仲が北海遠征に向かう。(紂王7年春)
紂王が女禍宮を詣でる。
女禍が三妖に商を滅ぼすよう命じる。
2 四大諸侯が入朝する。(紂王8年)
蘇護が反乱を起こす。
3 姫昌の説得により、蘇護が降伏する。
蘇護の娘、妲己の後宮入りが決まる。
4 狐狸精が妲己の体に乗り移る。
妲己が紂王に謁見する。
5 雲中子が朝歌を訪れる。
6 梅伯が紂王を罵り、炮烙で殺される。
商容が宰相を引退し、帰郷する。
7 妲己が姜皇后を陥れる。
8 殷郊・殷洪両太子が朝歌脱出に失敗する。
9 殷郊・殷洪両太子が刑場で風にさらわれる。
商容・趙啓が諫死する。
10 姫昌が雷震子を養子とする。

第二巻

11 紂王が姜桓楚と鄂崇禹を誅殺、姫昌を幽閉する。
12 那咤が誕生する。
那咤が東海竜王の三太子・敖丙を倒す。
13 石機娘々が太乙真人に殺される。
那咤が自殺し、蓮の精として再生する。
14 那咤が李靖に復讐する。
燃灯道人が那咤と李靖を無理矢理仲直りさせる。
15 姜子牙が元始天尊の命を受けて下山する。
姜子牙が馬氏と結婚する。
16 姜子牙が朝歌に算命館を開く。
17 姜子牙が琵琶精を焼き、司天監に任ぜられる。
妲己がタイ盆を作る。
18 姜子牙が鹿台建設に反対し、朝歌を脱出する。
楊任が鹿台建設に反対し、両目をえぐられる。
18 「鹿台」建設開始。(紂王18年?)
楊任が道徳真君に救われ、掌中眼を得る。
19 姫昌の長男・伯邑考、父の贖罪に向かう。
伯邑考が妲己の誘惑を断ったため、処刑される。
20 散宜生が費仲・尤渾を買収する。
姫昌が幽閉から解放される。

第三巻

21 姫昌が雷震子に助けられる。
22 姫昌が西岐に帰還し、霊台を造る。
23 姫昌が飛熊の夢を見る。
24 姜子牙が武吉を弟子とする。
姜子牙が姫昌に見いだされ、周の丞相となる。
25 鹿台が竣工する。(紂王19年?)
鹿台で妲己の仲間の妖怪たちが宴を開く。
26 胡喜媚が妲己の手引きにより紂王の側に侍る。
比干が妲己によって殺される。
27 聞仲が北海から帰還する。
聞仲が紂王に十策を献じる。
28 聞仲が東海の平霊王討伐に向かう。
黄飛虎が金眼神鷹で妲己を傷つける。
29 崇黒虎が西岐に内通する。
周が崇侯虎を滅ぼす。
周の姫昌が病死する。子の姫発が跡を継ぎ、武王を名乗る。(紂王20年)
30 賈氏と黄氏が摘星楼で死ぬ。(紂王21年)
黄飛虎が謀反を起こす。

第四巻

31 聞仲が黄飛虎を追撃する。
32 黄天化が陳桐を殺し、黄一族の危急を救う。
33 黄飛虎が祖父の黄滾を謀反の一団に引き入れる。
34 那咤が余化を倒して黄一族を救い出す。
黄飛虎、周に帰順する。
35 晁田・晁雷兄弟、西岐討伐に向かうも帰順する。
36 張桂芳が西岐討伐に向かう。
那咤が下山し、張桂芳を負傷させる。
37 元始天尊が姜子牙に封神榜を渡す。
申公豹が姜子牙に商に味方するよう誘う。
姜子牙が柏鑒と五路神に封神台建造を命じる。
38 九竜島の四聖が張桂芳の援軍に向かう。
元始天尊が姜子牙に打神鞭と四不象を渡す。
姜子牙が竜鬚虎を弟子とする。
39 九竜島の四聖が全滅し、張桂芳が自刎する。
魯雄が西岐討伐に向かうが、岐山で凍結され、全滅する。
40 姜子牙が岐山で封神台を祭る。
魔家四将が西岐討伐に向かう。
楊センが下山して花狐貂を殺す。

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