第弐話 Desutiny
「何…ここ…」 麗惶は、今までいた図書館と、似ても似つかない場所にいた。
「うわ…漢字いっぱい…中国かなぁ…?」
「------------------------------」 ある男達が、何かを話ながら麗惶のそばへと近寄って来た。
「おい、こいつ、つれてって売っちまおうぜ」 と、一人の男が言ったのを、麗惶は聞き逃さなかった。
「何!?売る!?冗談じゃないわよ!!」
「…を?聞いてたんなら早い話。ついてきな!」そう言って男は麗惶の腕を強く引く。
「…そう簡単に連れてかれたらたまったもんじゃないわよ!!」
そう言って麗惶はバスケットボールを取り出す。
「ターゲットはあんたらの顔!!いい!?私のシュートを受けなさい!!」
「を!?」
「いいからだまって立ってなさい!!」
「ドカッ!!」と威勢のいい打撃音が周囲に響く……
そして、男達は、とうとう全員倒れてしまった------------------------------
「ふぅ…いっちょ上がりィ!!」
「へぇ、あんた、やるねぇ」
「え?誰!?」
「後ろよ う・し・ろ。いいから後ろ向いてみなって」
「ウ、ウン。」 麗惶は素直に後ろを向く。
「おっし!やっぱあんた変わってるカッコしてると思ったら、飛竜の巫女だねっ?」
「え…どうして?」
「ん?あんた、鏡でも持ってない?」
「あ、うん、持ってるよ。」
「じゃぁ、あんたのその額、鏡で見てみな。」
「……にゃ!?」 麗惶は自分の額を見て驚く。
「なっ♪額に、「竜」の字出てるでしょ?」
「うん……」
「あ、まだ自己紹介してなかったね♪私は「夢桜」(むおう)。よろしくねっv…あんたは?」
「えっと…「麗惶」っていうの…」
「OKvこれからよろしくねっv麗惶v」
「え?何が?」
「やだぁ、私、飛竜七星士よv」
「そうなの!?…で?」
「(ガクッ)っとぉ…あんたは、飛竜の巫女なわけだから、私等七星探し出して、飛竜呼び出すのっ。」
「へ…大変そうだね・・・まぁ、頑張ってみる!!願い叶うんでしょ!?」
「うん…まぁ、ガンバロっ。それが「運命」だしね。」
「うん、頑張る…」
頑張ろう…かけがえのない者の為に…
麗惶は、何かをふと考えていた…
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