封神演義事典

《《 人物 こ 》》

胡喜媚 こきび

略歴

 女カ配下の妖魔・九頭雉鶏精の宮廷での偽名。千年狐狸精(妲己)・玉石琵琶精(王貴人)と共に、紂王をたぶらかして商を滅ぼすよう命じられる。妲己が留守にした軒轅墳を守っていたが、黄飛虎と比干に住みかを焼き討ちされ、軒轅墓の仲間も焼け死んでしまう。そこで妲己に手引きされ、道姑を装って紂王に謁見し、その寵姫となった。その後は紂王・妲己・王貴人と共に宴会三昧の毎日を送る。商が滅ぶのを見届け、縄張りに戻る途中、楊セン・雷震子・韋護によって捕らえられ、処刑された。

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