黄天化が父の黄飛虎を救いにゆく際、師匠の清虚道徳真君より譲られた宝貝。剣先で相手を指すと、光が走り出て相手の首を落とす。黄飛虎をいったん殺した陳桐は、この莫邪宝剣の光を受け、首を取られてしまった。だが、その後は黄天化のメイン武器が双槌に代わったためか、使用されなくなってしまう。
莫邪とは、中国における名剣の代名詞「干将・莫邪・呉鉤」のうちの一つ。春秋時代の呉の鍛冶師・干将が造り上げた陰の剣であり、呉王闔廬に献上されたという(『呉越春秋』)。
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