「しまばら水屋敷」


12月2日(火) 長崎県島原市 曇りときどき晴れ

寒い。 この冬一番の寒波が来ているという。
キャンプして凍死したら困るのでユースに連泊することにする。

「しまばら水屋敷」というところへ行く。
ここは、明治時代に建てられた家を開放していて、座敷で休憩したり、ここで売られて
いるコーヒーを飲んだり、ぜんざいを食べたりできる。
庭には鯉の泳ぐ池があり、湧き水が毎秒50リットルも湧いていると言う。
私はざんざいを注文し、座敷から庭を眺めた。
雲の流れが早く、晴れたり曇ったりするたびに庭の表情がかわるのがおもしろい。
ご主人がストーブをつけると、どこからともなく猫がやってきて、ストーブの前で昼寝
を始めた。
実に気持ちがよさそうだ。いびきまでかいている。
猫がいびきをかくのをはじめて聞いた。
私は猫の横でストーブにあたりながらぜんざいをいただいた。
とてものんびりした、そして幸せな時間をだった。

島原といえば「具雑煮」ということになっているらしい。
名前から想像するに、具のいっぱい入った雑煮なのだろう。(そのままやな)
雑煮好きの私としては放っておけない。
商店街にある「銀座食堂」というところで、この具雑煮を食べた。
土鍋のふたをあけると、5つのおもちが見える。
そのもちの下にはしをもぐらせると、いろいろな具がでてくる。
高野豆腐、かまぼこ、鳥肉、卵焼き、あなご(?)、春菊、れんこんなどなど。
個人的には雑煮に合う具と合わない具があるように思うのだが、雑煮自体が好きなので
、許してしまおう。
ところで、私は「ごはん付き」というのをたのんだのだが、ちょっと雑煮にはご飯はあ
わない。しかし、雑煮だけでは腹いっぱいにならない。
なんとかならないものだろうか・・・・

本日の走行距離 0.00km
宿泊地 長崎県島原市 島原ユースホステル