封神演義事典

《《 人物 こ 》》

黄竜真人 こうりゅうしんじん

略歴

 二仙山麻姑洞に住む闡教の仙人。崑崙十二大師の一人。第四十四回、十絶陣の戦い前夜に姜子牙の元を訪れ、道士を応対する篷席殿(苫屋)を作るよう告げる。数日後、崑崙十二大師とその蘆篷に現れた。第四十七回には趙公明と戦うが、捕らわれて旗竿に吊される。第五十八回には疫病により壊滅寸前の西岐城に現れ、那咤や楊センに策を授けた。のち北門で呂岳と戦うが敗走。第八十一回、余徳が痘を放った時も西岐に現れ、楊センが運んできた薬草で武王を回復させた。第八十二回の万仙陣の戦いでは、馬遂に金箍を嵌められた。

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