- 任天堂 DATA RECORDER HVC-008 修復 - |
2004.1.13
昨年末、オークションでファミリーベーシック用のデーターレーコーダーを入手しました。
ゲーム関連のショップさんが出品していたのですが、
「美品ですがジャンク品。テープを再生はするが音が低いため」ということ。
現在では1984年製のため、なかなか綺麗な物は入手困難です。
とりあえず修理できそうだったので2000円で落札。(笑)
早速分解してみます。
本体は裏側の長いビス4本と、電池ケース内の短いビス1本で止まっています。
ぱかっ!
って、いたってシンプルな作りです。(笑)
現在の技術なら半分の大きさに出来るでしょうね。(笑)
この機体は年代品のわりにかなり程度が良いです。
グリスもしっかり残ってるし、動かした時間はかなり短かったようです。
発売元は任天堂ですが、製造元は松下電器ゼネラルオーディオでした。
今のパナソニックになるんですかね。
パナソ二ックというとなぜか「ジョージルーカス」とういイメージが強いです。(笑)
メイン基盤をケースからはずし原因を探ります。
ん?!
って、よく見るとスピーカーに抵抗がハンダ付けされています。。
原因とういうか音が小さいのはこのせいでした。
このデーターレコーダーはそもそもカセットテープからデーターを読み書きするのですが、
その際、「ピーヒャラピーヒャラ」と音が結構うるさいのです。
これは故障ではなく仕様なんですが。
そのため前の持ち主が「こりゃうるさいんじゃけん!」と広島弁か知りませんが(爆)、
意図的に取り付けたのだと思います。(笑)
このまま使っても全然問題ありません。
ですがどうせなら、
「ピーヒャラピーヒャラ」を久しぶりに楽しみたいので(笑)、
出荷当時の初期状態に戻してやります。
スパッ!
ついでにスモーク風味の蓋の傷も消してやります。
CDなどの傷も消せる鏡面加工用のコンパウンドで丁寧に磨いてやります。
写真ではわかりずらいですが綺麗に消えました。
最後に元通り組み立てて、
ギター用のポリッシュワックスで汚れと艶をだして完成です。
ピーヒャラピーヒャラ!
無事、音も大きくなりました。故障ではかったですね。(笑)
ジャンク品としては高めの2000円でしたが綺麗な機体だったので良かったです。