〜朱雀 ・ 青龍 温泉旅行記―――・・・〜
+++登場人物+++
武 俊角 (角宿)
青龍七星士の角宿(すぼし)。亢徳の弟であり、
青龍の巫女である、唯に恋心を抱く。
唯達の世界に来、現代の若者のようになる。
武 亢徳 (亢宿)
青龍七星士の亢宿(あみぼし)。俊角の兄である。
俊角にとってかけがえない存在。
俊角同様、現代の若者のようになる。
白 花婉 (房宿)
青龍七星士の房宿(そい)。唯等に、「女の子少ないから一緒に温泉へ来てッ!」
・・と、言われ、しょうがなくついていくことに・・
上記の者同様、現代の若者のようになる。
本郷 唯
青龍の巫女。俊角や、亢徳等を連れ、気晴らしに温泉旅行へ――・・
朱雀の巫女、美朱とは「親友」と語れる幼馴染(おさななじみ)である。
美朱とは違い、マイペースで、クールな娘。
夕城 美朱
朱雀の巫女。唯動揺、気晴らしに温泉旅行に行く。
青龍の巫女、唯とは「親友」と語れるほどの幼馴染。
元気溢れる、気の強い娘。
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柳宿(ぬりこ)
朱雀七星士。美朱に誘われ、温泉に一緒に行く事に・・・
翼宿(たすき)
朱雀七星士。温泉旅行に行く。・・と、柳宿の話に誘われ、
温泉旅行に・・・。
宿南 魏
美朱の恋人。美朱に誘われ、一緒に温泉へ・・
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一応、ここまでが登場人物紹介。今日はバリバリ行きます!!
柳宿の小説のほうも、そろそろ、登場人物紹介を入れようと思います!
でわ。続いて小説・・・キツイ・・・?
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第 壱 話 。 一緒に温泉へ――――・・・
「唯ちゃん!唯ちゃん!唯ちゃあ〜〜〜〜〜〜んっ!」
16,7あたりの若い少女がこちらに向かって走ってきた。
「ん・・・?!」
少女が向かう先には、走ってくる少女と同じような背丈の少女がいた。
「唯ちゃあ――んッ!」
あちらから走ってきた少女は、いきなり、こちらにいた少女に抱きついた。
「きゃあぁあ!!美朱ぁ?!こ・・こらあ!離せってばっ!」
こちらの少女は、あちらから走ってきた少女の名を呼び、
彼女を振り払うように、大きく身体を横に振った。
「ねえ!ねえ!唯ちゃん!あたし達の世界に戻ってさあっ・・」
「でぇ―――――いッ!離れんかーい!」
唯ちゃん≠ニ、呼ばれる少女は、大きな声で、美朱と呼ばれる少女に投げかけた。
「あぁっっ!!ごめぇ〜ん。」
「ったく、もお。あんたっていつもそおね。」
「あっ!唯ちゃん、あたしのこと馬鹿≠チて思ってるでしょお〜?」
「あ。ばれちゃった?で。何?なんか用?あたし等の世界の・・なんだって?」
「! 唯ちゃん。実はねっ♪」
美朱は、妙にわくわくした様子で唯の耳に、口を近づけ言った。
「・・・・・・は・・・?何・・?」
「だからあ〜」
美朱は再び、唯の耳元に口を近づけ言った。
「・・・・お・・ぉ・・ぉ・お・・温泉旅行――――ッ?!」
唯は目を丸くして美朱の眼を見た。
「え・・ぇ・・?そんなに驚く事じゃ・・・」
「だって・・あんた魏は?!せっかくなんだから彼といきなよっ!」
唯は妙にあっさりとして、言った。さっき驚いていたのが嘘のように・・
「うん。じゃあ、魏も一緒にv 気晴らしに温泉旅行に♪」
「・・・・・・・う〜ん・・・・分かったわよ。行きゃあいいんでしょ?」
「唯ちゃあーん!やっぱり、君は私の親友だあ〜vv」
再び美朱は唯に抱きついた。
「こ・・コラぁー――!離れんかぁ――――――いっ!」
一方、こちら。倶東国という国の、ある双子の兄弟は・・・
「亢徳(あにき)ぃ〜・・・・」
15あたりの少年が家の窓辺に座ってた少年は、家にいたもう一人の
自分そっくりの双子の兄を呼んだ。
「ん?なんだよ。俊角。」
弟の発言に応えると、俊角という、少年は、
「唯様・・・どこにいるんだろう・・・唯様ぁ・・・」
俊角がしょんぼりしていると、兄の亢徳は、
「こらこら。唯さんのことばっか考えてないで、さっさと、技でもちゃんと磨けよー。」
「分かってるよ。アニキ。」
――――――――――――ヒュンッ!
「! 危ない!俊角ッ!!」
―――ドスッ!
俊角の座っていた、窓辺から、矢がすごい勢いで飛んできた。
「・・・・・・・な・・な・・・な・・なあ・・・」
俊角は足をガクガク震わせた。
「・・・!矢文・・・?!一体誰から・・・」
壁に突き刺さった、矢文を矢から解くと、その手紙を開き、それを亢徳が読んだ。
「・・・・あみぼし・・・すぼしへ・・・・・・・・」
亢徳が読み始めた。すると、俊角が、キレた顔をして、
「・・・ったく・・・誰からだよッ!アニキッ!」
そう言われた亢徳は、ほーぜんとして、応えた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・! 唯さんから・・だ・・。」
その、”唯”という言葉が、俊角の耳にしっかりと入った。
「な・・なにぃぃぃぃぃぃぃぃー―――――――?!唯様からあ―――?!」
バッ!と、俊角は、亢徳から、矢文の手紙を取った。
「唯様ッ!!あ・・!!確かにコレは唯様の字ッ!ああ・・!!この香りは唯様の香りっ!」
亢徳はいまだにほーぜんと眼を丸くして、俊角を見た。
「・・・・お前・・・詳しい・・・な・・」
「ふっ・・・アニキ・・・こんなのとーぜんだぜ!」
(とーぜん・・なのか・・俊角!!)
「読むぞ読むぞっ♪え〜と・・『あみぼし・・すぼし・・げんきだった?ほら。おぼえてる?
あたし。唯!唯だよ。』・・と。」
俊角が、手紙を読んでいるとき、亢徳はつくづくこう、思った。
(・・唯さん・・。一体何故・・なんでなんだ・・?!なんで、矢文なんだっ?!)
「『今さ。美朱と一緒にいるんだっ。んで。角宿、亢宿。ちょっと、あたしのトコ来てくれる?
あんたたちなら、あたし達の気を見つけてこれるはずよ。ね。お願いvv』だって・・・。
・・・ん・・?!って、唯様の所にいけるのかっーーー?!大歓喜―――っvv」
「しょうがない・・・俺が気を探って唯さんと、美朱さんを見つけるっ!」
亢徳は、真剣な顔をして、俊角の眼を見た。