第2話 真夜中

ここは四ツ谷のとあるネットカフェ。
ここに峰崎と荒木はいた。
コーヒーを飲みながらインターネットをしている。
「いやー、やっと仕事終わりましたね」
「そうだな」
「やっぱ一仕事の後のコーヒーはうまいッス!」
「・・・それビールの間違いじゃ・・・?」
「え?そうッスか?」
2人の間から笑い声が聞こえる。
「さて・・・」
峰崎は時計を見た。夜中の12時をまわっている。
「オレ、家が田端だが・・・荒木はどこだ?よかったら一緒に帰ろう」
「あ、オレは日暮里です」
「お、近くだな。じゃあ一緒に帰ろう」
そして、2人が席を立とうとしたその時、峰崎の携帯が鳴った。木村弓の「いつも何
度でも」の着メロである。
峰崎は電話に出た。
「はい、峰崎です」
「おい!峰崎、大変なことになったぞ!」
声は、捜査一課の課長だった。かなり焦っている様子だ。
「どうしたんですか?」
「小金井刑務所から、野村が脱獄した!」
「な、何だって!?」
峰崎はあっと驚いた。
「わかりました!すぐに小金井所に向かいます!」
「頼むぞ!」
峰崎は電話を切った。
「荒木、小金井所に行くぞ!」
「は、はい!」
峰崎と荒木は、急いで店をでた。
(こりゃ、今日も徹夜だな・・・)
峰崎は思った。
急いでタクシーを拾い、小金井刑務所に向かった。

小金井刑務所では、野村のいた部屋に、警察官、鑑識などが集まっていた。
峰崎と荒木も、到着し、部屋にはいった。
荒木は、窓を見て、
「ふむ・・・拳銃で壊したんだな」
と言った。

それから2時間、峰崎と荒木は、いろいろ捜索した結果、捜査一課に戻った。

「ご苦労だったな。せっかく仕事が一区切りした時にまた仕事をやってしまって」
「いえ、仕事ですから」
「それもそうだな」
時計は午前3時をまわっていた。窓から見える道路の車の数も、だいぶ減ってきた。
峰崎は、タバコに火をつけて、吸っていた。
すると、
ジリリリリリーーン
電話が鳴った。
「はい、警視庁捜査一課・・・」
課長が電話にでた。
「・・・・・・おい!盗聴の準備を!!野村からだ!!」
「な、何だと!?」
峰崎と荒木は、急いで盗聴の準備をした

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