封神演義事典

《《 人物 は 》》

伯邑考 はくゆうこう

略歴

 姫昌の長男。紂王によってユウ里に幽閉された父を解放してもらうため、家宝三点を土産に自ら贖罪に向かう。その美しい琴音は紂王を感動させ、父の罪を許すとの言質を得た。が、琴の練習に事寄せての妲己の誘惑を断ったために逆恨みされ、かえって紂王に殺されるようし向けられてしまう。伯邑考はどうせ殺されるならと、紂王に対する諫言の歌を歌って殺された。手足を釘で文字通り釘付けにされ、妲己の手下に刀で切り刻まれるという壮絶な最期だった。その死体は肉餅にされ、姫昌の食膳に供された。第九十九回、姜子牙により中天北極紫微大帝に封神された。

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