- Fernandes ZO3C修復 -

Fernandes ZO3

 

2004.1.12

Fernandes ZO3C

フェルナンデスZO3Cをもらいました!

久しぶりのギターの修理です。

このギターよく見るとぞうさんに見えますよね?なのでぞうさん。ZO3なんです。(笑)

このギターは「アンプに繋がなくても音が出る!」というのが売りのギターですが、

現在は生産完了品でカラーはMTBのメタリックブルー。

このモデルは現在発売されているZO3をゴールドパーツに変更しピックアップも違うカスタム仕様です。

それにしてもZO3はゴールドってあわないなぁ。(笑)

 

汚いです!

早速状態の確認をします。

ものすごい埃と汚れです。

それにしてもミラクルな弦の巻き方をしてるぞな。

これじゃチューニングが安定してなかったでしょう。。

 

ミニスイッチ破損!

内蔵のスピーカーからは音が出ませんでしたが、アンプに繋いで音が出ることは確認しました。

それもそのはずスイッチが壊れてます。

ピックアップは生きてました。

 

サドル欠品!ストリングブッシュ欠品!

1弦のサドルと、裏から弦を通すストリングブッシュもありません。

足りないパーツをフェルナンデスから取り寄せてもらうことにします。

 

2004.1.22

届きました!

楽器店から注文していたパーツが入荷したと連絡があったので取ってきました。

左から、ストリングブッシュBL 150円、ミニスイッチ 1150円、STサドルBL 500円。

サドルのスプリングが仕様変更の為か形状が違いますが問題はないでしょう。

あとここには写ってませんが、006P電池用のコネクタ 100円で合計1900円のパーツ代で済みました。

 

ぶちっ!

早速分解します。修理のついでに清掃と弦の張り替えをします。

なのでまず全弦はずします。

弦はすごいテンションで張られてるので、必ず緩めてから切ります。

大変危険なので必ず弦を緩めてから!!

 

キンキラキンニサリゲナク!

どうです?奥さん、このヴォリュームは?

郷ひろみもびっくりなゴールドです。(笑)

ここはさすがに黒で良かったんじゃないか?フェルナンデス。。

六角レンチで外します。

 

ZO3の裏側

一度バフをかけるので、外せる部品をどんどん外していきます。

ネックやバックプレートも外します。

バックプレート内に基盤があるので粉が入らないようマスキングしておきます。

 

やられた!

なんということでしょー!

てっきりアクティブピックアップだと思いこんでたら、思いっきりパッシブでした!

なんだよ!!(泣)

 

取り外し!

こんな感じに取り外しました。

ブリッジの下にアース線がきています。

 

バフがけ

それでは適量コンパウンドを塗って軽くバフがけします。

もちろん消せる傷と消せない傷があります。

ここで簡単な傷の見分け方を紹介します。

それは傷の部分にに水をかけてみるとわかります。

水をかけて消えて見える場合は、クリアー層の傷なのでコンパウンドで消せます。

消えて見えない場合、深い層までいってるので一度埋めて塗り直さない限り消えません。

車のキズなどもこの方法で見分けられますよ。

 

クルクルクルクル!

クルクルクルクル!!

バフがけ中です。回転しながらキズを消していきます。

様子をみながら丁寧に磨いていきます。

 

完了!

完了!

キズが残ってるように見えますが、コンパウンドの残りです。

キズと汚れは綺麗に落ちてます。

最後に柔らかい布でコンパウンドをふき取ってからポリッシュワックスで仕上げます。

 

ストリングブッシュ打ち込み

続いて組立に入ります。

取り寄せたストリングブッシュをハンマーで裏から打ち込みます。

直接叩くとボディを痛めることがあるので、必ず木材などをはさんで打ち込みます。

 

汚いです!

ついでにスピーカーとネットの埃もとっておきます。

意外と汚れがたまっていました。

 

ハンダ付け

ミニスイッチと電池のコネクターをハンダ付けしていきます。

配線が短くてピンチでした。

 

収縮チューブ

ハンダ付けした電池コネクターを収縮チューブでしっかり絶縁します。

 

電池ケースに固定

配線を取り回しながら電池ケースにしっかり固定。

 

ボディに固定

最後に電池ケースをボディに固定します。

あとは元通り組み立てていきます。

 

キラーン!!

汚れもとれて綺麗になったZO3。

電源入れると目が赤く光ります。(笑)

1弦のサドルも取り付けました。とりあえずおおよその位置に固定。

ピッチは弦を張ったときに調整する事にします。

 

ギュウ!

続いてネックの取り付け。

ネックは車のタイヤを締める時と同じ要領で、対角線上に締めていきます。

ギュウ!

 

完成!

完成!まだ弦は張ってませんが眠いので今日はここまで。(笑)

ネックにフィンガーイーズを塗っておきます。

 

2004.1.23

マキネン完成!(笑)

弦張りました!今回はZO3専用弦を使用。ZO3用ってあるんですね。(笑)

もちろん通常の弦も使えますよ。

まだピッチ調整していなかったので、音痴なZO3ギターになってます。(笑)

今回弦を張り替えたので全弦ピッチ調整を行います。

ピッチ調整はチューナーを使います。

原音(開放弦)と12フレットのハーモニクス音だして、チューナーのメーターが同じになるように調整します。

がっ、、EVOはこの作業がとても苦手です。。ピッチ調整は何回やっても慣れません。。(泣)

あとヴォリュームつまみもブラックに交換してみました。

どうですか?こっちのほうが全然かっこいいですよね。(笑)

これにてすべて完成です!このギターは「マキネン」と名付けました。(笑)

わかるひとにはわかると思います。(笑)

 

おまけ!

トラスロッド

湿気やなんらかの原因でネックが反った場合、トラスロッドで調整します。

ZO3は一度ネックを外さないと調整出来ません。

六角レンチでグイッと調整します。

順反りの場合は時計回りに回し、逆反りの場合は反時計回りに回します。

これはZO3だけに限らずどんなギターもそうですが、少しずつ回して様子を見ながら作業します。

ギターは木材で出来ているので、環境の変化にコンディションが左右される楽器なんです。

 

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