封神演義事典

《《 人物 き 》》

丘引 きゅういん

略歴

 商の将軍だが、原型は蚯蚓。姓名はその蚯蚓(ミミズ)から「虫」を取ったもの。宝物「紅珠」を使う。西岐討伐に向かった張桂芳の後任として、青竜関の鎮守大将となる。青竜関の戦いで黄飛虎の息子・黄天祥と二度戦い、二度とも負傷させられたが、三戦目では頭上から紅珠を放ち、天祥を捕虜とした。天祥があくまで屈しないのを見ると、怒って風化の刑に処した。次に天祥が殺されて怒り爆発の那咤と戦うが、人造人間に紅珠は効かず負けてしまう。西岐軍が夜襲を仕掛けると、土遁を借りて逃走した。のち万仙陣の戦いに参加し、逃走中に陸圧道人の斬仙飛刀で殺される。第九十九回、姜子牙により群星正神貫索星に封神された。

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