《《 人物 き 》》
金霊聖母 きんれいせいぼ
○ 略歴
截教の仙人。聞仲・余化の師。宝物「飛金剣」「四象塔」「竜虎如意」を使い、乗騎「七猪車」に乗る。多宝道人と共に通天教主の副官的存在である。弟子の聞仲が下山したとき、絶の一字は避けよという偈を与えた。広成子が火霊聖母を殺して碧遊宮に来ると、憤慨して截教の門徒を煽動。弟子の余元が西岐軍に負け、梱仙縄ですまきにされて碧遊宮に逃れてくると、腹を立てて通天教主に闡教の横暴を訴えた。その後誅仙陣の戦いに参加するも、敗北して逃亡。万仙陣の戦いでは竜吉公主を四象塔、洪錦を竜虎如意で打ち倒したが、燃灯道人の定海珠により殺される。第九十九回、姜子牙により坎宮斗母正神に封神された。
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