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2003年6月29日(日)
梅雨の晴れ間。さわやかな天気に誘われて、早朝、散歩にでる。 世に「念写」ということばがあって、シャッターを切らずにフィルムに像を残すことをいうのだが、これとは反対にフィルムを装填せずにシャッターだけ切る、そういう写真行為もあるかな、と歩きながら考える。この場合は、フィルムに像を定着するのではなく、脳に直接像を定着するのである。これはこれで一つの達人の境地かもしれないな、とどうでもよいことを考える。今の自分はそういう境地には遠く、ひたすらフィルムを詰め込み、無駄なシャッターを切る毎日である。年齢を積み重ね、そういう境地になることがあるやもしれぬな、と思ったりするが、その場合、きっと痴呆の一症状ととらえられ、周囲の嘲笑を誘うことになるんだろうな。あるいは、フィルムを買うお金がなくなって、最後に残ったたった一台のカメラを抱いて歩き回り、空シャッターだけを切っている寂しい老人の姿か・・・。いずれにしてもあまりよいイメージではないが、これはこれで一つの粋ではないだろうか。考えすぎか・・・。 久しぶりの日記更新。暇なのかというとそうではなくて、忙しいときに限ってこういう何の役にも立たないことに気持ちが向かってしまう。これは悪い癖だが・・・。 今日は甥っ子の7歳の誕生日。京都のアバンティの書店でお祝いの本を購入。そのうち1冊は最近甥っ子が凝っている将棋の本。いくらがんばってもじいちゃんに勝てないので「将棋の攻略本やで。これでじじを攻略しいや」といって渡すと、熱心に読んでいた。「鬼手(きしゅ)ってなに?」ときかれて返答に困る。我々の浅い知識など、そぐに超えてしまうのだろう。 |
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