封神演義書房

《《 藤崎竜「封神演義」 》》

封神演義 1〜23

概要

 「週刊少年ジャンプ」連載の人気コミック。『封神演義』とタイトルは付いているものの、太公望&聞仲が若い、楊センが妖怪人間など、かなり天衣無縫に改変されています。初めて見たときは驚くやら、呆れるやら、ブルーになるやら、やり場のない思いを抱いたものです。もう慣れましたが(笑)。『封神演義』という名のオリジナル漫画として見ると、部分的な問題は感じるものの、基本的には面白いです。

データ

 藤崎竜/著 集英社 ジャンプコミックス 各390円 1996/11〜2000/12刊 出版社のサイト

封神大全

概要

 100%フジリュー『封神演義』の解説書。連載時のカラーイラストが全て収録されていて、ファンにはたまらない一冊だと思います。また本書はフジリュー版のシナリオガイドも兼ねていますので、フジリュー版を通して読む気はないけれど、一応話だけは知っておきたいという原作ファンにもお勧め出来ます。ただ初版には誤植がありますので、購入するのであれば2版以降が良いでしょう。

データ

 週刊少年ジャンプ/編 集英社 ジャンプコミックスDX 952円 1999/7刊 出版社のサイト

「封神演義」の秘密

概要

 フジリュー『封神演義』の謎本その壱。下のトンデモ本よりはマトモに資料を調べているため(まぁ、比較程度の問題ですけど)、内容も下ほどはトンデモではないです(まぁ、比…以下略)。ただ、やはり変な記述も多いんですね。闡教と截教がムーとアトランティスとか、まぁギャグなんでしょうけど。単行本で5巻が出た頃の本であるため、今となってはネタが古すぎるのが欠点です。というか、致命的。

データ

 アおい果ジツ・スタジオゴセシケ/著 データハウス 1,000円 1997/10刊

封神演義 完全解体書

概要

 フジリュー『封神演義』の謎本なんですが、はっきりいってトンデモ本です(汗)。本書によると黄飛虎のモデルは黄帝であり(まさか、「黄」の字が同じだから?)、『封神演義』が中国で受けたのは竜吉&楊センの逢瀬描写が一因で(これって、安能オリジナルなんですけど…)、また黒点虎のセリフは原作者の現実逃避願望を示しているんだそうです(注:黒点虎も安能務氏の創作キャラ)。なんだかなぁ^−^;あとインターネットじゃあるまいし、最低限写植くらいは作って欲しい…。

データ

 竹内規和/著 フットワーク出版 1,400円 1999/7刊

仙界伝封神演義 1〜7

概要

 テレビ東京系列で放映されたアニメ、『仙界伝封神演義』のビデオ版。LD、DVD、ビデオテープの各種メディアで発売されています。

データ

 キングレコード 各6,600円 (7巻のみ3,700円) 1999/11〜2000/5刊 出版社のサイト

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