- オーディオ機器の設置場所 -

 SONY JMD-77

 

2002.3.29

まず上の写真を見てください。

みなさんはオーディオ機器をどのように置いてますか?

説明書やカタログなどを見ると、この写真のような置き方をしていますね。

みなさんもきっとこのように設置していると思います。

デザイン的にもこのように置くのが見た目も綺麗に見えますしカッコイイですね。

ですが肝心の音質はとても悪いのです。

どういうことかというと、これでは左右のスピーカーが近すぎるため、ステレオ の効果が半減しています。

せっかくのステレオ音質が犠牲になっているわけです。

それではどうすればいいのでしょうか?

まず綺麗なステレオ音質で聴くためにも、左右のスピーカーを2mくらい離すようにしましょう。

その時内側に角度をつけて設置するとより効果的です。

 

スピーカー

そしてスピーカーの高さも重要になります。

フルレンジと呼ばれるコーン紙(丸い部分)が1個のスピーカーの場合、自分が聴く姿勢の耳の高さにあわせます。

またコーンが2〜3個の場合、上から高音域、中音域、低音域となっていきす。(大きいコーンほど低音)

その場合は、中音域のコーン紙が耳の高さになるようにします。

専用のスピーカースタンドなどを使うのも良いと思います。

そしてオーディオを聴く場所ですが、スピーカーからみて三角形の頂点で聴くようにしましょう。

聴く人によって音の好みが違いますから、スピーカーの高さなど変えて色々試してみるといいと思います。

これから色々なテクニックを紹介していきますが、これが一番効果を実感できると思います(笑)

図にするとこんな感じ。

リスニングポジション
PhotoShopが泣くぞ。。(爆)

 

しっかりしたところに置く

最後に設置場所ですが、しっかりとしたところに置くことが大切です。

オーディオ機器はもちろんですが、特にスピーカーは振動に弱いのです。

音の伝わり方というと、スピーカーコーンが空気を振動させ人間の鼓膜に届くようになっています。

スピーカーをグラグラする不安定な場所に設置した場合、スピーカー自体が振動してしまい人の耳には正しく伝わりません。

ここでも伝達ロスが起きてしまうわけです。

 

インシュレーター

そんな時はスピーカーの下にインシュレーターや、ゴム製のシートなどで振動を吸収させることができます。

これらはオーディオ専門などで入手できます。

これにより一般的にスピーカー間の定位(ボーカルや楽器の位置)や、

奥行きなどの臨場感はクリアーになり、減衰特性が飛躍的に向上します。

最近の安価なミニコンポには、インシュレーターらしき物?(笑)がついてる機種もありますが、

あれはダミーなので効果はありません。(笑)

 

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