9月24日(水) 薬研温泉〜脇野沢

薬研温泉から2kmほど奥に入ったところに奥薬研温泉がある。
その奥薬研温泉に「かっぱの湯」という無料の露天風呂がある。
行ってみると、とてもりっぱな露天風呂で驚いてしまった。
浴槽は大きいし、湯は豊富だ。
あたりの木々は紅葉の準備をしているようで、かすかに色づいている。
「よっしゃ、これから紅葉するでえ」
と気合いをいれているところだ。
紅葉の季節はさぞかし見事だろう。
こんな温泉にただで入っていいのだろうか、
などと思いながら温泉を満喫した。
ここでちょっとした事件があったのだが、
それはまた別の機会に・・・・・・

以前に書いたかもしれないが、
このホームページはわたしが旅先でモバイルギアに打ち込んだ日記を電子メールで友だ
ちのH君に送り、それをH君にアップしてもらっている。
今のところ文字ばっかりで作りがいがなかろうということで、今日旅先で取った写真の
フィルムをH君に送った。
ところが私が撮った写真というのはちょっと癖があって、
多分人が見てもでこでとったものかさっぱりわからないと思うのだ。
たとえば外人墓地に行ったとしても、外人墓地そのものの写真というのはたぶん1枚も
ない。そこから見える海や、その周囲の風景を写しているから、知らない人が見るとど
こだこりゃ、ということになる。
いちいちどこで撮ったかという記録も残していないから、たぶんH君は途方に暮れるの
ではないだろうか。
ごめん。
ここはいっちょH君の手腕を発揮してもらって、
雰囲気がでるようにてきとうに写真を使ってもらいたいと思う。
だから、写真と文章の場所が違うじゃないか、などということは気にしないように。

今日は、脇野沢YHに宿泊することにした。
キャンプの予定だったのだが、10年ほど前にこのYHに来たことがあって、
もう一度泊まってみたくなったのだ。
このYHの魅力は、近くの山で(運がよければ)北限のニホンザルとカモシカが見
られることである。
以前来たときはニホンザルは見られずに、カモシカを3頭見ることができた。
今回はあまり時間がないが、明日の朝フェリーに乗るまでの時間にカモシカを見に行っ
てみようと思う。

YHで、イギリス人のジャンさんという人と知り合った。
ジャンさんは、ガイドブックを作る仕事で日本に来ているという。
もうかなり長く日本にいるそうで、日本語もとてもうまい。
で、最初は日本語でしゃべっていたのだが、いつのまにか英語での会話になってしまっ
た。うーーん。英語で会話するなんて何年ぶりだろう。
自分の語学力のなさを再確認してしまった。
ジャンさんはこの後京都に行くというので、京都の居酒屋やバーを何件か紹介した。
はたして役に立つのだろうか・・・・・

本日の走行距離 80.61km
宿泊地 脇野沢ユースホステル





うしろから、「ばばんばばんばんばん」
というなつかしい曲が聞こえてきた。
なんだと思ったら、バスが鳴らしていたのだ。
自由乗降区間でバスが来たことを知らせるために音楽を鳴らしているのだ。
しかし、もうちょっとなんとかならんか。