「旅の家計簿をひとつ」


11月19日(水) 高知県窪川町〜高知県西土佐村 晴れときどき曇り

朝4時頃眼が覚めて、腕時計についている温度計を見ると3度だった。
明るくなって外に出てみると、テントも自転車も真っ白。びっしりと霜がついている。
あまりにみごとなので笑ってしまった。
思わず写真を一枚。
コッヘルの中に入っていた水も、完全に氷になっていた。
ラジオによると、明日の朝はさらに冷え込むそうである。
生きて明日の朝を迎えることができるのだろうか・・・・

今日は天気もよく、風もほとんどなく、しかもゆるやかな下り坂が続く。
脚に力を入れなくてもすいすいと進んでいく。
そして、四万十川は「最後の清流」と呼ばれるだけあってとても美しい。
この旅に出て最高の日ではないだろうか。
と、思っていたら、なかなかそうはいかない。
目的地まで後10kmぐらいのところで、突然「工事中、迂回せよ」。
そして、この迂回路がたいへんな坂道だったのだ。
かなりの急坂で、ほとんど自転車を押してのぼった。
はるか眼下に、自分が走るはずだった道がみえる。
「ああ、いまごろあそこをすいすいと走っていたはずなのに・・・」
とほほ。

いきなり新企画「旅の家計簿」第1回
「一日いくらぐらい使ってるの?」とよく聞かれる。そこで、1週間ほどの間私の家計
簿を公開してみようと思う。
11月19日
りんごパン、牛乳(パン屋「麦の穂」にて、おやつ用)  250円
いなりずし、たまごやき(大正町のスーパーにて、昼食用)438円
カメラ電池代(大正町のカメラ屋にて)      1800円
とうふ、紅茶(江川崎のスーパーにて、夕食、朝食用)  262円
キャンプ場                      315円
合計                        3065円 
<自己評価>
カメラの電池はちょっと大きいが、これをのぞくと1200円程度とまあまあだ。
おやつのりんごパンは余計だが、焼きたてでおいしかったのでよしとしよう。

本日の走行距離 55.62km
宿泊地 高知県西土佐村 四万十ひろばキャンプ場