封神演義事典

《《 人物 い 》》

殷成秀 いんせいしゅう

略歴

 商の武官。殷破敗の子。袁洪の征西軍に加わり、孟津に向かう(87)。袁洪らが妖術を使って戦うことに魯仁傑が疑念を示すと、表向きには言わない方がいいと忠告した(89)。高明・高覚の夜襲の時に後詰めを命じられるが、失敗を予測した魯仁傑に同意して様子見(90)。呉竜と常昊が妖怪だということが明らかになると、役職をもらって朝歌に帰ろうと魯仁傑と相談した(91)。
 父が姜子牙に論戦を挑んで殺されると涙を流し、紂王に仇を討つことを申し出る。周軍本営の前で仇の姜文煥と三十合ほど渡り合うが、敵わず斬り殺された(95)。姜子牙により、群星正神白虎星に封神された(99)。

武器等

 刀(武器)

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