封神演義事典

《《 人物 き 》》

姫昌 きしょう

略歴

 周の文王。名君として知られる。蘇護が反乱を起こすと崇侯虎と共に鎮圧を命じられたが、姫昌は蘇護が忠臣であることを知っていたので、蘇護を説得して降伏させた。紂王に朝歌に出頭するよう命じられると、七年の厄を受けることを知りつつ朝歌へ向かう。その途中赤子の雷震子を養子とし、通りすがりの仙人・雲中子に託した。朝歌で四大諸侯のうち二人が誅殺される中、姫昌もまた処刑されかかったが、商の廷臣たちにとりなされてユウ里に幽閉された。
 それから七年後、長男の伯邑考が妲己の意に染まなかったため殺され、その死体は肉餅にされて姫昌に供された。姫昌は占いによってそのことを悟るが、耄碌したふりをして肉餅を食べた。散宜生の賄賂攻勢によって幽閉を解かれたが、紂王は後になって後悔し、追っ手を差し向ける。そこで雷震子が登場、姫昌の危地を救い、朝歌まで送り届けた。
 姫昌は西岐に戻ると、白虎が襲いかかってくる夢を見た。散宜生に夢の吉凶をたずねると、それは賢人を得る前兆だと言う。はたしてハン溪で姜子牙を見出し、彼を丞相とした。姜子牙の進言に従って崇侯虎を討ち果たすが、首実検で崇侯虎の生首を見ると病気になる。次男の姫発を姜子牙に託して病死した。享年九十七歳。

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