封神演義事典

《《 アイテム こ 》》

降魔杵 ごうましょ

概要

 韋護の宝貝。手の中では草のように軽いが、相手にぶつかると泰山のように重くなる。韋護の初登場の際(57)に使用され、呂岳の弟子・楊文輝を殺した。敵将を処刑するときにもたびたび使用されたが、化け物が相手のために効かないということが多かった。鄭倫も同名の武器を持っているが、こちらはただの杵。

注釈1

 『封神演義』第五十九回の詩には、次のようにある。「曾て炉の火の鍛錬を経て、ただ一本の降魔杵を作る。護法の沙門は多く道あり、文輝これに遭えば真魂絶ゆ」

注釈2

 韋護の元となった韋駄天の武器は、金剛杵である。

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